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Rome Wasn't Built in a Day_発展篇

週1ルーティンのランニングで

レマン湖沿いのコースを走る時は必ず

IOC_ #国際オリンピック委員会

竣工して間もない #サステイナブル が売りの

通称「オリンピックハウス」を外周しています

その周辺の公園の中には、遺跡のようなものが点在していることを

走りながら気付いてはいたのですが

つい先日、その中に説明書きを見つけて

#ローザンヌ _"Lausanne"という地名は

ローマ帝国時代に名付けられた

"Lousonna"に由来することを知りました

古のローマ人も、この地の美しさに心奪われ

住み着き、街を形成し、時は流れていつしか

#スポーツ を通じてよりよい世界を創る

#オリンピックキャピタル へ変貌したのかと想うと

この由緒ある場所へ辿り着くために

長期間にわたって没入していた #英語学習

無意味ではなかったと誇りに感じるのです

4. Speaking_スピーキング

日本人が不得意と見做されがちな #スピーキング について、 #ライティング 同様、 僕は #スポーツ界 で働いているなかで、電話でも対面でも英語を使う機会がしばしばあったことから、そこまでの苦手意識はなかったものの、よくよく振り返ってみると、アメリカやイギリスなどの英語ネイティブスピーカーとのネットワークがほとんどありませんでした。言い換えると、話す相手はヨーロッパ本土の人やアジア人_英語を第2言語として扱う人たちばかりでしたので、僕の文法や語彙力が無茶苦茶であっても、相手の高い想像力や理解力、あるいは第2言語スピーカー同士で起こり得る、お互いに云わんとするニュアンスを必死に汲み取る姿勢のおかげで、なんとかコミュニケーションができていたのです。つまるところ、 #IELTS を始めたことをきっかけに、自分のスピーキングの弱さを思い知ったのです

このスピーキングのモデュールで、いよいよIELTSの試験が締め括られるわけですが、スピーキングの日程だけ他の3モデュールと異なって受験者が選択することができます。同日土曜の午後か、翌日の日曜のいずれか、申込の段階で選ばなければなりません。経験上、土曜日を希望する人が多く、枠が埋まると希望が叶わないこともありますので、早めの申込をおすすめします

僕は、土曜日も日曜日もどちらの日程でも受験したことがありますが、両方ともに一長一短でしたので、特段のこだわりはありませんでした

土曜日の場合、1日で全て完結しますから、日曜日にゆっくり過ごすことができます。しかし、午前中3時間近くかかった試験の所為で、メンタルもフィジカルも疲弊して、しかもそれらの出来が悪かった場合には、昼食も漫ろに、モチベーションを無理矢理に上げながら、スピーキングの準備をするのは、なかなか難儀なものでした

一方、日曜日の場合、2日間かけて試験に臨むので、金曜も土曜も夜は緊張してリラックスできなかったのですが、逆に1日置くことで、土曜の結果に振り回されず、フレッシュな気分でスピーキングの試験に挑むことができました

僕は家族がいて、週末両日ともに自分のIELTSでスケジュールを埋めたくなかったので、基本的に土曜1日で終ることを希望していました。しかし、申込が締切ギリギリだった所為で土曜の枠が既に埋まっていて、泣く泣く日曜を選択せざる得ない場合もありました

スピーキングの会場に着くと、受付で携帯電話を含む全ての私物を預け、IDだけを片手に待機室に案内され、自分の順番を待ちます。当然ですが、他の受験者と特段の交流はありませんので、待合場所の張り詰めた空気がより緊張を助長していたことを思い出します

試験官より名前を呼ばれると、別室に案内され、いよいよスピーキングのテストが始まります。入室から退室までおよそ15分かかり、パスポートによる身分と、録音許可の確認が済んで、ボイスレコーダーのRecランプが点灯すれば、試験開始の合図です。そこから、試験官と1対1の密室空間で、Part 1/2/3に分かれた質問が間断なく続きます。それぞれ定型スタイルがありますので、事前にYouTubeなどで参考にされることをおすすめします

#リスニング#リーディング と異なって、スピーキングにもこれという正解がありませんので、自分ひとりでの学習やスキルアップには限界があります。また、試験官が回答内容のどういう点をチェックしているかについても公式に発表されていますので、自分の発言がそれらを満たしてるかどうか、あるいはどういうところに注意し、何を改善しなければならないかのフィードバックが必要でした。そこで僕が活用したのが、オンライン英会話です

オンライン英会話

結論からいいますと、オンライン英会話サービスはスピーキングスキルを高めるためには絶好のツールです。実際、 #スイス で生活している現在でも、キャンペーンなどで割安に受講できる場合は、欠かさず申し込んでトレーニングを続けるくらい気に入って実践しています。このオンライン英会話の優れた点については、いつか別エントリーで詳報したいと想っています

現在、オンライン英会話は玉石混淆で展開されており、どれが最適か迷ってしまいますが、IELTSのスピーキング対策に特化していえば、僕が利用していた"My Tutor" はとてもおすすめです

僕がIELTS対策の学習をしていた2017年は、オンライン英会話の認知も今ほど高くなく、提供企業数も限られていたのですが、そのなかでも当時よりIELTSのスピーキング試験対策に特化したサービスを提供していたのは、記憶の限り"My Totur"だけで、価格もリーズナブルでしたので、迷うことなく決めました

