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詩 「潮騒」
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誰も居ない海に行こう
潮騒に耳を澄まして
肩の荷を下ろしましょう
ため息をついたなら
綺麗な潮風を沢山吸いこんで
自信が持てない時は
波打ち際のまっさらな砂の上を
歩いてごらん
その歩みの一歩づつがいとおしく
目に映ることでしょう
誰かのことを想い
流した涙の粒は
波がさらって海へと還りゆく
嫉妬や哀しみが渦巻いているのなら
透き通る青さで
薄めて呉れることでしょう
なぜなら
そうやって海は出来ているからです
〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜
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