100子

きみの部屋はえすかるごのにおいがするね

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窓辺の女の子

会いたい人がいるんだ だけど今のままじゃ会えないんだ だけど今会わなかったら一生会えない気がするんだ 気がするんだ そんな気がするんだ 会いたくて あいたい とつぶやきそうになるんだ だけどつぶやいたら会えない気がするんだ きっと会えなくなるんだ このまま会わなかったらどうなるんだ 会えないってことは生きていても存在していないことと一緒じゃない あいたい あいたい 会えなくても世界のどこかでつながっているけど あなたの瞳にうつらなければ あなたの脳

    • 無題

      あめがふったからあたたかいパンをたべよう

      • Teens

        わたしはいつまでボウフラだろうか あのこもあのこもあのもあのこも 嫌いなあのこも可愛いあのこもあの女も もうここにはいない かつてのあのこはもうあのこではなくなってしまった どこからどうみても いくら語りつくしても わたしのしってるあのこじゃない 寂しさをだすまいと必死にこらえるが それすらあのはきづかない もうだれもここにはいない わたしをきにして振り返ろうとするあのこ 振り返ることは決してない 断じてない いつかわたしもむこうへいけるだろうか ずっとここにい

          おんなのことりすさん

          あるところにおんなのこがいました おんなのこはむかしゆめのなかでみたおうちにひとりですんでいました おんなのこはこわいものからすべてにげてきたのです おんなのこはめがさめるといつもひとりぼっちで おひさまをあびにおにわにでてもひとりぼっち ミルクをあたためるときもひとりぼっち なのです だけどおんなのこはしあわせでした だってすべてからにげてきたからです あるひのことです おんなのこがいつものようにほんをよんでいるときでした とん、とんとんとん おんなのこは

          おんなのことりすさん

          アメリカンソフトクッキー

          寒さがあしをくすぐって 目覚めてしまった アメリカンソフトクッキー が食べたい デジタルカメラで映しても 現像されない毎日で どこかで生きてるものが 生きているおと まるでネモフィラとジョンレノンくらい関係ない ベールがかった窓からきりとる空だけが 誰かのカメラと繋がってる 爪を秋色に染めた 何かをなくしてしまう匂い アメリカンソフトクッキー それさえあればいい いつもすぐに答えなれない 後悔するよりいいでしょう どこかで死んでいるものが 死んでいるおと ま

          アメリカンソフトクッキー

          いつもおもってること

          「昨日さー」とか 「この前さー」とかの前置きを聞くと、ああこの人も生きてるんだなと思う 私の知らないところでちゃんと生きていて色んなことをしてるんだなと おうちでひとりぼっちで過ごしていると、この世界に自分しかいないんじゃないかっていつも疑ってしまうから 「さっきさー」とか「今日の朝ー」とかの一言でみんなが生きてると実感する 時には知らなくていいことも知らなくてよかったこともあるけど、でもそれが世界だから仕方ない 私の知らないところで勝手に幸せになったり、死にたくなっていたり

          いつもおもってること

          後生だから

          本屋さんに行くたびに憂鬱になる 新しい本がこれみよがしにならべられて その本たちをみていやんなる ああ また新しい本がでちゃった つるつるな表面たちがわたしにお腹をむけてくる あんたたちが出てくるせいでいやなんだ どんどん昔の本たちは奥にいかれて 廃盤になって 普通の本やさんではみつけられなくなって 古本屋にいってもなかなか手に入らなくて アマゾンかメルカリというネットが最終手段になっちゃって こっちはたらいまわしにされてるんだよわかれよ みんな新しい本について語る 新

          後生だから

          太陽を、透かさないステンドグラスになりたい

           かなぶんが。  ガス代と電気代を払おうと思ってコンビニに行こう。先月、絶対ガス代払ったのになぜか再請求書きて、「もし払っていてすれ違いにこのお知らせがきたら無視して」的なことがかいてあったから無視したのに、再再請求書が届いた。から払った。それが2週間前くらいのこと。22:00くらいにセブンに行ったら陶芸部の体験に来てた男の子がレジやっててきまず。自意識過剰だけど再再請求書みられるのはず。っていうのがさっきも言ったけど2週間前くらいのこと。  で。今日はまた新しいガス代と電気

          太陽を、透かさないステンドグラスになりたい

          万年アルト

          万年アルトである。 大体小学四年生くらいから本格的な合唱が始まるが、身長は低い方なのにずっとアルト。 身長の高い少数の女の子たちに混ざってちびな私はアルトを歌ってた。 ソプラノ歌ってみたいよ!そりゃ!!!性別に囚われるわけではないけど、女の子だったら可愛いくて高い声が羨ましいなってなるよ。主旋律を歌える気持ちよさってどんな感じ?アルトって上手いひとが歌えばとても重要な役割になるけど小学生とかだったら難易度高いし、中学高校になっても音楽得意じゃないとオンチになっちゃうじゃん。

          万年アルト

          じょうずじゃないけど

          村上春樹とか西加奈子とか田辺聖子のエッセイに憧れてるだけ あと梶井基次郎みたいに小説なのに詩っぽい文章かけたらいいなってだけーー たまーにかきたい 授業中とかーー、ね 全然じょうずじゃないし共感性羞恥心させちゃってるかもしんないけどそんなのしらないよ!!! ふん そんで生き方もじょうずじゃない いっぱい怒られる 最近自分があほすぎてばかすぎて自分やめたい じょうずになりたい!! じょうずになってすごいなーっておもわれたい けど口に出されるといっちょ前にてれくさ

          じょうずじゃないけど