臨床+

股関節機能を高める骨盤機能評価・介入方法

2021年も早いもので残すところあと1ヶ月となりました。この臨床+に参加して1年が経とうとしていますが、さまざまな疾患に対する考え方や介入方法について私なりにまとめさせていただきました。 さて臨床+では、12月は各関節のこれだけは欠かせない機能に対する評価や機能改善のための介入方法をテーマにこの1年を締めくくりたいと思います! この記事では、股関節機能をテーマにまとめていきます。 これまで臨床+では、多様な股関節疾患に対する評価法や介入方法についてご紹介していきました。

スキ
15

非特異的腰痛 どう診て、どう考える?

皆さん、こんにちは^ ^ 第4週担当の塚田です。 今月はクリニカルリーズニングがテーマということで、自分は非特異的腰痛に対するクリニカルリーズニングについて書いていこうと思います。 皆さんは、非特異的腰痛って聞いたことありますか? 非特異的腰痛とは明確な器質的異常や神経学的所見の異常がない腰痛のことを指します。例えば、腰椎圧迫骨折では骨に器質的異常があり、これは要因がはっきりしている為、非特異的腰痛ではありません。また椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症なども神経への圧迫など器

スキ
7

上肢疾患に共通した機能障害に対するセルフエクササイズの選択

臨床+.3週目を担当する佐藤康です。 今回は、臨床場面での「上肢疾患に対する運動療法」に着目していきます。 上肢疾患に対するセルフエクササイズとしては、各関節周囲のストレッチ、腱板トレーニングや四つ這いexなどは臨床場面でも多く活用することが多いと思います。 まず、臨床で対応する上肢疾患にはどのような疾患が多いでしょうか。 上図にもありますが、肩の挙上制限やテニス肘などの肘外側痛、手首の痛みはよく対応することの多い疾患です。 下肢疾患に対するトレーニングは、スクワット

スキ
17

オーバーテストの臨床応用(動画解説)

今回は臨床上、比較的みる機会も多い整形外科的テストのオーバーテストについて深掘りしていこうかなと思います。 そもそもオーバーテストは大腿筋膜張筋-腸脛靭帯の長さ、筋短縮を評価するテストです。 オーバーテストという為、「Over test」と記載している方がいたりするかもしれませんが、正しくは『Ober test』です。間違えないようにしましょう!笑 他にも、オベールテスト・オーベルテストと呼び方は様々あるかと思います。 ○オーバーテストについてまずは基本的なオーバーテス

スキ
12
有料
100

足趾・足部機能から姿勢アライメントを紐解く

患者さんを評価する際に必ず診るであろう姿勢アライメントについて、足趾や足部機能からの影響を捉えてアプローチを展開していく流れについてお話しさせていただきます。 普段クリニックにて外来リハビリを行っていますが、評価をすすめる上で患者さんの日常生活に目を向ける必要があります。 症状の原因を捉えていくために、患部に対してどんなメカニカルストレスがかかっているのかを推測していくことが重要となります。 そのため、実際に見て・触れて評価した姿勢や動作などの情報だけでなく日常生活におけ

スキ
17

股関節への介入を姿勢制御から考える

股関節の不調を訴える方の多くにみられるのが、トレンデレンブルグ徴候やデュシェンヌ徴候などの特徴的な動的不安定性だと思います。これらは中殿筋など股関節外転筋群の機能不全が原因であるということをみなさんご存知だと思います。 もちろん、股関節局所の機能(求心位の逸脱や可動域制限、筋出力低下など)も原因で動的不安定性を誘発していることもあるので、局所機能の評価および介入は適切に行う必要があります。 しかし、実際の臨床において中殿筋など股関節外転筋群への介入(筋力トレーニングなど)

スキ
14

重心位置と脊椎のつながりから考える!頸部痛に対する評価とアプローチ

こんにちは^ ^ 第4週担当の塚田です。今月は頸部・上肢帯についての特集になっているため、ボクの方では頸部痛に対して触れていこうと思います。 今回頸部痛に対する評価やアプローチについて書きますが、頸部は神経や椎骨動脈が近くを走行する為、直接アプローチを行う内容を書いてしまうと、力加減や介入方向が上手く伝わらず、重篤な症状を引き起こしてしまうリスクが生じます。 その為、今回ボクが伝える内容は、脊椎の運動学とつながりを元に、重心位置の偏位によって頸部にどのようなストレスが生じ

スキ
10

テニス肘改善のための手関節トレーニング

慢性化しやすいテニス肘以前の記事では、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)への理学療法介入についてお話ししました。 テニス肘は、短橈側手根伸筋を中心とした前腕伸筋群の付着部で起こる炎症であることが多く、日常生活での軽い負荷での作業の繰り返しやテニスなどラケットスポーツが原因で発症すると考えられています。 (さらに詳しい病態などはこちらからご覧いただけたらと思います。) 軽微な負荷でも繰り返すことで発症しやすいため、再発を繰り返したり、症状が慢性化し日常生活に支障をきたすことが多

スキ
7
有料
100

ドケルバン病に対する対応-局所機能と運動軸の修正-

臨床+.3週目を担当する佐藤康です。 今月は「上肢疾患」をテーマに配信しています。 ーーーーーーーーーーーーー 今回、私は上肢疾患の中でも 「手部疾患」について担当していきます。 臨床上対応することの多い手関節・手部疾患では以下のようなケースに遭遇することが多いのではないでしょうか。 そこで、 今回は母指側の手首の周囲の痛みの代表的な 「ドケルバン病」について整理していきたいと思います。 「ドケルバン病」はスマホの過使用や育児での子供を抱っこしたりすることで起こるこ

スキ
12

Wright test とRoos testから考えるTOS

胸郭出口症候群(Thoracic Outlet Syndrome: TOS)は神経、血管束が前・中斜角筋、鎖骨、第一肋骨で形成される胸郭出口において圧迫・牽引されて起こります。 主に3つの狭窄部位で神経、血管束にストレスが加わり、頭頸部〜手指にかけての多彩な症状を誘発します。 しかし、一言に「胸郭出口症候群」といっても、どの部位にどのようなストレスがどの神経・血管束に加わったことで症状が出ているかはケースバイケースです。 そのため、病態を理解するためには各種整形外科的テ

スキ
8
有料
100