オークションで家を買ってみた その8
天井を崩す
まず朽ちた天井を崩すことにする。3キロほど先のホームセンターで自転車とヘルメット、防塵マスク、手袋などを買ってくる。
1番ひどい2階の6畳洋室から取り掛かる。置いてあった椅子を使って垂れ下がっている天井を下に引っ張る。腐っている部分はボロボロと崩れてその都度引っ張って崩さなくてはいけない。木質チップを固めた材質のようだ。
天井裏はネズミ天国
天井を崩すと無数の動物の糞らしきものが一緒に落ちてくる。干からびていて匂いはないがかなりの量だ。コウモリかネズミの糞のようだ。バラバラと落ちてきて、そこら中に散らばる。オークションで買ったダイソンの掃除機で吸うがキリがない。糞のせいかしばらくすると皮膚に湿疹ができた。
ボロボロのところからだんだんと手ごたえのある部分になってくると、ボードが一枚ずつ外れるようになってくる。思ったほど時間はかからず全部の天井が外れた。軒天井という軒の部分の板が剥がれているので天井が取れるとところどころ空が見える。外した天井は一階の元浴室に押し込んだ。
この調子で2階と1階の廊下とトイレ、玄関の天井を崩していく。和室の天井はベニア板なので簡単にはがせる。
天井裏が見えると、ちょっと古民家風になって少し何とかなりそうな気がしてくる。しかし、野地板という屋根の板は腐朽菌が繁殖しているようで所々白くなっている。
1階6畳洋室も片付けをする。
before
after
市のゴミ袋を大量に買ってきて、丸一日とにかく詰め込みました。
→その9
マガジン オークションで家を買ってみた
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