オンライン英会話のサービス全般にいえることですが、毎時00分あるいは30分から始まり、レッスン時間は25分間です。自分のスケジュールに合わせて空いている先生をオンラインで予約し、時間になればSkypeが鳴って、カメラ越しに25分間のレッスンを始めるという具合です

IELTSスピーキング対策のレッスンでは、冒頭の挨拶や簡単な自己紹介もまるでIELTS本番のように始まり、Part 1/2/3の実践をおよそ15分行なって、残りの10分でフィードバック_発音の修正や改善すべき表現、あるいはハイスコアに向けたイディオムやパラフレーズのアドバイスなど、先生によってはレッスン後でも復習しやすいように、コメントボックスに教えた内容を残してくれて、丁寧に指導してくれます

このように懇切丁寧な指導をしてくれる先生や、発音がクリアな先生などは人気が高く、すぐに枠が埋まってしまうので、前日の夜には、仕事のスケジュールに合わせてレッスンの予約を完了させていたました。僕の場合、教え方が自分に合っている先生を5人くらいお気に入り登録して、毎日固定ではなく、日替わりで選択して、様々な発音に慣れることも心がけて学習していました

また、 #朝活 の時間_AM4:30から6:30までは早朝のあまり、サービス時間外でしたので、会社の昼休み中(12:30)か、就業後すぐの時間(17:30)に毎日継続してレッスンを受けていました。特に、就業後の場合、定時_17:00にはオフィスを後にして、入居ビルのエントランスで無料wi-fiをひろいながらSkypeでレッスンを受けていました。こういった事情から、18:15までに行かなければならない保育園の子供の迎えを妻に頼ってばかりいました。本当に、妻と子供たちの理解とサポートがなければ、実現できていない学習でした

リスニングも試される

スピーキングの試験では僕の苦手だったリスニングのスキルも要求されます。というのも、相手の質問にきちんと回答するためには、まずは試験官の質問を正確に理解することが大前提だからです。1日わずか25分だけのレッスンではありますが、スピーキングスキル向上のためには、リスニングと同様に、毎日継続して英語を話すという習慣がとても重要でした

また、実際の試験では、緊張のあまり質問をまったく聞き取れない場合もあります。そんな時、"Pardon?" と聞き返すだけでは芸がないので、少しでも聞き取れた単語から想像して、「今の質問はこういう意味ですか?」と確認をしたり、パラフレーズしたりして、本当は聞き取れていなかったという事実を隠しながら、自分の表現力をアピールしなければなりません。これが実際の試験だと、独特の雰囲気の所為で、なかなか難しいものなのです

また、オンライン英会話レッスンを録音することで、後から聞き返して復習することも大変役立ちました。僕の場合、17:30から受けていたレッスンを録音し、終了後は自宅までの道中にそれを聞き返すことで、自分の話し方_抑揚や発音、アイデアの乏しい回答内容、致命的な発音ミスなど、改善点を自ら洗い出して、表現力の強化や発音の矯正などに取り組みました

こうしたレッスンと復習を日々繰り返すことで、だんだんと表現力や語彙力が幅広くなっていくことを実感し、流暢な会話力をチューターから評価されるようになっていきました。一方で、スピーキングのレッスンを通じて、苦手だったリスニングの向上も実感できるようになりました

こうして、ルーティンを毎日熟す_朝活や日中にも欠かさず学習を継続することよって、4技能ともにスキルアップしている変化を、耳で、目で、手で、口で、そして頭で感じられました

ローマは一日にして成らず

IELTSに向けた朝活は、夏の終りから6週間近く続けて、いよいよX-Day_2017年9月30日を迎えます。僕にとって、4回目のIELTS受験です

たかだか2ヶ月もない準備期間ではありましたが、朝活を始める以前より続けていた学習の基盤を固めつつ、それらを発展させて表現力や語彙力、スピードとクリエティブな想像力を追求する、内容の濃い期間でありました

しかも、目標設定することで、自分のやるべきことが頭のなかでクリアにリストアップされました。たとえその日のタスクが上手に終らなかったとしても、責めたりせずに、翌日にリカバリーしながら、達成事項がボリュームダウンしないように全体の計画を組み立て直したり、逆にスケジュールをまるまる変えて、マインドをリフレッシュさせたりするなど、IELTS学習を通じてタスクの取り組み方や姿勢も変わっていったように想います

ローマは一日して成らず

たった一日で劇的に英語が話せるようになるなんてことはあり得ないのですから、じっくりゆっくり、自責も悲観もすることなく、心に描くグローバルステージの未来に向けて、僅かばかりの前進に大きな喜びを感じながら、とにかく諦めずに毎日できることを継続することが、6.5の壁を越えるために肝要です

僕がそうやってきて、そして今、夢見た場所に辿り着いたことが証明しています

コロシアムのど真ん中で

今、正しいと想う路を進む

明日、間違っていたと気付くかもしれないけれど

今、そうでないのなら

いいじゃないか

信じて、進んでみよう

荊を掻き分け

痛む傷口を押さえながら

戦いのゴングが鳴り響く

相手は誰?

負け戦でも構わない

何処にいる?

どうせ悔やむくらいなら

やって後悔しよう

死ぬこと以外かすり傷って

誰か言ってたっけ

2017年9月30日

誰も見守らないコロシアムのど真ん中で

遠い遠い夢を叶えるため

目の前の試合に勝つ夢を見る


大丈夫

世界はまだ終らないから


大丈夫

今、飛べなくても

明日、飛べるかもしれないから


大丈夫

今日も、明日も、この先もずっと

空は青いから


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