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ADHDチェックリストをやってみる


 前回、こんな記事を書いた。

 簡単に言えば、学業を修められるかなどへの不安が高まりモー限界だ、発達障害(ADHD)か否かを大学の診療室で一度診てもらうつもりですという記事である。

 で、診療室から問診票をもらってきた。
 ADHDチェックリスト、「躁の質問紙」、今の心身についてのチェックリスト、性格とかについて詳しく書くやつ。これらを診察の日までに書いておいて、持っていくことになる。まさか数種類あるとは思わなかった。
 今日は一気にやるのは難しいのでADHDチェックリストだけやってみる。

 しかし、前回深刻な記事を書いたのに覆すようだが、私自身は明確なADHDではないと考えている。こうやって自覚して考え込んでる時点で何か違う気がする。それより本質的な問題が何かある気がする(後述)。なのでどう診断されても、それは正直どっちでもいい。ただ客観的な意見を聞いて、少し安心したいだけだ。


 さてチェックリスト。最初の質問がこれ。

 「物事を行なうにあたって、難所は乗り越えたのに、詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか。」

 すでに意味が分からない
 以前自分で検索してみたときも思ったが、この質問は本当に分からない。あるようなないような、という感じである。できれば具体例を提示してほしい
 とりあえず似たような経験を思い返してみる。「締切数分前にどうにかレポートを仕上げたが焦りでファイルのアップロード方法が分からなくなり結局時間切れで単位を落とした」。「プレゼント目当てでパズル雑誌を買い、難問が解けたのに締切がまだ先だからと応募ハガキを出さずにそのまま忘れた」。
 なんか質問の趣旨とはズレてるよな。でも難所は途中にあるものじゃなくて、難所=詰めじゃない?と思ってしまう。だからズレがあるのか。
 念のため「時々」に印をつけ、診療の際に意味わかんなかったですと言おうと思う。

 「計画性を要する作業を行なう際に、作業を順序だてるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか。」

 これは常にそう、だと思う。優先順位つけるのも得意じゃないし。
 大学での課題レポート。まず資料集めをして、それらを読んで、引用しつつ自分の意見もまとめて、書くということになる。だから本来なら「今日はこの資料を調べる」「今日はここまで書く」「この日までに完成させる」というふうに計画を立てれるのが理想だろう。
 しかし、それをどうメモ(?)に起こせばいいかが難しい。「綺麗にまとめなくちゃだめだ」的な意識がある気がする。あとは、自分が読んで理解する、また書いて完成させる、という行為にどのくらい時間がかかるかがそもそも分からないためである。
 しかし計画するならば計画通りにやりたいし、もし「やっぱ今日はこれだけ」など変更があればその後がズレていくだろうから面倒だ。よって「作業を順序だてる」ことは難しい、あるいは難しく考えすぎている。
 
というか避けているのかもしれない、完璧主義ゆえに

 ・・・ここまで、理解できない人からしたらほんとに変なこと書いてる気がする・・・。

 「じっくりと考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることが、どのくらいの頻度でありますか。」

 いつもそう。これが本当に困ってる。


 他にも色々な質問があった。答えるの難しかった。なんか、私の言葉の解釈が合ってるかも分かんないし。

 でもトータルで見ると、全く当てはまらないものの方が多かったからやっぱり違うのではないかと思う。課題などを先延ばしにするのは私の場合、自分にできるかどうか分からなくて不安だからだと思うし。いや不安を感じやすいのも一症状なのか?
 
 そして完璧主義という問題が改めて浮き彫りになった感がある。冒頭で「本質的な問題」と書いたが、不安と完璧主義がそれにあたるのか?
 こんなふうに考えるのは香山リカのこんな記事を見つけたから。私自身は「あなたは発達障害です」と絶対言ってほしいわけではないけど、なんかしっくりきた。結局は性格の問題なのかもしれない。っていうのも診察で言ってみよう。

 
 しかしやっぱりこういう場で文章にしながらだと分析がしやすいな。


【今日のおすすめの】

 見てください見てくださいキングオブコント2021を(まだTVerで1週間は見れるから!)。

 笑いと人間存在への愛に満ちた温かいコントを繰り広げた決勝進出者たち。重責と難しい審査に悩みつつ最後まで的確・丁寧な批評を伝えた新審査員たち。今年は本当に最高でした
 今まではこういう賞レースって、楽しみつつも、多かれ少なかれ終わってからモヤっと残るものがありました(あのネタの言葉選びはちょっと、とか、あの審査は納得いかない、とか、あのコンビ滑りすぎ、とか)。今年は一切それがなかった。ただただ、よかったねぇ、で終われた。素直に全組たたえたい。

 こういうのを見ると私もお笑いの道に・・・って未だに考えちゃいますね。 


 

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