leaf_strike(りいふ)

Instagramでランチメニューを紹介しています。 noteでは、その美味しさと満足…

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Instagramでランチメニューを紹介しています。 noteでは、その美味しさと満足の周りで起きていた「あれこれ」を感じたままに。

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百考は一食に如かず

つけ麺は邪道だと思っていた。 当時私は「ラーメンの魅力は、麺とスープのハーモニーだ」などと知ったかぶりをしていた。 それを頭をぶん殴られるほどの衝撃で目を覚まさ…

学生の頃は親と行動するのが嫌で嫌で。

当時は「マザコン」という言葉が横行し、両親といると揶揄される風潮にあった。 「マザコンと親孝行は何が違い、どこに線引きをするのか?」と言い返すのが精一杯。自分自…

あると嬉しいもの。

チャーハンや、焼きそば、カレーライスに付けて下さるスープ。刻みネギが散っている程度が侮れない。「次回はここで麺類を頼もう」と決意するほどの出会いに驚くことがある…

「味噌ラーメン」と言えば、野菜たっぷり。

それが当たり前の地域に育った。 何処に行っても地元ほどの野菜たっぷりには出会えない。地元に帰らなければ食べられない野菜たっぷりの「味噌ラーメン」。 地元から離れ…

ランチガチャ

朝から昼までの間、何をランチに食べようか決まらないことがたまにある。何をイメージしてもピンとこない。和洋中、麺類、ご飯もの、粉もの系。食欲はあるのに決まらない。…

湯気に包まれたスタートライン

お店に入る前の心得として「店外のアルコール噴霧器を利用してください」に従いつつ、扉を開ける。 なんとなく「山猫軒みたいだなぁ」などと、いつものように空想をしつつ…

百考は一食に如かず

百考は一食に如かず

つけ麺は邪道だと思っていた。

当時私は「ラーメンの魅力は、麺とスープのハーモニーだ」などと知ったかぶりをしていた。

それを頭をぶん殴られるほどの衝撃で目を覚まさせてくれたのは、福島県郡山市にあるお店。

「つけ麺は何となく敬遠しており、食べたことがない」と話す私を、上司はその地域の名店に連れて行ってくれた。

そしてたった一食で価値観を変えられてしまったのだ。つけ汁をスープで割って飲む。新しい

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学生の頃は親と行動するのが嫌で嫌で。

学生の頃は親と行動するのが嫌で嫌で。

当時は「マザコン」という言葉が横行し、両親といると揶揄される風潮にあった。

「マザコンと親孝行は何が違い、どこに線引きをするのか?」と言い返すのが精一杯。自分自身も気恥ずかしいものだから、一層語気が強まって喧嘩口調になったものだ。

それから数十年が経過し、親も自分もそれなりに老けた。

今となっては「マザコン」という言葉も耳にしなくなり、家族といることが当たり前の時代になったと思う。震災以降は

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あると嬉しいもの。

あると嬉しいもの。

チャーハンや、焼きそば、カレーライスに付けて下さるスープ。刻みネギが散っている程度が侮れない。「次回はここで麺類を頼もう」と決意するほどの出会いに驚くことがある。

あると嬉しいもの。
焼きそばやハンバーグに乗っている目玉焼き。メニュー写真にあると目が釘付けになる。私はどちらかと言えば、蒸し焼きにされた黄身の上が白くなっているものが好きだ。だから映画「天空の城ラピュタ」も好きだ。

だから焼き

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「味噌ラーメン」と言えば、野菜たっぷり。

「味噌ラーメン」と言えば、野菜たっぷり。

それが当たり前の地域に育った。
何処に行っても地元ほどの野菜たっぷりには出会えない。地元に帰らなければ食べられない野菜たっぷりの「味噌ラーメン」。

地元から離れている時はずっと思い焦がれていた。

あの頃は気づけなかった。
他所の地域で言う「味噌タンメン」が私の思う「味噌ラーメン」であることに。

数年は損した。

Instagram 2022/02/01
pic 麺屋壱番 特製味噌ラーメン

ランチガチャ

ランチガチャ

朝から昼までの間、何をランチに食べようか決まらないことがたまにある。何をイメージしてもピンとこない。和洋中、麺類、ご飯もの、粉もの系。食欲はあるのに決まらない。

そんな時は決めるのを諦めて、日替わりランチがあるお店にすることにしている。しかも曜日変わりで決まっているのではなく、今日は何を提供しているのか、店に行かなければ全く知りようがないお店にする。

そうなると道中は、ワクワクがとまらない

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湯気に包まれたスタートライン

湯気に包まれたスタートライン

お店に入る前の心得として「店外のアルコール噴霧器を利用してください」に従いつつ、扉を開ける。

なんとなく「山猫軒みたいだなぁ」などと、いつものように空想をしつつ着席。次は何を「指示」されるのか・・・とあるはずの無い「指示」を期待して周りを見渡すと先客がカウンターに座っていた。何やらスマホを真剣に見ている。目が鋭い。

一方自分はといえば、お冷を頂くのも待たずに、来店前から口の中を調整してきた希望

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