Nobuyoshi Morishita 【晴耕雨読】

筑西キリスト教会の牧師:https://chikuseichurch.net 聖書や日…

Nobuyoshi Morishita 【晴耕雨読】

筑西キリスト教会の牧師:https://chikuseichurch.net 聖書や日頃考えていることなど、教会で伝えきれないことを徒然に綴っていきます。https://www.youtube.com/channel/UCuiW1dJBm5TEj6IXxkMdC_g

マガジン

  • 聖書入門講座

    聖書の読み方を解説していきます。 自分で聖書を手にとって読んでいたいという方におすすめです。 現在、筑西キリスト教会では毎月第2金曜日にベレヤ会という聖書講座を開催しています。

  • 聖書メッセージ

    礼拝説教の要旨を掲載しています。 説教動画も合わせて御覧ください。 https://www.youtube.com/channel/UCuiW1dJBm5TEj6IXxkMdC_g/videos

  • 結婚・家庭講座

    「結婚」は人生の大きな一つのテーマ、人生の一大事です。 結婚式のノウハウや恋愛講座のようなものは数多くありますが、「結婚」そのものを深く考えるということは少ないのではないかとかねがね考えていました。 ここには結婚や家庭に関する記事を少しずつですが、シェアしていきたいと思います。

  • 教会音楽ノート

    教会音楽、礼拝の音楽に興味があります。 学んだことをここにシェアしたいと思います。

最近の記事

  • 固定された記事

「晴耕雨読」の自己紹介

みなさん、こんにちは。 記事をご覧いただきありがとうございます。 2022年3月1日からnoteをはじめました。 ここでは、聖書の金言、今の時代を生きるための知恵、慰めのことば、日頃考えていることなどを徒然に綴っていきたいと思います。 このページとの出会いが、みんさんにとっての慰めや希望に繋がることができましたら心からうれしく思います。 私の好きなことばに「晴耕雨読」ということばがあります。 晴れた日には外に出て田畑を耕し、雨の日には家にこもって読書する。 悠々自適な暮ら

    • イースターを前に

       2024年、晴れやかな気持ちで迎えた新年でしたが、1月1日の能登半島地震、翌日は被災地にいち早く支援物資を届けようとした海保機とJAL機の滑走路での衝突、炎上というショッキングな出来事が続きました。  私たちの暮らしは、いつ、何が起こるかわからない、ということを身につまされました。  地が一揺れしただけで、故郷が見る影もなくなってしまうことがあります。戦争も病の危機も絶えません。  頼りとしていた社会制度も、お金の価値さえも変わってしまうものです。これまで信じていた物

      • 教会新聞のタイトル模索中

        ジョン・ストットというイギリスの牧師のことばが心に響いた。 ストットいわく、 私の主な仕事は、聖書を教えることにある。 しかし、聖書を教えるということは単に聖書知識を伝えることにとどまらないのです。 福音(神の救いのメッセージ)を伝えることを目的としています。 しかし、この福音とやらを人に語ったところで、その人が悔い改めて信者になるとは限らない。というか、ほとんどそんなことはない。 しかし、伝えるのです。伝道です。 なぜなら、それが神の御心だから。 とにかく伝えるこ

        • 顔面神経麻痺(ベル麻痺)から一週間、神経ブロック注射レポート!

          顔面神経麻痺発症から一週間がたちました。 その経過と、今日からはじまった神経ブロック治療について記録しておこうと思います。 本日、主治医の耳鼻咽喉科から紹介された麻酔科の病院に行ってきました。 「星状神経ブロック」の注射をするためです。 耳鼻咽喉科から麻酔科(ペインクリニック)を紹介されたとき、 はじめは???という感じでした。 調べてみると、顔面神経麻痺の治療方法としては、性急な投薬治療とともに、神経ブロック注射は効果があるようです。 それにしても、ブロック注射って

