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交流会で素敵な出会いを引き寄せる方法~自営業の生き残り方を考える会~
求人広告のコピーライターを経て、IT系メガベンチャーと博報堂系広告会社の広報部立ち上げに携わり、今は小さな広報コンサルティング会社リープフロッグの代表として「広報部立ち上げ支援」をしている松田純子と申します。現在、「小さな会社の広報大戦略」(日経BP)が発売中です。
突然ですが、広報業を行う松田の個人的な趣味は、「観察」と「考察」と「執筆」です。笑 (๑´ڡ`๑) 今回はこの趣味の一環として、“自営業の生き残り方”をテーマに最近気づいたことを書きたいと思います。
■自営業仲間の「仕事の見つけ方」を観察してみた
上記にも書いた通り、松田は一人社長の小さな会社を経営しています。つまり自営業なんですが、同じような一人社長、個人事業主の自営業仲間と時々情報交換をします。
そのなかで必ず話題に上がるのが、「どういうきっかけで新規の仕事が始まるか?」という話。これまで松田が聞いたことがあるのは大体以下のようなものです。
【私の周りの自営業者のよくある顧客獲得方法】
① 業務発注プラットフォームの利用
② SNS発信を見てご連絡をくれた
③ 知り合いの紹介
④ 前職の繋がり
⑤ 自身が主催した講座やセミナー参加者からのお問い合わせ
⑥ 営業(HPや人に直接提案)
⑦ 会社(個人)HPからのお問い合わせ
⑧ 交流会での出会い
仕事の獲得方法で最も有名なのは、①のプラットフォーム活用だと思います。しかし、プラットフォームは誰でも利用しやすい反面、どうしてもライバルが多くなります。価格競争にも陥りやすいかもしれません。
その意味で、私がお話を聞いたことのある方は①に加えて②~④をよく活用されていると感じました。一方で、個人事業主や一人社長のような小さな会社で、⑦の「営業」を上手く行えている方は意外と少なかったです。(6年で1回しか聞いたことがない汗)
売り込む商品・サービスにもよると思いますが、個人事業主、一人社長となれば多くの場合は知名度や社会的な信用が低く、直接営業はしにくいのかもしれません。私自身も、起業前は「バリバリ営業するゼイ!」と思っていましたが、実行したのは一度だけです。(๑❛ڡ❛๑)汗笑
■仕事獲得の“勝ち筋”は思った以上に千差万別
そして、面白いな~と思うのは、当然と言えば当然ですが、人によって得意なアピール方法(勝ち筋)が全然違うこと。それぞれの人が、他人から見たら“あり得ない”やり方をさらりとやっちゃうのです。まぁ、やれるから生き残っているんでしょうけど、そのやり方は本当に千差万別!!
SNS発信が得意な人もいれば、自分で講座を作って情報発信をするのが上手い人、営業が得意な人、人との繋がりを引き寄せるのが上手い人などさまざまです。
松田はXがかなり不得意で本当にどうでもよいつぶやきしかしていませんが(汗)、個人でも何千、何万人もフォロワーがいる人もいます。
営業が上手い方もそうですが、私から見たら「いったい全体どうやるの?? (。´xω×)」と思うことを得意な人はサラリとやってのけます。
しかし、松田はXは不得意ですが、文章を書くのが好き&比較的得意なのでnoteやメディアへの寄稿や連載、書籍出版、講座運営などを通して自社を知ってもらっています。
つまり、営業の”勝ち筋”に一つの正解がある訳ではなく、むしろ自分がやりやすい方法なら何でも良いと言えるのです。
【自分に合った営業手法の見つけ方】
・どんな方法があるのか周りに聞く、調べる
・自分が好き&得意なやり方を見つける
※話すのが好きなのか、書くのが好きなのか、SNSが好きなのか、リアル
の場が好きなのか、など
・継続して情報発信をする
※好きな方法だと続けやすい!
※これ、まさに立ち上げ(Efectuation)期の企業のマーケティング、広報の話と一緒ですね※
■素敵な出会いができる交流会の条件
で、やっと本題です(笑)
実は松田は、交流会で仕事上の素敵な出会いをすることが得意だったりもします。
【松田がビジネス交流会の参加から得たもの】
・気の合う友達
・相乗効果のあるお仕事仲間
・ゆるやかなたくさんの繋がり
・複数の案件
・書籍出版の機会
※出版経緯はこちらの記事に詳述
自分でも「何かあるのかな!?」というほど素敵な出会いが多いので、「何があるのか」を改めて考えてみました。
【松田が参加する交流会の種類】
・業界(広報、PR、マーケ、メディア関係者)の交流会
・Peatixなどでたまたま見た交流会
・友達に勧められた交流会
・英語で飲みニケーション(Web媒体「クーリエジャポン」が主催)
実は、参加する数自体は多くありません。松田はお酒が飲めず、交流会が大好きという陽キャタイプではないです。
※参考
なんとなく、ピンと来るものに参加するのが私なりのルール(そりゃそうだ)なのですが、そのピンと来る条件とは何か!?
それはズバリ・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1720749316315-NVWPlR8z9J.png?width=1200)
自営業になってからかれこれ6年くらい、さまざまな交流会に参加してきましたが、ビジネス系の交流会に来る方は皆さん仕事が好きでやる気満々の方が多いです。
それは参加のハードルが高ければ高いほど言えると思います。「無料で〇〇が簡単に学べる会」「〇〇業界担当者の名刺交換会(飲み会)」的なものは、比較的幅広い方が参加しています。こういうのも楽しいですが、先ほど言った通り松田は陽キャじゃないのでそこまで行きません。
■交流会が素敵な出会いに繋がった理由
しかし、例えば、自社(自分)のピッチがある交流会、参加費1万円以上の講座、英語で時事問題をディスカッションする会、課題図書がある読書会、などに来る方のやる気はレべチ(本気)です。(~'ω' )~ レベチ
こうした会の参加者は仕事の優先度が高い人が多く、マニアックで色んな話をするのが好きで、新しい人との繋がりや自分が有意義だと感じるコラボレーションに非常に積極的だと感じます。
もしかすると松田自身がオタクでこうした“マニアックな会”を選んで参加してきたことが、仕事上の素敵な出会いを後押ししてくれたのかもしれない……と感じる今日この頃です。
また、こうした交流会の良い所は、その人の人柄やスキル(得意領域)を直接知ることができる点です。
![](https://assets.st-note.com/img/1720749612631-3s5Iz9HlMo.png?width=1200)
つまり、
![](https://assets.st-note.com/img/1720751420239-ld0VZthW0E.png?width=1200)
これら2つの条件を満たした交流会に参加し、自分の特長やビジネススキルが自然と相手に伝わることで、仕事上のセレンディピティが生まれたと言えると思います。
改めて自分で言語化してスッキリしました。笑
以上、松田が自営業仲間と自分を観察&考察した結果を執筆してみました!また、何か思いついたら書こうと思います。
※過去の参考記事
今回も最後までお読みいただきありがとうございました! ꕤ(ꈍ؎ꈍ)
ちなみに、松田の本業は以下となります。広報支援サービスのほか、寄稿、登壇などのお問い合わせもお待ちしております。
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