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記憶力を上げるメソッド4選・脳疲労


最近資格試験に取り組んでいる私ですが、なんせ覚えられない・・・
まだアラサーなのでそこまで記憶力は落ちていないはず、と言い聞かせつつ明らかに20代半ばとは違うことを痛感しています。

ただ、年齢のせいではなく生活習慣的な部分が絡んでいる?または遺伝子的に機能的に、先天的にそもそもオーバースペックなことをしていたのだろうか。

とふと考えました。(遺伝子検査もやりたかったけどやってない)

そしてYouTubeやらで紹介されていた記憶力を上げる・維持する方法をいくつか紹介していきます。

短期記憶と長期記憶

※まずここからいくつか紹介する話はこちらのyoutubeの内容をざっくり伝えた・他のものと合わせて追記したと言うのをご理解ください。

参考元:https://youtu.be/DDGVsAWgdYc

基本的に人は1日立つと記憶の7割を失います。なので残量記憶×0.7で目減りしていきます。

覚えた3日目には14%ほどしか残ってないと言うことですね。100個英単語覚えたら86個は綺麗さっぱり忘れています。

これは記憶が脳の海馬部分で一時ストックされるのですがここでは短期記憶の情報なのでこのようにすぐに忘れてしまいます。
けれども記憶というのは海馬→大脳への移動を経て短期記憶から長期記憶へとシフトします。この海馬がないとなると一時的なストック場所がないのですぐにこぼれ落ちます。

ただ忍耐力・継続力が爆発的にあると海馬がなくても東大に行くなんてことが起こるようです。

すごいというか、むしろ怖い・・・。

この動画のインタビューしたyoutuberの人が「なるほど」なことを言ってるんですけど、

海馬は記憶するだけでなくてしんどいとかだるいとか感情の部分も司るから、そこもごっそりないということでえげつない継続力・忍耐力を実現しているのでは?という。

さあここまで読むともはやテストの点数が低いからといってよく言われている3大理由が使いにくくなってきます。

代表的な理由:

  • あまり勉強してなかった→そもそもやり方が間違ってたか忍耐力がないか

  • 頭いいやつは遺伝→LDやディスレクシア、知能障害や重度発達障害などでない限りはこのように海馬がない人が東大クリアしてしまうとこのワードが言い訳になってしまう可能性も無きにしも非ず ただ実際遺伝する部分もあるのでなんとも。

  • 報われない努力はしたくない→不毛と言いたいかな、かなり傷つきやすく承認欲求がある子によく聞く一言です、自己肯定感が乏しい・失敗を極度に恐れる

勉強で特にこの遺伝的な劣性を証明するには、教育ではなく訓練のレベルで10人など集団で全く同じ方法・生活習慣でさせた結果を見て遺伝であったかどうかは判断できるかと思います。

訓練のレベルまで持っていくとそこに残る成績の差は遺伝かなと。あとは遺伝子検査ですね。

・・・

話がそれてすみません。

要するに記憶に関しては短期記憶から長期記憶にどのようにシフトさせるかがポイントなのです。

その方法を次に紹介していきます。

方法①:アクティブリコール

  • アウトプット

  • 繰り返し

  • 思い出す

とにかくアウトプットをいかに行うかです。

学校の授業はインプット形式(板書をする)が多かったのですが、最近ではアクティブラーニングという生徒主体でディベートをしたり、グループディスカッションをしたりと盛んです。(ただ地域や学校格差によって実現度合いは未知数)

アウトプットの方法をいくつか紹介すると

  • 問題を解く(思い出す)

