日本の英語教育

本日は、センター試験が全国で行われましたね。

私自身、大学入試を経験し、実際にセンター試験も受けています。

私は大学生として、勉学に励む傍ら、
塾の講師として、中学生や高校生に英語を教えています。

私が中学生の時や、高校生の時には、勉強をする意味など
見出さず、受験に受かるためだけに勉強をしていました。

この記事では、日本の英語教育に焦点をあてて、
私が少し語りたいと思います。

大学生になり、塾で英語を教える傍らで気づいたことも多々あります。

これから、私の意見に耳を貸してもらえると幸いです。

まず、日本の英語教育は詰め込み過ぎで、
いろいろなことを教わる割には、
英語が使いこなせていいない気がします。

私は、去年の秋にお隣の韓国に友人と旅行に行きました。

私の友人は日本語しか話せませんし、
私自身も日本語と英語しか話せないので、
旅行に不安を感じていました。

しかし、韓国について、いろいろな人と会話をする機会があり、
会話をした人は、日本語もしくは英語が話せる人が多いことに、
かなりの驚きを感じました。

私のような、20代で、カフェでバイトをしているような普通の人でも
英語が話せる人が多かったですし、

言い方は悪いですが、おじさんのような人も、
商売のために日本語を使いこなしていました。

では、日本ではどうでしょうか?

普通にアルバイトをしている学生が
外国人のために英語で接客する人はほとんどいないのが現状でしょう。

多くの日本人は中学、高校と英語を勉強し、大学受験でも、
ほとんどの大学が試験で必要とされています。

約6年間英語を学び、多くのことを学びます。

英検2級を取るために覚える単語は4000語くらいと聞いたことありますが、

こんなに多くの単語を覚えているのにも関わらず、
すべての単語を使いこなし、英語を話せる人は多くありません。

つまり、私たちが英語を学ぶために費やしてきた、
多くの時間はあまり意味がなかったものと言えます。

私が思うに、日本の英語教育は、インプットばかりに時間をかけ、
アウトプットに時間を使わないため、
英語が使えない人が多くなってしますのだと思います。

アウトプットをする機会を授業でもっと取り入れたほうが良いと思います。

しかし、今の英語の先生のレベルでは、少し厳しいというのも現状です。

確かに、優秀な学校の先生もいますが、
英語が話せるように導いてくれる先生は多くないと思います。

私が高校生の時に、英語を教えていた先生は、
Appleの発音すらまともにできていなかったです(笑)

これらの原因から日本の英語教育は問題が多いと感じてします。

しかし、良い面もございます。

日本の入試制度は勝ち負けがはっきりしていて、
優秀で学費の安い大学や高校を目指す過程で、
努力の大切さや、努力の意味を教えてくれます。

高校受験でも、大学受験でも英語は必ず必要です。

しかし、受かるために、どのくらい努力すればよいかは、
ネットで偏差値を調べれば、明確にわかります。

私自身、中学2年生までの成績は最悪でしたが、
勉強する意味も分からずにいました。

しかし、塾の先生が
「とりあえず行きたい高校に受かるために、勉強をしなさい。」
と仰ってくれて、必死に勉強して、志望していた高校に受かりました。

目標が明確で、努力をすること必ず成果がでることを受験で理解しました。

大学受験は失敗しましたが、高校受験で努力の大切さを知り、
TOEICの勉強をして高得点を取り、
就職活動でも準備を怠らずにした結果、
志望の企業に内定をもらい、今年入社する予定です。

このような理由が、私が良いと感じている点です。

人生には様々な困難がありますが、若い頃に困難に立ち向かうことは
人生を豊かにするうえで大切です。

一度や二度、失敗することはあるかもしれませんが、
諦めずに挑戦することで道が開けるはずです。








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