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【中川政七商店×sio】ビジネスに大きいも、小さいもない。大事なのは、志。 @yukie_toasty422

みなさま、おはようございます。
経営管理室兼マカナイストのゆきえです。

今週からラブソルnoteは、テーマウィーク期間に突入。
今月は、ラブソルメンバーがそれぞれ参加したイベントのレポートをお届けします。

私は、先日奈良で開催された、中川政七商店さんが取り組んでらっしゃる「N.PARK PROJECT」のセミナーについて、書くことにしました。

N.PARK PROJECTとは、スモールビジネスに必要な要素を体系的に学び、実践することを総合的にサポートするプロジェクト。奈良の地に数多くのスモールビジネスを生み出し、街を元気にしようという取り組みです。

今回のセミナーは、N.PARK PROJECTの場づくりとしての拠点でもある、鹿猿狐ビルヂング3FのJIRNにて開催されました。

前半は、代々木上原のsioオーナーシェフ鳥羽周作さんの単独講演、後半は鳥羽さんと中川政七さんとの対談が行われました。

ラブソルでは、sioさんのオウンドメディアでのインタビュー記事「sioのつくりかた」や、おうちでsioでの記事制作といったお仕事をご一緒させていただいています。

普段は、バックオフィスでの業務が主な私にとって、鳥羽さんのお話を直接伺う貴重な機会となりました。

また、セミナーでの鳥羽さんと中川さんのをやりとりは、家族のような信頼関係をひしひしと感じるものでした。鳥羽さんが、中川さんが大切にしている奈良に力を入れるのは、ごく自然なことなんだろうなと。

文化をつくるには、続くこと、そして定着させること

「文化をつくるにあたり、続くこと、定着させることは大事。そのためには、ビジネスとして成立することが不可欠である。」

鳥羽さん曰く、ビジネスの本質は、お客様に求められていることを提供すること

クライアントワークであるべきで、ベクトルは常にお客様目線に。これは、ラブソルの仕事でも大事にしているところです。

鳥羽さんのすごいところは、そのために世の中の人たちが何を求めているかをものすごくリサーチするという点。

その徹底したリサーチで、世の中に本質的に求められているものを感じとり、どんどん実現していく。鳥羽さんは、自分のやりたいと思ったことを、なんとなく思いつきでやっているわけではないことがよくわかります。

sioには、「幸せの分母を増やす」という、シンプルながらも力強いビジョンがあります。このため、鳥羽さんのやりたいこととお客様が求めているところがずれることがないのだろうと思います。

圧倒的な力強いビジョンがあり、そのビジョンから、ミッション、バリューへと展開していくことは、ビジネスサイズによらず、重要な考え方である。お二人の対談を聞きながら、そう感じたのでした。

人数が少ないと、文化にならない

実は、㐂つねも、マックも、おうちでsioもやってることは同じで、習得・共有・伝達をやっているという鳥羽さん。

プロセスの開示して、脈絡がわかった上で、お弁当を食べてもらえると、食べ物に対する解像度が上がるとのこと。

鳥羽さんをはじめ、各店舗のスタッフのみなさんが一丸となって、店舗の様子や新メニューをつくる過程を、SNSで発信されています。

世の中に発信していくことで、自分たちのつくる食べ物への解像度が上がるだけでなく、知らない人とコニュニケーションが生まれたり、応援につながったりもするのです。

SNSは、バズをつくるとか、短期的な視点で取り組まれているものではありません。文化をつくる時、決して少人数ではできないことを認識してるからこそ、世の中への発信を続けてらっしゃるのが伝わってきます。

鳥羽さんは、これからの「ふつう」という提案をしていき、選択はみんなにしてもらうともおっしゃっていました。

この提案の中から、みんながいいなと思えば、定番となり、そして新たな文化となっていくのだろうなと思います。

新たな何かが、文化として認識されるには、たくさんの人の「いいな」が連鎖し、その想いが紡がれていく必要があるのかもしれません。

文化は、つくろうと思ってつくるものではない

文化とは、つくろうと思ってつくるものではなく、世の中に本質的に求められていることを継続的に取り組んでいて、気がつけばそこに文化ができているというもの。

そして、継続的にやるにしても、なんとなくやるのではなく、フルコミットする。そのためには、このビジネスをやることで世の中をどうしたいという想い、そして覚悟が大事になってきます。

どんなビジネスも、なんのためにやるのかがないと、ここぞという時に踏ん張れません。これがないと何事も続かないはずです。ましてや、愛ある仕事にもつながらないと思うのです。

ラブソルは、クライアントさんの「文化を伝える」お手伝いをしたいと考え、ひとつひとつの仕事に取り組んでいます。

今回のセミナーに参加して、改めて「文化を伝える」お手伝いをする側にも伝え続けるという覚悟がいるなと感じました。

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中川政七商店さんが取り組み取り組んでらっしゃる、N.PARK PROJECTでは、「学びの型」と「一歩踏み出す勇気」をにコンセプトスモールビジネスを数多く生み出そうとしています。

この取り組みを継続されることで、「学びの都」としての奈良が再定義され、文化となっていくのではないかと今回のセミナーを受けて、強く感じました。

中川さんの想いと、鳥羽さんの想い、そして奈良のみなさんの想いが混ざり合って、どんな文化がつくられていくのか。今後も楽しみでなりません。

また、機会をつくり、奈良に足を運びたいと思います。

このセミナーの様子は、N.PARK PROJECT公式サイトでも一部抜粋という形でイベントレポートが公開されています。こちらもぜひご覧ください。

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