オークションで家を買ってみた その6
上の写真は多分4〜5年前ぐらいのグーグルマップの写真だが、大きな杉が伸び放題になっているため根っこがブロック塀を押して崩れかかっている。
杉の木は購入した時には伐採されていたが、塀の一部はすでに崩れた状態だった。
危険ブロック塀
ちょうど大阪の地震でブロック塀の倒壊によって子どもが亡くなったことから、ブロック塀の危険性が注目されていた。崩れて近所の方に怪我をさせてしまったら大変だ。ブロック塀というと頑丈で取り除くには相当の労力が必要だと思われたが
こんなハンマーで簡単にバラバラになった。確かにこんな脆いのなら崩れるのも無理はない。
そうだ補助金がある
調べてみると千葉市では危険ブロック塀の除去と軽量フェンスの設置に補助金が出るという。特に学校の周囲500mは補助率も高くなるということで塀の写真を撮って申請してみることにした。
また、ブロック塀の下の擁壁にも大きな問題がある。山の斜面に造成された土地のため平らな土地を作るために階段のように段々に土を盛ったり削ったりしている。
崩れる擁壁
その段差の土が崩れないようにしているのが擁壁ということになる。石が積まれているだけの擁壁だが、大谷石という天然石で作られていて空気に触れるとどんどん劣化して崩れていく性質があるのだ。
そんな脆い大谷石の擁壁の上に乗ったブロック塀はいつ崩れても不思議はない。擁壁が崩れれば周囲も危険になり土砂が流れて上に立っている家も傾いてしまう。
ブロック塀をドンドン崩して土と根っこがむき出しになったところには、鉄筋の支柱を差し込んで防草シートを被せた。
取り敢えずしばらくは持ちそうだ。補助金の返事を待って対応を考えたい。
→その7
マガジン オークションで家を買ってみた
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