詩 「人生航路」
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ゆらゆらと川面に映る魚影
それは夢で見た僕の魂__
風にはためく白旗
それは夢で見た僕の魂__
砂浜に打ち上げられた貝殻
それは夢で見た僕の魂__
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生き様を振り返れば
魂の欠片をそこら辺に散らばらせ
人々を傷付けてしまった過去の
伏線を回収出来ずに生きている
与えるべき思い遣りさえも
果たせずにいるままで
並び立つひこうき雲を見上げると
愛に満ち溢れた頃の
いつの日かの君と僕の姿に重なる
樹々の枝が空に向かって広がる
遥か彼方にある夢を求めるように
手を伸ばしているようで
今となっては愚かな僕自身の
魂の姿に思えてならない
全ては元に戻る__
願いを込めて
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