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音楽は鳴り止まない

2020年7月10日、フジファブリック志村正彦の誕生日。いつものように心の中でお祝いをして、でもふと思いました。生きていてくれたら、40歳じゃん!と。

ラムシ(志村くんのことを僕はそう呼んでいたので、これからはたぶん普通に使います。笑)と出会ったのは、2002年のこと。ラムシ22歳、今村25歳です。

えっ?あのラムシが40歳?!

そう思ったらなぜか物凄い焦りを感じました。たぶん、僕の中のラムシはずっと若いままだったから尚更現実を叩きつけられたのかも知れません。


EMIの音楽ディレクターとして

2018年に公開された映画『ボヘミアン・ラプソディ』の中に、EMIのディレクター(A&R)や社長が登場しますが、まぁ、ザックリ言うとそんな感じで、僕は2002年に制作部に異動して以来、「アーティストの発掘・契約・育成とそのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作を担当するレコード会社における職務の一つ」(※WikipediaでA&R参照)を19年間担わせて頂いています。

これまでに担当させて頂いたアーティストについてはプロフィールをご参照頂きつつ、お陰様で本当に恵まれた音楽ディレクター人生を歩ませて頂いていたのですが、ちょっと待てよ!と。ラムシが40歳と言うことは、今村は43歳だぞ、と。

気付いたら凄い時間が経っちゃってるじゃん!

ラムシと当時語り合った夢、全然叶えられてないじゃん!


自分のレーベルを持ちたい

2001年、当時の東芝EMIに入社し、友人の勧めで、George Martinが書いた「All You Need is Ears」を愛読していた時から、大好きなThe BeatlesとRadioheadとColdplayが所属していたParlophoneのようなレーベルを自分でも持てるようになりたい!と思い、その想いをラムシにも話していたことを、ふとその日に思い出しました。

よしっ!やってみよう!!

翌11日の夕方、このようなツイートをしました。

自分のレーベルを持つには当然のことながら新人アーティストが更に必要で、クリエイターの方にも、スタッフの方にも協力して貰わなければ実現出来ないから、とにかく募集してみよう!

と言う、恐ろしすぎるほどに浅はかなツイートでしたが、ビックリするほどの反響を頂きました。


発信したい!思いを伝えたい!何かしたい!

そう思っている人がこれほど居たとは!!

個人的な想いから始まったことですが、こんな自分に少しでも何か貢献して恩返し出来ることがあれば!!

いや、むしろ、最高の音楽やクリエイターやスタッフと出会って、何年も何十年も先に残る音楽を残したい!!


そう思って、

2001年に入社して、音楽業界に入って今年で20年目。

このまま何事もなく終わるか、それとも何かが始まるか。

コロナ禍ど真ん中に始まったこの投げ掛けに、自分用のメモ代わりにこうしてnoteも取ってみます。ドキドキ。。


音楽は鳴り止まない!


たぶん。

続きをお楽しみに。

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