  • 声に出しながら書く

  • 人に伝える・ブログやSNSで発信

まだあるかな、ちょっと思いつかないのでここまで。

とにかく思い出す・アウトプットによって引き出しを何度も開いてスムーズに記憶が取り出せるようにする、という。

方法②:間隔反復

これまた忘却曲線の話です。

繰り返しの回数と反復についてですが、まず問題を何度も何度も解くというのはあまり効果がない様子です。

2回までがピークでそのあとは頭打ちであるとか。

これは納得できますね。

そして忘却曲線のことも忘れてはいけません。

この2点を踏まえると今言える効果的な記憶しやすい学習方法というのは・・・

  1. 1日おきに同じことをする

  2. 問題集は2回までの繰り返し、間違えたところを3回目にして終了

  3. ノートに写すときは読んで次に何も見ずに思い出しながらまっさらな紙に書き殴る・同時に声に出す

  4. 人に説明・ブログ・SNS

  5. 具体・抽象相互変換

  6. 内容はできる限り短く要約してまとめる!

というところまで来ました。5,6は後ほど方法③と④でお伝えします。

そして覚え方についてもさらに一工夫入ります。

方法③:イメージ(具体・抽象)

これね、自分は文字から覚えるタイプだと思っていたのですがイメージと文字の半々でした。
ここでいう具体とは文字、抽象とは写真や絵などのイメージです。

割と女性の方で多いと感じるのは抽象寄りの考えの人が多いのでそういった方向けのプレゼンでは写真や絵を多めに作ります。お堅い系はグラフをビシビシ使います。

それはさておき、この具体と抽象のイメージを相互に行き来する必要があるということです。

ノートの取り方もこれは影響します。

例えば長い文章を覚えるときにはそのシーンを物語のようにイメージで覚えるというものです。

国語なんかはそうですよね。自分の中で想像しながら読み進めますよね。記憶力にもこれは影響しているのです。

なので国語ができないと成績が上がりにくい・頭打ちになるというのには記憶力の面から見ても納得です。

文字からイメージしてイメージから文字に変換するという相互変換が重要なのです。

これが先ほどの5番目ですね。

特に自分が人と会話をするときには論理的に進めることが多い方は具体・文字寄りの傾向があり、「あれ・これ・それ」やボディランゲージ、感情主導で会話をすることが多い方は抽象・イメージ寄りかなと私もいろんな子を見てきて思いました。

方法④:すごく短く要約

そしてこれらをうまく使って短く要約しましょう。

ここでいう要約とは?

  • 言語変換力(語彙力がないと言い換えられない)

  • 元の文章を5~20%程度の情報量でまとめる

文章の中で何を覚えたいのか?何が重要なのか?これがわからなければノートをとっていても勉強する気になっただけで全く結果が伴わないということが起こりえます。
けれどもなんか自分結構やった気がする!エライ!!という錯覚までしてしまって厄介です。

とある学習活動の講師をさせてもらったときに、受講してくれた高校生の生徒さんの中に文武両道を体現しているような生徒さんがいました。

付き合いの長い先生の話曰く、「小学生の頃からお母さんが、新聞の一部分の要約を200文字→50文字→20文字とやるように毎日やってたらしいよ

ということです。さ、さすが・・・。この方法は記憶力を高めるのにも結構効果的なんですね。すごくわかります。

私も小学生の頃ここまでではないですが新聞の要約というのはやらされたことがあります。けれども語彙がさっぱり理解できないので断念しました・・・。

もし新聞でこう言ったことをされる場合は単語の調べ方を子供にセットで伝えないといけませんね・・・。あるいは自分(ここでは先生なり親御さん)がわかりやすく相手(子供)に伝えられるかどうかですね。

ここまでが方法論の話

どうでしょうか?かなり納得という感じです。
さて記憶する方法・効率的な勉強方法についてはわかりました。

けれどもこれを習慣的に進めるまでが厄介です。最初にしんどいな〜と感じる難所がありますよね。今日の内容で言うとこのしんどいな〜と言うのも海馬に支配されているんですよね、きっと・・・。

