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無防備になれ

8.10

足元です。

夏休みですね。

皆さま満喫されていますでしょうか?

私はつい先日1泊2日の旅に出ました。箱根です。

目的地はとくに決めませんでした。

ただ目的はありました。

感性を磨くため”です。

たくさんの発見と驚き、そして今までの自分と向き合えました。

小田原駅を降り、バスに乗ります。

少し行ったところで降りようかなと思っていました。

しかし、そこは気の向くままに…最終地点まで乗っちゃいました。

そこで見つけたのは、派手なおばちゃんが店長のワカサギ定食があるお店でした。
少々高めの定食を頼み、ワカサギのフライを味わいました。
芦ノ湖産の魚の美味しさは絶品でした。
ふとこぼれた「美味しいなぁ…」の声。最近食べるときはもそもそと黙って食べるだけでした。味わって料理をいただき身に染みさせる大切さを実感できました。

そこからは森を歩きます。ただただ歩くのみです。約30Km歩きました。
歩道はものすごく狭く人1人分あるかないかぐらいです。
前を歩いている4人家族も同じように歩いていました。楽しそうに歩く姿は私の表情をゆるませます。
歩く中で多くの発見がありました。
ほとんどは“自分”についてでした。
「私はこんなものや環境に心が動くのか…」と。
心が震えたらすぐに行動するのが私の癖です。近づき、匂いを嗅ぎ、触ってみる。写真に撮ったり、検索もしたりしました。ほとんどが植物でした。
そのほかにも猿島にもあるようなファンタジックな古めかしい歩道や普通の紫陽花とは比べ物にならないほど小さな紫陽花「タマアジサイ」などもありました。
心の声は「すげーーー!」と声に出しません。ただつぶやくだけでした。「いいなぁ、これ」「これけっこう好きかも」こんなもんです。
そんな私はとても“無防備”でした。

本を読む時間もゆっくりととれました。
友人から紹介していただいた『いま、ここで輝く』
カリスマ教師のイモニイこと井本陽久先生の姿を綴った本です。


今の自分と重なるところが多く、向き合うヒントをくれました。

夏休み前は、
「教師らしくあれ」
そう無意識に思う自分がいました。
学校で、家で、教師らしくいなければと思うわたしがいたのです。
そんな私は昨年6年生から「足元先生は笑っていない。」と言われました。
先輩からは「楽しんでない。」と言われました。

教師らしい私は私ではなかったのです。
苦しかっただけでした。

そんな私が笑顔で楽しく子どもたちの前に立てるはずがありません。

だから、一度無防備になろうと決めました。

素直に、心のままに自分と向き合おうと決めました。

教師らしくない私はまだ発掘途中です。

教師という鎧を装備した私は変に硬いです。
カチカチです。

剥がすのはもう少しかかりそう。

でも、自分という1人の人間と向き合えています。
私は何が好きで、何が楽しくて、何に笑うのか。
何をやりたくて、何に感動するのか。

イモニイは著書の中でこう言っていました。

先生自身のキャラを出さないと。それは作られたキャラじゃないよ。あなた自身というキャラを出すことで初めて生徒は信頼や尊敬を抱き、寄せるんだから。」

本能のままに、そして無防備な私と対話をしていきます。
たくさんの体験をこなしていきます!^_^

今週の予定は
・海でsup
・パラグライダー

です!

感性を磨いていきます!

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