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愛エネルギーは地球を救う      第1話               【官能小説】

Miyuki sheran (以下、ミユキと表記する) は27歳。

愛娘のアミちいと二人で暮らしている。

アミちいの父親はアシュター、金星人である。

アシュターは銀河系の平和と秩序を守るために組織された銀河連合の司令官を務めている。

ミユキはアシュターとアミちいの3人で暮らしたいと日頃から願っているが、地球と金星の環境の違いから、一緒に暮らすことはできない。

ミユキとアミちいは地球で、アシュターは金星で生活し、別居を余儀なくされていた。


ミユキとアシュターはツインレイ(お互いにこの世に存在するたった一人の運命の相手)の関係にある。

ミユキには生まれつきスピリチュアルな能力があった。

ふとした瞬間に未来の映像が見えるのだ。


アミちいが6歳を迎えた誕生日、母子二人で誕生パーティをした。

アミちいが、バースデーケーキの6本のロウソクに息を吹きかけ、最後の1本の炎を消そうとした瞬間、ミユキは炎の奥に、恐ろしい映像を見た。

その映像はアミちいの6歳の誕生日から1週間後の地球の姿だった。

地球は赤茶けた荒涼とした台地が広がり、草木は枯れ果て、生命の痕跡はなかった。

アミちいの誕生日の翌日、世界中に山火事が発生し、地球温暖化にブレーキが利かなくなった。

その後1週間で気温が急激に上昇し、地球上のほとんどの生物が絶滅した光景だった。


ミユキは炎の中の光景を茫然として見ていた。・・・・・


・・・「ママ、ママ、ロウソクの火消したよ。」

アミちいの声で、ふと我に返った。

ロウソクの炎とともに、恐ろしい映像は消えた。

「アミちい、誕生日おめでとう!」:

ミユキは笑顔でアミちいを祝福した。

しかし、心の中では恐怖に怯えていた。

「このままでは地球が危ない!」

ミユキはアシュターに救いを求めようと思った。

その夜、ミユキは金星に向けて愛エネルギーを送った。

「アシュター!地球が危ない、私とアミちいを助けて!」



ミユキがアシュターに初めて愛エネルギーを送ったのは12歳の時だ。

銀河系に生息する高等生物は性的興奮が高まりオーガズムに達すると、体内で愛エネルギーが活性化する。

活性化された愛エネルギーは会陰(第1チャクラ)から宇宙に向けて発せられる。

その愛エネルギーを、銀河系にいるツインレイがキャッチする。

その瞬間、ツインレイ同士の愛エネルギーの交流が可能となるのだ。


愛エネルギーの交流は、体が未成熟な年齢ではオーガズムの瞬間だけしかできない。

大人の体に成熟すると、愛エネルギーの長時間の交流が可能となる。


12歳の誕生日、ミユキは子宮がモゾモゾするのを感じた。

はじめはそのモゾモゾが何なのか分からなかった。

モゾモゾしていた子宮が次第にキュンとなり、性器がジワッと濡れた。

ミユキは濡れた性器を指で触った。

とても気持ちよかった。

そのまま指で性器を触り続けていた。

痺れるような快感を感じた。

クリトリスに触れたのだ。

ミユキはクリトリスを指で触り続けた。

性器全体に快感が広がり、子宮が熱くなった。

突然膣が激しく痙攣を始めた。

その瞬間、全身を電気のような鋭い快感が走り抜けた。

生まれて初めて味わうオーガズムだった。


オーガズムの瞬間、目の前に男性が現れた。

アシュターだ。

ミユキのツインレイであるアシュターは、前世でミユキの夫だった男だ。

「ミユキ、お久しぶり!」

ミユキに前世の記憶が蘇った。


アシュターを見て懐かしさがこみあげてきた。

「アシュター」

ミユキはアシュターに抱きつこうとした。

その瞬間、アシュターの姿が消えた。

「アシュター、アシュター」

ミユキはアシュターの名前を何度も呼んだが、アシュターの姿はなかった。


ミユキの体はまだ未成熟なので、オーガズムの瞬間だけしかアシュターの姿が見えないのだ。



それから毎晩、アシュターの姿を一目見たいという想いで、ミユキは性器を指で触るようになった。


ミユキが性器を触りながらオナニーすると、突然強烈な快感が体中を走り抜ける。

オーガズムの瞬間だけ、アシュターの姿が見えたり、声が聞こえたりした。

もっと長くアシュターとコンタクトを取りたかったが、ミユキの体が未成熟なうちは、愛エネルギーの交換はいつもオーガズムを感じる一瞬で終わっていた。


アシュターの姿を一目見たい!

アシュターの声を聴きたい!


ミユキはその一心で、毎晩オナニーに耽っていた。



やがて、ミユキは20歳の誕生日を迎えた。

その夜、いつものようにオナニーに耽っていると、子宮が燃えるように熱くなった。

突然、体が宙に浮くような不思議な感覚に襲われた。

その瞬間、会陰から大量の虹色の光が宇宙に向かって放出された。

ミユキの愛エネルギーが成熟した瞬間だった。

ミユキの愛エネルギーは、子宮で活性化し、会陰(第1チャクラ)から宇宙に発せられた。


その愛エネルギーをツインレイであるアシュターがキャッチした。

ミユキの愛エネルギーをキャッチしたアシュターは、ペニスの勃起という身体反応が起きた。

同時にアシュターの愛エネルギーも活性化し、アシュターのチャクラからミユキのチャクラに愛エネルギーが送られた。

突然ミユキの膣の奥から大量の愛液が溢れてきた。

アシュターの愛エネルギーをキャッチしたミユキの身体反応だ。

こうしてミユキとアシュターの愛エネルギーの長時間の交流が可能となったのだ。

ミユキが成人の身体に成熟するまでは愛エネルギーの交流はオーガズムを感じる一瞬で終わっていた。

しかし、ミユキの身体が20歳の成人に成熟したので、長時間の交流が可能になったのだ。


「ミユキ」

目の前にアシュターが現れた。

「アシュター」

ミユキもアシュターの名前を叫んだ。

「ミユキ、二十歳の誕生日おめでとう。」

「アシュター、やっとあなたとこうして長時間交流できるようになったのね。」

「ミユキが二十歳になるまで、本当に待ち遠しかったよ。」

「アシュター、愛してる!」

ミユキはアシュターのもとにかけより、抱きつこうとした。

しかし、ミユキとアシュターは異星人同士なので、愛エネルギーの長時間の交流は可能でも、直接の身体接触はできない。

2人が直接身体接触するためには、プレアデス星人の立会いの下、厳しい精密検査を受けなければならないのだ。



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