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【限定公開】私の体験談「 書籍の企画、執筆、出版、PRの流れ 」

求人広告のコピーライターを経て、IT系メガベンチャーと博報堂系広告会社の広報部立ち上げに携わり、今は小さな広報コンサルティング会社リープフロッグの代表として「広報部立ち上げ支援」をしている松田純子です。広報時代も含めたライター歴はかれこれ20年ほどです。
 
こちらのnoteでは、企業の広報担当&広報コンサル、執筆経験を生かして、広報活動をしたいと考えている小さな会社の経営者や広報担当者の方に役に立つ情報や読みやすい文章を書くコツなどをシェアしています。


 
今回は、企業の広報担当者時代、および独立してリープフロッグ合同会社を設立して以降に携わった2冊の書籍の企画から出版、出版後のPRの流れについてシェアしたいと思います。


 
1)広報担当者&裏方ライターとして携わった書籍
書籍名:「新ヒットの方程式」
出版社:宝島社
出版日:2017年11月17日
著者:スパイスボックス 取締役副社長 執行役員 物延秀 (当時)


2)自身の著作
書籍名:「小さな会社の広報大戦略」
出版社:日経BP 日本経済新聞出版
出版日:2024年2月15日
著者:リープフロッグ合同会社 代表 松田純子
株式会社SPRing 代表取締役 高橋ちさ


■はじめに

 
今回の記事は、会社の代表などの本や自身の本を商業出版(※)したいと考えている方向けの参考として書いたものです。松田自身が企業の広報担当でしたので、「自社の本を出したい」と上から無理難題(?)を押し付けられている(?)広報担当者の方もいらっしゃるかと思い、何かの参考になるかなと思って書いてみました。書くからにはそれなりに生々しい情報と自分の忌憚のない見解も書きたいと思い、この情報が必要な限定的な方向けに有料で公開いたします。
 
(※)出版社の費用で出版する一般的な出版方法。このほか、自費で出版する「企業出版」や出版エージェントを通した出版などいろいろな方法があるそうです。
 
ただし、書籍出版を目指す方の関心事として大きいであろう、「どうやって出版社に売り込んだのか?」については自分の経験は記載しておりませんので、あらかじめご了承ください。
 
なぜなら2回ともこちらから戦略的に売り込んだわけではなく、出版社からお声がかかった(自著はちょっと特殊な状況 汗)のがきっかけだったからです。「出版社への売り込み方法」については、自分のケースを説明するとともに交流がある書籍編集者の方、ビジネス書の著者に聞いた情報を追記しています。




以下、17000文字ほどありますが、それに加えてA4で10ページ分の実際に私が出版社に提出した本物の企画書も掲載しています。

長編ですが、ご興味あれば手に取ってみてください♪


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