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深読み

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少し考えた時の記録です。回顧、反省なども。 他には、クリヤヨーガやヴェーダに関する書籍の読書記録も。
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2020年5月の記事一覧

音楽:B'zと神戸

B’zのライブの思い出です。

今思えば、とても貴重な体験をしていたことがわかりました。初めて行ったB’zのライヴは、震災から1年2ヶ月後の神戸公演でした。

1996年3月29日 神戸ワールド記念ホール
1996年3月30日 神戸ワールド記念ホール

どちらかのライヴに行きました(記憶が定かでありません)。ロック系のライブは初体験だったので、大音量に圧倒されたことは覚えています。そしてなにより、

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深読み:歌詞 2

黒夢というバンドがあります。もともとはビジュアル系と呼ばれていました。初期の頃の音世界と歌詞が、独特で、耽美で、自己愛や倦怠感に満ちたものでした。黒夢がどのように作曲しているかはわかりませんが、おそらく清春がメロディラインと歌詞を考え、それにバンドが肉付けしていく感じなのではないだろうかと思います。
初期の頃は、歌詞も抽象的なものが多く、文法的にも理解しにくいものも少なくありません。しかし、それが

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深読み:歌詞

B’zの曲作りの手順は、松本さんが先にメロディやコード進行を考えて、次に稲葉さんが英語で仮に言葉をあてはめてメロディの輪郭をはっきりさせていき、最後に日本語の歌詞を整えていくそうです。

テンポの早いロック・ミュージックに母音の多い日本語を乗せていくというのは、とても難しい作業だそうです。初期のB'zのミニアルバムには、英詞の曲が収録されています。

B’zの歌詞は、歌詞ですから聴き手に解釈が委ね

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