大きな経済を語る 小さなコーヒー屋がおすすめするショップ3選(小さなコーヒー屋が大きな経済を語る【番外編】)

・LIGHT UP COFFEE (下北沢・東京)
・大山崎 COFFEE ROASTERS (大山崎・京都)
・Minimal -Bean to Bar Chocolate- (白金高輪・東京)
※()内はメインファクトリーの所在地

もちろん、美味しい。
商品だけでなく、美味しいへのアプローチが魅力的な人ごと推したい。



フレッシュで心地よい酸味のあるコーヒーといえばLIGHT UP COFFEE
浅煎りが好みという方へ全力でおすすめしたい。

りんごのお酒であるシードルに使う酵母“CIDER YEAST”を使って特殊発酵させたベトナム産のシングルオリジンに感動した。(現在は販売終了)


代表・川野優馬さん

コーヒーを愛しすぎているコーヒー狂。
アジアのコーヒーの可能性を開拓する人。
インドネシア・バリ島のコーヒー生産地での取り組みが素晴らしい。
吉祥寺店で行われるワークショップに何度も通い、沢山の情報をシェアしていただき、勉強させていただいた。
下北沢店では焙煎の指導も受けた。

音声メディアでの発信にも力を入れている。
マメトークのエチオピア農園訪問の回は必聴。



奥行きのある味わいを楽しめるコーヒーが飲みたいなら大山崎 COFFEE ROASTERS
豆の鮮度にこだわりたいなら、ここを選べば間違いない。

長め時間をかけて焼くという焙煎のスタイルに一番フィットしていた焙煎機として「GRN」を選び、店を開けるのは木曜日と土曜日の週2日、販売するのは焙煎後3日以内、店で粉にはせず豆のままでしか売らない姿勢を貫いている。


オーナー・中村佳太さん

哲学する焙煎家。
代官山蔦屋で行われたイベントでお話を伺い、言葉を交わした後、中村さんが執筆された「人工知能の時代にコーヒー焙煎家は必要か?」(Standart Japan第9号に掲載)、「京都が未来である理由ーポスト資本主義への道標」(同 第10号に掲載)の2つエッセイを読んで感銘を受けた。

『資本家が独占している生産手段を労働者自身が持つことがポスト資本主義の一つの解になるのではないか』という中村さんの提言に賛同している。

執筆活動はマガジン・ポスト資本主義研究室を。

ポッドキャストはこちら。



カカオ本来の素材が持つ個性を存分に味わいたいならMinimal
尖っていると感じる人もいるだろう。そこがいいのだ。

チョコレートを刺身で食べるという発想にトキメキすら感じる。
生ガトーショコラ、チョコレートチーズケーキ、チョコレートカステラなど新たな楽しみ方が広がってきていて面白い。進化が止まらない。


代表・山下貴嗣さん

カカオ原産地へ足しげく通う洋菓子屋の代表。
育てる現場、製造する現場、食べてもらう現場、
あらゆる現場に対する行動量と思考量が圧倒的。

お店やイベントで何度かお会いしており、フランクに話しかけて下さる。
誰よりも自社の商品を愛している人だと直に感じたのが印象深い。

noteでのフォロワー数が驚異的。
最近ではインスタライブに力を入れている様子。
チョコレートについて語り始めると、とてつもない熱量を発する山下さんにはライブ配信がよく合っていると感じる。



【番外編の番外編】

・Mr. CHEESECAKE

Mr. CHEESECAKEは実店舗をもたないチーズケーキだけのネットショップ。

スッキリ・フルーティーな浅煎りコーヒーとも、苦みの強いどっしりとした深煎り珈琲とも相性のいい魔法のチーズケーキ。

小麦粉を使わない製法で仕上げるギリギリの食感。湯煎焼きをする事で上はしっかりベイク、下はレアチーズケーキの様な滑らかさを表現。一つで二度おいしい食感です。
Mr. CHEESECAKE は温度によって味わいと香りが変化します。その変化をじっくりと楽しんでください。

このあたりに秘密があると思うのだが、僕は魔法にかかってしまってこのチーズケーキの虜になっているので秘密を解き明かせそうにない。
誰かよろしくお願いします。


CHEF・田村浩二さん

愛称は『タムサン』。有名店で修業を積み、弱冠31歳で世界最短でミシュランの星を獲得した白金台にあるレストランのシェフに就任。そして、独立。
Food Expanderという職業は田村さんが自ら定義した肩書き。

食の様々な可能性を未来へ拡げるお仕事をしています。天秤座のAB型。
チーズケーキで世界を変える。 時間を作る 共有する 相手を思う『人生最高の体験と感動で人の心を動かす』

料理に関する話題はもちろん、1人の起業家としての田村さんが語っているポッドキャスト『田村浩二の味な時間。』はこちらから。

noteの自己紹介を読むと田村さんのことが少しわかるかも。





終わりに

番外編も楽しいので今後も息抜きに書かせてもらおうと思います。

紹介したいショップは他にもあるのだけれど、3選と銘打って書き始めたので4つになりました(おい)


大きな経済を語る 小さなコーヒー屋がおすすめするショップ3選(小さなコーヒー屋が大きな経済を語る【番外編】)了


本編はこちら。





投げ銭は僕が面白がっていることに突っ込ませていただきます。