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【前編】シールとウィスキーとカルトナージュ

ノートにシールを貼り付ける記事や、昭和のシールがわんさか出てきたという記事を書きました。


さて。ここに厚紙の箱があります。
今回はこれにシールを貼りまくってやろうと思ったのです。

数年前にお歳暮がお中元で頂いたお菓子の箱で、現在は手芸の素材入れとして使用しています。

のままでも十分に素敵なデザインですが、今の私はシール貼りに恋し狂っています。止められまい。止められまいよ。

ふと「前にも似た経験やったような?」と思いました…。なんだったかな?

そもそもハンドメイドやDIYが好きなので、いつも何かしらは作っている人生です。

どれだったかな?
こういう疑問は考えていない時、皿を洗ったり、お風呂に浸かっていたり、寝入り際にハッと気づくのですよね。

カルトナージュだ!

深夜に目が冴えてしまいました。

ウィスキーの紙箱に"取っ手"をつけて「引き出し」にした。

・実兄からウィスキーの空箱を押し付…もらった。
・大きさもあり、面白い箱だったので何かに使いたく、
・"取っ手"をつけ、内側に布を貼り(ここがカルトナージュ)、
・手芸道具をしまう箱にしている。
最終的には、大きくて色々入って良い引き出しになったなぁと満足しています。

中には手芸で使う道具を収納している。箱の外側は格好いいのでそのまま活かした。
ウィスキーの箱の内側に布を張る。カルトナージュという経験。

この経験が今回の"お菓子の箱にシールを貼ろうとする企み"に重なったのでしょう。


ここで過去作品を振り返ってみます。
以前の完成品は以下の通り。

みっちり貼ってはいますが、「下地の白がまだ見える状態」
つまり、"余白"があるんですよ。

実はこの後2冊程シールを貼っているのですが、同じような出来栄えです。
きっと、私のディフォルトの性質が"余白"を欲しているのでしょう。

コレはコレで気に入っているけれど、当初の目論見とズレている。

しかし、私がやりたかったのは「PCに隙間なくステッカーを貼るアレ」ではなかったのかと。まだ余白ありますよと。

原因(性質の他に)を考えたところ、ノートに対してシール1つ1つが小さいからではないかと考えました。ならば大きめの素材を入手せねば…!


シールをネット通販で検索してみると、ものすごい数出てきました。
今、ノートや手帳にシールを貼る「コラージュ」というものが流行っているようですね。

ノートに色々貼る行為では「スクラップブッキング」なんて言い方もありますよね。
似たような言葉の定義としては以下の通り。

カルトナージュ【(フランス)cartonnage】
厚紙(カルトン)でできた箱に、美しい紙や布を貼って仕上げた工芸品。

出展:https://www.weblio.jp/content/カルトナージュ

デクパージュ【(フランス)découpage】
切り抜き細工。紙の切り抜きを板などに貼り付け、仕上げにワニスを塗る技法。また、その作品。生活調度品の装飾のために17世紀フランスで始まった。デコパージュ。

出展:https://www.weblio.jp/content/デクパージュ

コラージュ【(フランス)collage】
《「糊(のり)づけ」の意》
現代絵画の一技法。画面に印刷物、写真の切り抜き、針金など、さまざまなものをはりつけ、一部に加筆などをして構成するもの。ダダイスムやシュールレアリスムで多用され、今日では広告などにも用いられる。

出展:https://www.weblio.jp/content/コラージュ

スクラップブック【scrapbook】
新聞・雑誌記事などを切り抜いて貼り付けるための帳面。切り抜き帳、貼り交ぜ帳[1]、貼り込み帳[2]などともいう。記事の保存ばかりでなく、写真やメモなどともに個人の思い出となるものをアルバムのように保存したり、芸術家が資料とするために作成したりと様々な用途で用いられる[3]。日本で事務用品として販売されているものはA4版が一般的な大きさで、台紙には主にクラフト紙が使われる[4]。より大型のものや、ページの抜き差しができるようにしたものもある[5]。

出展:https://www.weblio.jp/wkpja/content/スクラップブック_スクラップブックの概要

今回は厚紙(カルトン)の箱にシールを貼ろうとしているので、カルトナージュに該当するのかもしれません。

と、いう事は。いっそ、布を貼るように…

この箱に一旦「下地」として"柄のある紙"を貼ってしまうのがいいかもしれません。
そうすれば、シールの隙間も気にならなくなるはず!

シールを購入した際「なぜかセットでデザインペーパーが付いてくるなぁ」と思っていたのですが、こういうことですか。ははーん。

早速フタの上面に素敵なデザインペーパーを貼ってみました。

どうだ!

ここに私の"最推し"ミュシャ様をどーーーん!!!

…おや?
ヘンダナ。

同調しすぎて、ミュシャが消える。

シールの大きさも問題かもしれません。
大きめのシールではあるのですが、箱やデザインに対してはちょっと小ぶり…。

悪くはないけど、インパクトがないし貼る意味もあまり感じられない…。
保留ッと。

ならば、トーンの異なるパッと明るい色はどうでしょう。

うん。消えるね!
派手なピンクなのに消えたね!!

やはりシールの大きさか…!

お花に白枠が付いていたらどうだろう。そうしよう。

花は…見える!!!けど…!
うーーーーーーーん。
シールが小さいのもあるし、数で押せばイケるかもだけど、
シールを消耗してまでわざわざ貼る意味(価値)が見えてこない。

価値が感じられるもの…つまり
お犬様の出番じゃないだろうか…!

アアッ!!無しではない!!
が。
やはりシールを消耗してまで元の素敵なデザインペーパーに変更を加える必要があるのか…?と考えると…。無い寄りの無い。

敗因は、やはりシールの大きさかなあ。あと背景が素敵すぎた。

「箱に沢山シールを貼るぞ♪」という楽しみを
2分前の私に奪われている。

この箱は、このまま使おう…。

結果的に、箱はより愛着がわいたので善。


さ、やり直しだ。


今回のnote、かなり長くなってしまったので2記事に分けようと思います。
続き(本題)は次回!!

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