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深読み

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少し考えた時の記録です。回顧、反省なども。 他には、クリヤヨーガやヴェーダに関する書籍の読書記録も。
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#映画

深読み:となりの世界

深読み:となりの世界

宮崎駿作品「となりのトトロ」に登場するサツキとメイのお父さん(草壁タツオ)は、一見、影が薄いですが、視聴者にとても大切なことを伝えているように思います。
子どもであるサツキもメイも、トトロやネコバス、まっくろくろすけが見えるのに対して、お父さんには見えません。しかし、お父さんは、娘二人の話を信じます。「いるかもしれないね」と、否定はせず、共感します。かといって、一緒になって探し回ったり、逆に忌み嫌

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深読み:セブンス・ヘブン

深読み:セブンス・ヘブン

バラの品種にという名前のがあります。ちょうど、うちの庭に、「セブンスヘブン」という名前のバラが植えられています。黄色とオレンジの中間色の花が咲き、四季咲き大輪ハイブリットティです。この名前を聞いて思い出したのが、B'zの「Seventh Heaven」です。

他にも、セブン(7)がつく映画、曲をいくつか思い出します。映画の『セブン』は、キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした内容です。イギリス

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深読み:始まりがあるものには終わりがある

深読み:始まりがあるものには終わりがある

映画としては、もはや古典かもしれませんが、『マトリックス』3部作の完結編をふと思い出しました。第3部は、難解で、後味の悪い終わり方をするので、評価がわかれる内容でしょうか。クライマックスのシーンで、宿敵エージェント・スミスを倒した(自滅させた)必殺技(言葉)が、これだからです。

「始まりがあるものには終わりがある」……いま、私は何と言った?

スミス自らの口から、こぼれ落ちるように出ました。

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