Products｜ポケットショールとはじめる暖かな冬の暮らし 〈02.使い方やお手入れ方法〉

前回に続き、ラプアン カンクリの冬の定番アイテム、ポケットショールをご紹介。今回は、おすすめの使い方やキッズ用ポケットショールのこと、お手入れ方法についてをご案内します。

●外で着るもの？家で使うもの？

ポケットショールは上着なの？ブランケットなの？表参道店で多くいただくご質問なのですが、特に決まりはありません。

家の中では、ベッドやソファ周りに置いて、肌寒い時にサッと羽織ったり、ひざ掛けにしたり。在宅ワークが増えた今は、デスクワークのお供にしている方も多いようです。両サイドに付いたポケットは、携帯電話やリップクリームなどの手元に置いておきたいちょっとしたものを入れておくのにぴったり。ポケットがないルームウェアの時にも重宝します。

縦に半分に折ると、ダイニングチェアの背もたれに掛けておくのにちょうど良いサイズに。座った時の背中の当たりが柔らかくなりますし、インテリアにも動きが出て、おすすめの置き場所です。

外では、コートを着るまでもないけれど少し肌寒い日のジャケット代わりに、すごく寒い日にはコートの上に羽織って防寒対策に。大きなポケットは、手袋代わりにサッと気軽に手を温めることができて、とっても便利です。

お着物のショールにされる方も多くいらっしゃいます。ファーのショールよりもさりげないですし、豊富なカラーバリエーションの中からお着物に合わせてコーディネートするのも素敵ですよね。

ボタンがないので肩が落ちてしまうことがありますが、襟元を少し折り返すと首や肩回りがもたつかず、落ちずらくなります。また、ブローチやピンで留めているという方もよく見かけます。中には、ポケットショールの上にリュックを背負って、肩ベルトでしっかり固定されている方も。やってみたらとても動きやすくて、たくさん動き回る日にはよいかもしれません。リュック派の方はぜひやってみてください。

他にも、犬の散歩のお供にしたり、お車やオフィスに置いておいたり。ライフスタイルによって、使い方は無限大。スタッフも気付かなかった使い方をみなさまから教わることも多くあります。新しいアイディアがありましたら、ぜひ聞かせてくださいね。

●キッズ用ってどうやって使うの？

昨年からポケットショールに、40x115cmのキッズサイズが仲間入りしました。身長約100〜110cmのお子様が羽織るとポケットにちょうどよく手が入ります。すぐに成長して使える時期が短いのでは？と心配される方も多いのですが、ブランケットとしてお昼寝やベビーカーでの外出などにも使うことができるので、赤ちゃんから長くご愛用いただけます。

袖を通さずに着脱ができるのも魅力のひとつ。外出時の慌ただしい時にもスムーズに着せることができます。自転車での移動や幼稚園のお迎えなど、急に寒くなった時の防寒にも重宝します。

お母さんとお揃いのショールなら、少し大人になった気がしてワクワクしてしまいそうですね。大きなポケットにはその時々の宝物を入れて。たくさんの思い出とともに、長く使い込んでいただきたいキッズ用ポケットショールです。

●お手入れ方法は？

ポケットショールは全て、1年以内に刈り取った軽くて柔らかな羊毛、ピュアニューウールを100%使用しています。日々の細かなメンテナンスは不要ですが、風通しの良い場所に置くようにして、こまめに洋服ブラシでブラッシングをしていただくと、より良い状態を保つことができます。ブラッシングをすると、繊維の流れが整って美しい風合いになりますし、摩擦による毛玉の発生を抑える効果があります。また、表面に付いた埃や汚れを取り払う役割も。表参道店の日々のメンテナンスにも使っています。

シーズン終わりには、クリーニング店に出すか、ご自宅で手洗いをして、見えない汚れや汗を落としたキレイな状態にしてから保管しましょう。しまう時に防虫剤を置くとより安心です。最近は自然素材を使った防虫剤も多くて、選ぶのも楽しいですよね。私はクスノキのブロックを使っていますが、次のシーズンに取り出す時、ふんわりと木の香りが漂って幸せな気持ちになります。

今年も寒い冬になると言われています。家で過ごす時間が増えた今、環境を整えて、どの季節も快適に過ごしたいもの。

表参道店では今、ポケットショールをはじめ、ブランケットや湯たんぽなど、暖かな冬の暮らしを提案するアイテムを多数取り揃えています。お近くにお越しの際は、ぜひご覧にいらしてくださいね。