新人アーティストの年齢って気にしますか？

リプライの中に時々、「おばさんはダメですか？」とか、「30歳を越えてますが可能性はありますか？」とか、年齢に関するコメントを頂きます。ディレクターごとに様々な考えがあると思いますが、僕の結論は、

「はい、気にします！」

です。ちなみにこれは、あくまで新人アーティストの場合、です。
あと、一発屋ではなく、これから何年も何十年も音楽で食べて行きたい！と考えている新人アーティストの場合、です。

出会って、気になってコンタクト取って、実際に会ったり、LINEやメールやDMでやり取りすることになったらまず必ず年齢を聞きます。

でも、これ、実は、ただ単にその人の年齢を気にしている、と言う訳ではないんです。年齢を聞いた後、僕は必ず、音楽を始めた時の年齢も聞きます。

例えば今、31歳で、音楽を始めたのが実は2年前で、このたった2年間の間に作った曲に僕が何らか引っ掛かったとすると、僕はそのアーティストに可能性を感じます。

一方で、今、31歳で、音楽を始めたのが18歳で、約13年間ずっとオリジナルを書き続け、バンドでライブをやり続けて来た結果だとすると、初期の頃の曲を確認したくなります。つまり、10年以上もやって来たそのアーティストの伸び代を測る訳です。

これは、オリジナルを書くアーティストだけではなく、シンガーも同じだと思っています。いや、上手いけど、こんだけやって来てその上手さなのかぁ、、が必ず付き纏います。一方で、同じく琴線に触れたシンガーが17歳だとします。緊張で声も震え、ピッチも安定していません。でも、大枠として同じレベルだと感じたら、17歳の方が、ここから先の伸び代が一体どうなってしまうのか、むしろ楽しみで仕方がなくなりますよね？

勿論のこと、年齢が結構行ってから才能が開花するアーティストもいます。でも、確率で言うと、低いですよね、、体も声も、そして世の中とのリンクも、どうしても少しずつ衰えて行ってしまうのが人間なので、こればかりは仕方がないです。なので、

やっぱり特に新人アーティストの年齢は気にします！
但し、そこに至るまでの背景も同じように気にしています！

と言うのが僕の持論です。

ただ、最近特に、音楽の届け方が大きく変わって来ているのと、アーティスト自身の音楽への向き合い方も変わって来ている気がしているので、昔に比べると年齢が気にならなくなって来ているかもですが、「才能と年齢の相関関係」と言う意味では、相変わらず大事なポイントだと思っています。

今日は100件近くのリプライに目を通し、色々と感じたことがあったので、また残してみます。

疲れたら散歩。家から３分でこの感じが好き。また頑張ろうと思う。 #横浜 #田舎 #雨降ったから少し涼しくなったね pic.twitter.com/HgZ6xJhmPT

— KeisukeImamura (@KeisukeImamura) August 23, 2020

また明日！では！