        • 固定された記事

        「晴耕雨読」の自己紹介

        マガジン

        • 聖書入門講座
          2本
        • 聖書メッセージ
          12本
        • 結婚・家庭講座
          4本
        • 教会音楽ノート
          1本

        記事

          顔面神経麻痺は突然に

          2023年9月7日(木)午前7時 それはいつものように朝食を食べている時、突然やってきました。 顔の右半分がどうもおかしい、口がうまく閉じられないのです。 それは後ほど顔面神経麻痺(ベル麻痺)と診断されるのですが、それは長い一日というか半日たってからのことです。 どうしてこの記事を書こうかと思ったのかまずはその理由を。 顔面神経麻痺はある日、突然、誰にでも起こりうることです。 そして、はじめはそれが何なのか分からず、結構焦ります。 また、いつ治るのかもわからないため、先が見

          顔面神経麻痺は突然に

          静思の時間(ディボーション)の持ち方

          みなさん、こんにちは。 今日は、「静思の時間」についてお伝えします。 1.静思の時間、ディボーションとはみなさんは、日々「静思の時間」を持っているでしょうか? 「静思の時間」とは、「ディボーション」とも言います。 この時間は、一言で言うと「個人礼拝」と言えるでしょう。 この時間は、神さまに礼拝をささげる時でもあり、神さまから恵みを受ける時でもあります。 教会では毎週日曜日に公の礼拝がありますが、クリスチャンは週に一度だけではなく、毎日、事あるごとに神さまを礼拝します。

          静思の時間(ディボーション)の持ち方

          人の生きる目的

          はじめに、ミヒャエル・エンデ著「がんばりやのカメ(トランキラ・トランペルトロイ)」という作品を紹介したいと思います。 以下の文章は私が個人的に単行本からまとめたものです。  古いオリーブの木の根元に、一匹のかめがいました。亀の名前は、トランキラ・トランペルトロイと言いました。朝日を浴びながらトランキらが食事をしていると、木の枝の上で二羽の鳩が話し合っていました。   「私たちの尊敬する偉大な王様、サルタン・レオ28世の結婚式が二週間後に行われる。そこには全ての動物が招待

          救いに至る信仰〜目が見えるようになったバルティマイ

          今回注目したいのは、イエスと出会った一人の人物、バルティマイです。 このバルティマイに起こった出来事を通して、聖書が教えている「救いに至る信仰」について、教えられたいと思います。 バルティマイは、目が見えずエリコの街の道端で物乞いをしていました。 当時は今のような福祉制度はありません。体が不自由ということは直接その人の命に関わることでした。彼はその日暮らしの不安な日々を過ごしていたことが想像できます。また当時のユダヤ社会では、体に障害があるということは、その人に罪もしくはそ

          救いに至る信仰〜目が見えるようになったバルティマイ

          「神の子とされる」ということ

          序 「親の心、子知らず」ということわざがあります。 このことわざは、愛情深い親の愛や苦労を子どもは知らずに勝手にふるまうという意味があります。 しかし、世の中はそういう愛情深い親ばかりではないこともまた事実です。 今日は「神の子とされる」というテーマですが、私たちはこの地上でどのような家庭、環境に育ったとしても、イエス・キリストによって愛と憐れみに富むまことの父の家に迎えられるということを告げています。 神の子とされるとは? イエス・キリストを信じるキリスト者は「神の

          「神の子とされる」ということ

          他人と比べずに自由を手に入れる方法

          毎日の生活の中で、他人の生活を見ると、ときにモヤッとする気持ちが湧いてくることはないでしょうか? SNSなどで友人知人、あるいは知らない人の生活を見る時、つい自分と比較していることがあります。 あの人はもっていて自分にはないこと、どうしてこの人ばかり・・・と自分を惨めに思ってみたり、嫉妬の思いが湧いてきたり、ストレスを感じてしまう。 さらにはこのような自分が嫌いになってしまい、自己嫌悪におちいるということもあると思うのです。 私自身もそのような弱さをもっていることに毎日気

