マガジンのカバー画像

深読み

158
少し考えた時の記録です。回顧、反省なども。 他には、クリヤヨーガやヴェーダに関する書籍の読書記録も。
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

回想:オックスフォード

回想:オックスフォード

ラボの学生の男の子が卒業旅行としてイギリスへハリポッターのロケ地巡礼の旅をしてきたと聞いて、自分も懐かしくなってオックスフォード大学の写真を見直しました。自分は観光で日帰りで行っただけです。

クライストチャーチ映画「ハリポッター」の多くのシーンがここで撮影されました。原著の第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』は、1997年刊行され、世界的にベストセラーになっていて、映画は2001年から上映されて

もっとみる
深読み:ヘヴィメタルにおけるラーフとケートゥ

深読み:ヘヴィメタルにおけるラーフとケートゥ


龍の頭と尾今年は、辰年なので、ラーフ(ドラゴンヘッド)とケートゥ(ドラゴンテイル)について気になっています。

ラーフとケートゥは実在する惑星ではありませんが、インド占星術ではとても重要な天文学的特異点として活用されます。

天文学天文学的な話としては、天球上の月の通り道である白道が、天球上の太陽の通り道である黄道に対して約5度傾斜しており、この黄道と白道の交差するポイントが2点あります。月が南

もっとみる
書籍:神の化身たち

書籍:神の化身たち

以前に東京でヨガクラスを受けた際に講師をしてくださったご夫婦が翻訳なさった本です。

僕はこのご夫婦のお導きで本書の御大であるスワミジにインドまで謁見に行きました。

人生で3回目のインド訪問でした。先に英語版が出ていたので読んでいたのですが、今回は日本語訳を手にすることができました。色んな言語で集めたいです。

「スワミジのライフヒストリー」と呼ばれるようにスワミジご本人の半生を側近の弟子の方が

もっとみる

深読み:カラカムシャ・ラグナ

カラカムシャ・ラグナは、特に南インドではかなり重要視されています。適職探しに利用できます。

カラカムシャ・ラグナの導出方法
1. アートマ・カラカを探す
ラーシで、最も度数が高い星(アートマ・カラカ:AK)を探します。
→土星

2. ナヴァムシャ・チャートでの星座
その惑星をナヴァムシャ・チャートでどの星座にあるか探します。
→蠍座

3. カラカムシャ(スワムシャ)
ナヴァムシャにおいて、ア

もっとみる

深読み:アートマ・カラカ

インド占星術を少しだけ勉強しており、以下は覚え書き・整理目的のノートです。

アートマ・カラカ土星

獅子座在住/プールヴァ・パールグニー 緯度24°35' Pada=4(蠍座)。土星は7室(山羊座)・8室(水瓶座)の支配星。

アートマ・カーラカとは「今回の人生においてもっとも主要な影響力を振るう要素(惑星)」。誕生日時の時の各惑星の緯度の最も高い惑星。

ナクシャトラ月

蟹座在住/アシュレー

もっとみる
深読み:最終講義

深読み:最終講義

大学院時代にお世話になった先生の最終講義が九州大学で行われました。
久しぶりに昆虫学のアカデミックな話を聴いた気がします。

「人生良くも悪くも何があるかわからない」

あの時の選択が後の人生にいい影響を及ぼすかもしれないし、後悔につながることもあるかもしれない。

地道な研究の分野ですらそう思うのですから、本当に人生ってわからないですね。

少なくとも言えることは、謙虚に真面目に対象と向かい合う

もっとみる
マンガ:火の鳥「鳳凰編」

マンガ:火の鳥「鳳凰編」

祭り屋台には木彫り彫刻は欠かせない意匠です。彫刻といえば、なぜか手塚治虫の火の鳥「鳳凰編」を思い出します。

カルマを抱えた我王。どの編にも出てくる猿田ですね。

祭り屋台には鳳凰の錺金具は多いですが、木彫りの鳳凰はというと、そんなに多くないような。すぐに思いつくのは、宇佐崎屋台の露盤です。水引幕などの刺繍ではあると思います。
鳳凰は、どうしても仏教のイメージが強くなるためか、やはり少ないのでしょ

もっとみる
時事:英字新聞切り替え

時事:英字新聞切り替え

ここ3、4年ニューヨークタイムズの国際版Weeklyの紙媒体のものを購読してきたのですが、切り替えることにしました。

ナショナル・ジオグラフィックの月刊誌を購読することにしました。

NY Timesではやはりサイエンス&テクノロジー面が面白く、天文学、昆虫学、恐竜関係の記事は集中して読んでいました。

海外の新聞は、日本とは違い、批評の精神が強く、哲学のようなものがあるようです。何か立脚する土

もっとみる