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エッセイ 「クラフト・ビールの海」

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最近は連載小説を着手しております。
あれこれ想像を巡らせたり
文献を調べながら構成を考えることが
至福のひとときです。

しかし、たまにはゆるりと閑話休題も大切で
今回は忘年会シーズンにちなみ
クラフト・ビールのエッセイを投稿します。




世の中動き出してきました。
久しぶりにささやかですが忘年会をしました。

いつもは焼鳥をつまみながら
ざっかけない雰囲気のお店で
話に花を咲かせます。

あーだこーだ、ケンケンガクガク、
ピーヒャラピーヒャラ ← (気分を表現すれば)
という感じです。

久しぶりの忘年会は少し趣向をこらして
西洋料理とワイン
緊張した面持ちでネクタイなんかも絞めて
身嗜みを整えてたりもして臨みます。


料理とワインはお任せで注文しましたが、
シェフの料理の腕が素晴らしく
大変美味しゅう堪能させて頂きました。


そして、仕上げの乾杯は
クラフト・ビールで__

日本のビールといえば、爽快な喉ごしと
"ドライ"や"淡麗"と名の付く通り
シャープな味わいです。

冷えたジョッキになみなみと注ぎ
腰に手を当てて
仰ぐように飲み干した後に
ビールのラベルをしげしげと眺めながら
ひと言__

「キンキンに冷えてやがる . . . 。」
と、
キマリ文句を言うのが乙なものです。


しかし、ビールの歴史を紐解くと
古代メソポタミアにまで遡ります。

舶来のクラフト・ビールは
日本のビールよりも
華やかさとフルーティーな香りが
より強い印象がします。

全粒粉のパンのように濃厚な味わいです。

美味しいクラフト・ビールを飲んだなら
善き哉hallelujah
舌の上で黄金の金字塔ピラミッドが建ちやがる . . . 。」
とキマリ文句もオリエンタルにキメませう。

少し温めで飲んだりもするところも
文化の違いでしょうか。

"キンキンに冷えてやがる"だけが
常識ではないのです。

う〜む . . . 世界は広し。

人それぞれに好みはありますが、
小生はクラフト・ビールの海で溺れたいほどに
大好きなのでございます。


何よりも久しぶりに会う、気の合う人たちと
過ごすひとときが格別でした。

笑顔が弾けるHour__なんつって . . .

おあとがよろしいようで。

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