小笠原旅行記①~出発編~
1日目(2016/5/21)25時間の船旅
①乗船
案の定、乗船客はおじーちゃんおばーちゃんだらけ。
小笠原諸島は船でしか行けないから、
普通の勤め人だと海外旅行よりハードル高い。
船の出航タイミングに旅程を合わせるしかないし、台風とかで天候悪いと島に閉じ込められちゃう懸念もあるし。
二等のレディースルームに寝床を確保。
一応薄い敷パッド布団と枕はあるのね。ありがたい。
ただ、窓がないし暗くて狭い。
端っこを陣取りたいなら早めに乗船するしかないね。
男性と一緒でもいいなら、男女混合大広間の方が開放的だしいいかも。
一番いいのは、1等で個室かな~。
私はドミトリーとか余裕なバックパッカーなので問題なく。
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10:00 出航
甲板からレインボーブリッジ、東京タワー、田町のタワマンを臨む。
さらば、都会よ。
②25時間、何をする。
乗船時間、25時間。
海上なので途中から電波はパッタリなくなる。(※2016年時点)
ま、飛行機と違って横になれるし余裕よ。
揺れなければ…。←三半規管が弱い私😢
『船で事件ないといいな~』ってコナン君ばりに人間観察に勤しむ。
それにしてもやることがない。
本は酔う。海もしばらくすると飽きる。
なので、昼からみんなで雑魚寝。
すごくシュールな光景。
③船上イベント
たまにある船上イベントに参加。
『川の流れのように』『Amazing Grace』『ジブリメドレー』『人魚』などピアノ演奏会がありました。
④夕日
18:00
八丈島を通過。夕日をひとり眺める。
いいね、本を読みながら夕日鑑賞。
凪で揺れも少なく、船酔いも問題なさそう。
⑤大量のカメラマン
すんごいカメラの集団。すごい。
今回の航路は三宅島の真横を通ったり、硫黄島の付近まで行く特別ルートみたい。(知らずに乗ったw)
※こちらの集団は、珍しい鳥を撮る集団だったらしい。
⑤満月
夜は満月。きれい。
21:00 就寝
『眠れるかな~』って思っていたけど、ひたすら爆睡。
酔い止めの副作用かな?
(シャワー室もあったけど、酔いそうだからやめといた)
2日目(2016/5/22)小笠原_父島到着!
①朝日
朝4:00 パパっと起きて甲板へ。
4:40 ご来光
きれーーに朝日は昇った!雲が赤く染まった。
②あちこちで喧嘩勃発
①オジサンたちの喧嘩
明け方、甲板ではカメラマンたちが場所取りで揉めてたw
「私は○時から並んでいるんですよ!」
「いやいや居なかったじゃないですか!」とか。
まぁ滅多に行けない場所に大がかりな機材を持って乗り込んでいるんだもんね。みんな気が立っちゃうよね~💦
そんなオジサンたちを横目に、甲板でゆっくり景色を眺めました。
②おばちゃん達の喧嘩
レディースルームで横になっていたら…
おばちゃん二人がおしゃべりからの喧嘩。
※どうやら他人同士の模様。
A「死にたいの」
B「ええ!?言いたいこと言ってスカッとしましょう」
A「旦那に先立たれてね。一人でこうして旅をしているの。いつもこれが最後だと思いながら。」
B「まーかわいそう」
A「あんたに同情されるほど可哀想なんかじゃないわ!」(突然キレだす)
B「は~。ご主人亡くなって。香典代わりに言うわ。もう独りで沈没してくれ(呆」(やり返す)
A「は~嫌になっちゃうわ!」
誰か「嫌なら個室いけ!」
もーー朝から何なのうるせーなw
めんどくさいw
でも、結局それぞれが好き勝手しゃべって仲良くなっていたw
なんだよw
その後、レディースルームではあちこちでおしゃべりに花が咲いていた。
・ウユニ塩湖に行ったおばちゃん
・一人旅しまくってるおばちゃん
・今度マチュピチュに行くというおばちゃん
色々な旅自慢大会。
やっぱ一人で小笠原諸島まで来る人は旅人だな。
「余生は旅で費やすの😊」と言ったおばあちゃま。
アッパレ!
③父島到着
25時間の船旅を終え、小笠原ついたー!
みなさん、お疲れ様です!
楽しい出会いがありますように😊
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