実際私の場合は上記はかなり効果的だったと実感してますが、次は「しんどいな〜、頭がボーッとする」問題を解決する必要が出てきました。

これについても調べたのでまとめます。

脳疲労を撃退しましょう

共感してくれた方はここから読み進めてもらえれば、そして私自身多少HSPの傾向があるので「自分繊細で頭がごちゃごちゃして集中できんのです」と言う人もぜひ読んでみてください。

さて頭ごちゃごちゃ脳疲労溜まりまくりの人はどうやって学習スタンスを整えればいいか解説します。

一部参考元動画↓

脳疲労の原因アデノシン

まず勉強する時とか「糖分がいる〜」ってよく言いますよね。

糖分、ブドウ糖と呼ばれるものですが(ぶどうは関係ないよ)これを体内でエネルギーに変換するために原料として必要となります。

で、副産物(目的のエネルギーとは別で出てきちゃうもの。オレンジジュースだったら果汁がいるもの、搾りかすが副産物のイメージ)がアデノシンなのですが、体の中にアデノシンをキャッチするミットのようなものがあります。それを受容体と言います。

なので、アデノシン+受容体 こやつが脳が疲れる・ボーッとする正体です。

撃退すると言うよりはスッキリする方法は次のとおりです。

激しい運動

何すればいいの?と思うかもしれませんが、血の巡りを良くするイメージなので私の場合は・・・イメージですとストレッチやラジオ体操のような運動を2~3倍速で30秒やる。で効果がありました。

あとマラソンなど運動した後に脳が冴えているのは激しい運動によってアデノシンが抑制されるそうです。(動画で言ってました!)

とにかくじんわり汗かくかな、ちょっと暑くなってきたと感じる程度でOKかと思います。(ソースは私です)

とにかく寝る

よくやります。寝過ぎは注意ですが一般的に仮眠でよしとされるのは15分前後のようです。

全くやる気が起きなければ一度この時間を守って寝ましょう。

カフェインを取るor全く取らない

後ですね、カフェインが先ほどの受容体(ミット)にスッポリと入ることで脳疲労を抑えられるそうです。

な、なるほど!なので効果的です。ただ飲み過ぎると逆にこのカフェインが悪影響になり脳疲労だそうです。

ここからは私調べですが、2~3杯程度がコーヒーの場合は許容量かと思います。

で、先ほどのアデノシンの話ですが体内排出で完全にリセットがかかるのが1~2週間だそうです。その間にコーヒーなどカフェイン類を一切取らないと言う方法もあります。

なのでどれ試しても脳疲労が続くよう!と言う場合は運動・仮眠・nonカフェインを1~2週間継続しましょう。

昔(今も?)運動部の子の成績が良い研究データなんてものが流れていましたが、記憶術や脳疲労の話からみると根拠としては納得かもしれません。一概に運動部〜文化部〜と括れませんけどね汗

HSPさんはどうすれば?

自分がよくやってる方法に、ひとまず今頭の中にあるものを見える化すると言うのがあります。

紙に全部書き殴るんですね。

そしてやらないといけないこと・取り組まないとならないことはリスト化してノートに書きます。最近では自分はスマホアプリのTodoリストを曜日ごとに作って消化していくようにしています。

かれこれ2年くらいこのやり方です。情報整理と断捨離をさせて脳の掃除をするイメージです。頭の中が情報でパンパンだと何も入りません。

で、HSPさんの場合は1日5個までのTODOリストがいいと言うように岡田(岡田斗司夫:私が好きで見てるyoutubeやってるおじさんです)先生が言っていました。

なるほどなと・・・。

そしてそのリストは同様に消化するようにします。やったら消すと言うイメージですね。

目標ができたら効果の出る方法で頑張ろう

よく内容を教えてくれても「勉強の仕方を教えてくれない」と言うこともちらほら耳にするので書いてみました。

受験やテスト、そして生涯学習の観点から大人になってからもずっと学ぶ人が少なくないと思います。

文明が高度化していくと情報に振り回されますね汗

もし間違った勉強の仕方をしていたら、内容を参考してみてください〜



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