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【日記】コンクリート、一歩目、頭痛

日記。

2024.01.04
しんどかった。扁桃腺が腫れている。旅行で泊まったホテルがコンクリートのお部屋だった。コンクリートの壁は冷たくて、冷気が染み出てくる。これは比喩ではなくて、暖房を32度にしていたのに全然暖かくならず、その分お部屋は乾燥した。その結果、のどの調子が悪くなってしまった。今後、コンクリートのお部屋には住みません!!今回気づけて良かった。もう書くことがないから、どうしよう...好きな本とその理由をつらつら書きます。1冊目、辻村深月『盲目的な恋と友情』。辻村先生の作品を何作か読んでから読んで欲しい一冊。The・辻村作品とは真逆のテイストで、ギャップがある。普段はお茶目でかわいげのあるメンズ韓国アイドルが、ラップ調の曲でゴリゴリに、クールに歌って踊る感じのギャップ。でも辻村先生の作品の雰囲気は確かにあって、いい。わたしはすごくすきです。この作品にでてくる“シューマンの交響曲第一番 変ロ長調<春>”を聴いていた時期が、わたしにはありました。2冊目、千早茜『わるい食べもの』。シリーズもののエッセイ。連載中なのでぜひ。1作目はわたしがエッセイに手を伸ばすきっかけになった一冊。千早さんの文章は五感の表現がピカイチで、なかでも食事のシーンが傑出しているように思う。わたしのすきな街ランキング暫定一位の京都も出てくるから、読んでいて楽しい。千早さんは洋菓子や和菓子がすきで、たくさんのお菓子がでてくる。同じお菓子好きとしてはテンションが上がる。また読み返したい。とりあえず、今日はここまで。


2024.01.05
体調がすぐれない。やらないといけないことがたくさんあるけれど、体調を言い訳に逃げてしまう。“そんな自分が嫌”という感情を動力に、英単語を覚えるというタスクは遂行できた。何事も始めてしまえばノッてくるのだけれど、いつも一歩目がどんより重い。2024年は直していきたい、この部分。
今日も書くことがないから、本について書く。わたしは本を読むとき、カバーを外して読む。つるつるの表紙よりも神の手触りがして落ち着く。違う、紙。移動するときはブックカバーに入れるけれど、移動中に読むときはブックカバーも表紙も外す。わたしは特に気にせずこうしているけれど、友人に珍しがられた。わたし以外にも結構いると思うけれど。読書のときのこだわりはあと2つ。まず、できるだけ続けて読み切ること。長編なら厳しいこともあるけれど、小説のなかに入ったままあとがきまで堪能したい。読書中断後に「あれ?今どんなシーンだったっけ?」となるのが嫌で、期待が大きい小説は特に、長時間を確保しないと読めない。最後のこだわりは、気に入った表現をメモすること。わたしのiphoneのメモに、“high senseなsentence 文学編”というものがあり、これに書き溜めている。日記に書くことがない日は、ここからいくつか抜粋する日も作りたい。今日も1つ。


都合のいいときだけ信じるわたしのかみさま。

柴沼 千晴 『犬まみれは春の季語』


2024.0106
頭痛がひどすぎる。バファリンが効かない。

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