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私はこのチームと、独学コンプレックスを超えていく @derami_no

おはようございます。株式会社ラブソル、デザイナー・ディレクターの小野寺です。

社内では「でらみ」と呼ばれています。
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私の会社では今年に入り、個々人のスキルと、チーム力向上に力を入れています。

最近では、株式会社ベイジさま主催の「戦略的ウェブ制作講座」を、ウェブ制作チームの堀くん、ほのかと共に一緒に受講中です。

約4ヶ月の継続講座。初回の内容をビジュアルメモしました。

三人一組での参加が条件のこの講座。その受講料は、決して安いものではありません。

堀くんが受講を発案してくれた時、私たち三人はそれぞれの中に「やってみたい」という気持ちがありつつも、思いの強さも、向かう方向もさまざま。

会社に投資してもらうにあたり、私たちは顔を突き合わせて話をしました。この時初めて、互いが互いを見たような気すらします。これこそがこの講座の本当の目的かもしれないなと感じているところです。

この他にも、有料の講座や交流会に足を運ぶ機会をいただいています。

なぜ私たちは、私は、学ぶのか?

「新たな知見を得たい」

その根本にあるのは「サイト制作専門の会社ではないにも関わらず、こんなにも信じて任せてくれるお客様にもっと応えたい」という思いです。

昨年は11のサイトを制作させていただきました。

東急株式会社様/「nexus構想」オフィシャルサイト
https://nexus-dento.com/
サイト制作 /イラスト制作/ライティング・編集/コンテンツ企画・制作/運用・保守

もう少し個人的な感情にスポットを当ててみると、「独学であることへのコンプレックス」という言葉が浮かび上がってきました。

私はこの会社で、ウェブから紙、コミュニティや空間まで領域も問わず広く「デザイン」を担当しています。

今や「デザイナー」と自称していますが、実のところ自分のことをデザイナーとして認めてあげられない期間もありました。

私は、美大にも専門学校にも行ったことがなく、デザイン会社やウェブ制作会社につとめた経験もありません。実践の場をいただきながら、ほぼ独学で、デザインのスキルを身につけてきました。今やそうそうたるクライアント様と、対等にご一緒できている状況を俯瞰して、不思議な気持ちになることもしばしばです。

実力が一目瞭然でわかってしまうデザインの世界。独学の自分が担当したことによって、会社にもクライアントさんにも恥をかかせるわけにはいかない、失望されたくない。そもそも「独学だからこの程度なんだ」と馬鹿にされたくない。まわりの人の存在と負けず嫌いに助けられ、学びと実践の日々をくぐり抜けてきました。

独学に限界はあるか?

その過程で、何度も体感することがありました。それは「独学の限界」です。

情報をたやすく得られるこの時代、本やSNS、YouTube動画やブログなど、知識はすぐそこに存在します。

しかしそれらのノウハウを現場に適応させたり、知識と知識の間にあるエッセンスを獲得するのは容易いことではありません。ものによっては不可能な場合すらあると感じています。

私は一時期、オンラインサロンで出会ったデザイナーの方にデザインのフィードバックをいただいていた時期があります。

どのタイミングでどこに着眼するのか、どのような意図でアクションをとるのか、なぜ自分のデザインはイマイチなのか、当たり前すぎて明示されることのない業界のルール、デザイナーとしての姿勢や気構え…。

どんなに努力しても見えないものの存在を知らしめてもらい、思いもよらない解決法を示してもらったあの経験は、本やSNSでは決して得ることができないな、と今でも感謝しています。それだけでなく、間違いなくデザイナーとしての自分の、基礎となっています。

これは、独学が必要ないとか、独学ではいけないと言っているわけではありません。どんなデザイナーもすべてを教えてもらっていることはなく、どこかの部分は必ず独学によって身につけているでしょう。

しかし事実として、一人では気づけないものは確実に存在し、選択の枝葉を増やし伸ばしていくには他人の補助が必要だということは、身をもって感じています。

だからこそ、このような新たな視点と選択肢を、実践レベルで見せてもらえる講座はありがたくてありがたくて仕方がありません。

2023年に願う「メンバーの市場価値を上げたい」

2023年、私には目標があります。

それは、メンバーの市場価値を上げること

私は昨年末、転職活動をしていました。実際にクリエイティブ制作会社へ転職しようともしました。その際に、能力や経験を給与額というかたちで評価をしてもらえたことは、本当にうれしかったし、それまで迷いながらやってきたことが認められた気がしました。

たとえ明日、会社がなくなっても生きていけるように

これは代表の柴山が常々口にしていることですが、私はこの考えがとても好きです。

自分も含め、今この瞬間、この会社を愛し、この場所に居ることを選択する、愛すべきみんなが、いつかこの場所を離れることがあった時「ラブソルでやってきたなら間違いないね」と言ってもらえるように。一人一人のポートフォリオが、自信を持って語れる豊かなものになるように

まずは自分が誰よりも吸収し、誰よりも考え、誰よりも実践したい。そして、手渡していきたい。そう思っています。

<株式会社ベイジさま主催の「戦略的ウェブ制作講座」を一緒に受けている堀くん、ほのかのnoteはこちら>

■ウェブ制作では主にメディアまわりを担当するほのかの記事

■ウェブ制作ではシステムやデザインを担当する堀くんの記事



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