          他人と比べずに自由を手に入れる方法

          「選びと聖化」エペソ人への手紙1章4節

          私たちがイエス・キリストを信じるということは一体どういうことなのでしょうか? 主イエスはこのように仰せになりました。 「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。」(ヨハネ15:16) このように、聖書は私たちが「神を信じた」ということは実は二次的なことであり、私たちが神を信じる前に、神が私たちを捕らえ、選んでいてくださったというのです。 今日のみことば(エペソ1:4)は、神の選びによって人はイエスを信じるようになり、救

          「選びと聖化」エペソ人への手紙1章4節

          ペンテコステ礼拝 賜物としての悔い改め

          ペンテコステ 2022年6月5日の礼拝はペンテコステ礼拝です。 ペンテコステというのは、ギリシャ語で「50番目」という意味があります。 ユダヤ人たちは、過ぎ越しの祭りから数えて50日目にもう一度集まり、「五旬節」や「七週の祭り」と呼ばれるお祝いをしていました。 このとき、ユダヤ人たちは大麦から小麦の刈り取りに移り、神の恵みを感謝していました。 この祭りの最中、イエス・キリストが約束してくださった聖霊が人々に与えられました。今教会はペンテコステを「聖霊降臨節」として記念してい

          ペンテコステ礼拝 賜物としての悔い改め

          あふれ出す神への賛美

          エペソ人への手紙1章3節から エペソ書には人間が聖書の神を信じるということはどういうことなのかが教えられている。 信仰は私という個人にとどまるものではなく、神の壮大な計画に及ぶものでもある。 父なる神への頌栄 エペソ1章1〜14では父、子、聖霊なる神を3部に分けて賛美し、各部で「神の栄光がほめたたえられるためです」(6, 12, 14)と締めくくられている。 今日の箇所は、その第一部父なる神への賛美である。 「私たちの主イエス・キリストの父である神がほめたたえられます

          旧約聖書と新約聖書って何? 基本編

          みなさん、こんにちは。 みなさんが今手にしている聖書はどんな聖書でしょすか? 表紙に「聖書」と書いてあったり、もしかしたら「新約聖書」と書いてあるかもしれません。 「旧約聖書」だけを持っているという人は珍しいかもしれません。 余談ですが、日本国際ギデオン協会という団体が配布している「新約聖書」を校門前でもらったという人も多いと思いますが、ギデオン協会という団体は、決して怪しい団体ではありません。 献金やボライティアによって聖書を配布し、宣教することを目的とした世界中に広

          旧約聖書と新約聖書って何? 基本編

          真の誇りをもとう

          今回から、日曜礼拝ではエペソ人への手紙を講解説教していきます。 本書を学ぶことで、クリスチャンたち、そして教会は本来あたえられた姿を知り、目が開かれていきます。 エペソ人への手紙について この手紙は、パウロの獄中書簡の中の一つです。 獄中書簡とは、パウロが捕らえられている時に獄中から書き送ったピレモン、エペソ、コロサイ、ピリピの4つの手紙のことです。 エペソ書が書かれたタイミングは、紀元60〜61年でちょうどローマ皇帝ネロの時代でした。 この手紙は小アジア地方の諸教会で

          はじめての聖書 聖書を開いてみよう!

          みなさん、こんにちは。 この記事は、自分で聖書を読めるようになるための基礎講座の第1回です。 みなさんは聖書を読んだことがあるでしょうか? もしかしたら、家の本棚に置いてあった、学校でもらった、ホテルのベットサイドで見かけたことがあるという方もいらっしゃると思います。 そうです。実は聖書は世界の隠れたベストセラー本なのです。 世界の文学、美術、音楽、映画、政治、福祉など様々な分野にも影響を与えてきました。 また、その内容は人々の生き方そのものを変えてしまうほどのものです

          はじめての聖書 聖書を開いてみよう!