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教育資金を貯金と学資保険で用意するのは正解か?

こんにちは、森大と申します!
美容皮膚科医をしながらファイナンシャルプランナーとしても活動しております!

実は今日友人から質問を頂きました。

「教育資金ってどう貯めたらいいんですか?」

今回は教育資金の貯め方についてお話ししようと思います。教育資金は僕のセミナーでもお話ししている内容で、とっても大切なことですよね。

なぜかというと、教育資金がないと

「子供に好きなことをさせてあげられない」
「子供に夢を諦めさせるかもしれない」

という理由です。

今回は短い時間で基本的なところをしっかりつかめるようにお話ししますね!

1.教育資金はどれくらいかかる?

さて、いきなり結論が出てしまいました。
すべて国公立だと約800万円、すべて私立だと約2400万円。

私立と比べると国公立が安く感じますが、800万だって大した金額ですよね…

興味のある方はご自身でもしっかりシミュレーションしてみて下さいね。

(たまたま学資保険のサイトを出していますが、商品を推奨する意図はありません。)

たとえば僕の場合はどうかというと

幼稚園:公立 ⇒ 45万円
小学校:公立 ⇒ 193万円
中学校:私立 ⇒ 422万円
高校:公立 ⇒ 137万円
大学:国立 ⇒ 477万円 (自分の記憶では324万円)

総計 1274万円


なんと、1274万円もかかっていたとは…
両親に感謝ですね。

***

しかし話はここでは終わりません。
なぜなら「仕送り」というものがあるからです。

仕送りの内容は家庭によると思いますが、
仮にこんな設定はいかがでしょうか?

家賃:7万円
光熱費、水道代:1万円
食費:3万円 (自炊して1日1000円)
衣服費:1万円
教科書代:5千円

⇒ 総計:12.5万円 /月


非常識な内容ではないですよね?
「衣服費は自分の好きなものだからバイトして買いなさい」と言っても、結局10万円を下回りません。

では12.5万円を4年間仕送りするとどうなりますか?

12.5万円 × 12か月 × 4年間 = 600万円

つまり、僕と同様の経路で4年生の大学だとしても約1700万円かかることになります。

ちなみによくある誤解として「医学部だから学費高かったでしょ?」と言われることがあるのですが、国立の場合は他学部と学費は変わりません。

もし子供が2人いたら?
3人なら?

教育資金は非常に多額なのです。
そしてそれを支払えない時に何かを諦めるのはあなたの子供です。


2.貯金はどうなのか?

将来のために貯金をする。
これはだれもが考えることでしょう。

では、シンプルに考えてみて下さい。
仮に子供3人だとして、3人とも大学を出るだけの教育資金をあなたは用意できますか?

シミュレーションをしてみましょう。
「すべて国公立、仕送りは月10万円」
の条件で計算しました。

約1500万円。
もし3人なら4500万円です。

そしてこのお金を月々の貯金で用意するとします。

大学受験以降に大きなお金が動きますから、それまでに準備しておきたいです。つまり、17歳までに貯めるということ。

すると、毎月6.8万円貯金する必要があります。
これも3人なら?
月々20.4万円の貯金が必要です。

驚いて目を疑う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが事実です。

3.学資保険はどうなのか?

教育資金の準備と聞いて貯金と並んで知られているのが「学資保険」でしょう。

様々な内容の商品がありますが、例えばこんな感じです。

簡単に言うと



「学資保険」 = 保険 + 投資

という商品になっています。

なにかが起きた時に保険金が下りるのは保険の機能です。たとえば収入源である父親が亡くなってしまった、働けなくなってしまったという事態になると保険金が下りて、その後の保険料も不要となります。

お金を増やすのは投資の機能です。たとえば満期を迎えた時に105%に増えて戻ってくるというのがそれです。

たとえばこの保険の場合、返戻率(へんれいりつ)105.5%と書いてあります。これはもし累計100万円保険料を払っていたとして満期を迎えたら、105.5万円にして返しますということです。

学資保険側の言い分としては

「ただ貯金するよりも保険をかけられる上に満期に増えて戻る学資保険が断然いいでしょ?」

ということです。

しかしここには落とし穴もあります…
もう一度さっきの式を見てみましょう。



「学資保険」 = 保険 + 投資


学資保険と貯金を比べられたら学資保険の方が良いに決まってますよ。だって、そもそも貯金には保険機能はないし、投資機能もないんですから。

ここでの論点はこの2つの優劣なんです。



①学資保険 (保険+投資)に入る。

②保険に入る。それとは別に投資をする。



こうなると話は大きく変わります。

もしお金を増やしたいなら投資を別にした方が良いわけなんです。

なぜなら、かなり安全な投資でも年平均利回りは5%ほど得られるからです。これはもし14年間積み立てれば100万円が200万円まで増える計算です。

10-20年積み立てて105%にしかならないというのは、投資をしている人間から見ればあまりに低すぎる数字なのです。

とはいえ全額投資に回すのはリスクが大きいので、貯金は貯金で必要です。まとめると、

死亡保障は生命保険に入って、学費を貯めるためには貯金と投資をバランスよく行うのが良い。

ということです。

具体的な方法は簡単に説明しすぎると誤解を招くので、ここだけでは説明しきれません。セミナーでしっかり教えている内容です。もしお困りの方はご相談ください。

おわりに

今回は「教育資金を貯金と学資保険で用意するのは正解か?」というテーマでお話しさせて頂きました!

まとめます。



◆すべて国公立に通わせたとしても教育費は子供1人あたり1500万円。

◆貯金だけだと月々6.8万円の貯金をしなければならない。

◆学資保険だと長期間積み立ててもほとんど増えない。

◆生命保険、貯金、投資の組合せがおすすめ。


ということですね!

いつも言っている通り、投資を行う際にはしっかり勉強するか信頼できる人に相談しながら行ってくださいね!
詐欺も普通にありますから…

もし相談したい方は僕にもご連絡ください!

***

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