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名探偵コナン

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映画『名探偵コナン』。昨年の『黒鉄の魚影(サブマリン)』に引き続き『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』も凄く良かったです。四半世紀以上続いていて、近年は興行収入90億円超え、『…
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#青山剛昌

マンガ・アニメの「聖地巡礼」-劇場版『名探偵コナン』の事例を中心に-

マンガ・アニメは波及効果・影響力の大きいコンテンツであり、日本の競争力が強い分野である。何年も前から「聖地巡礼」という言葉で、マンガやアニメの舞台として登場した地域を訪れるスタイルの観光が大きな動きとなっている。大ヒット中の劇場版『名探偵コナン』の事例を挙げつつ、マンガ・アニメの持つ力について簡単に描写する。 『名探偵コナン』連続メガヒット 4月12日に公開されたアニメ映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が大ヒットしている。公開から約2か月の6月16日現

【レビュー】劇場版コナンを3回観た結果見えた「熱狂」の正体

最新作、 『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』 を鑑賞してきました。 それから暇なニートみたいなものなので、 3回ほど映画館に足を運びました。 平日昼、華金の夜、日曜日の昼というパターンで 劇場版コナンを見つめるとそこには僕が見えていなかった 「女性ファンの熱狂」の形がありました。 近年の劇場版コナンを根本的に勘違いしていたコナンに熱狂する女性ファンの方々を3回にわたり間近に感じた結果、 「コナンが劇場で売っているものを根源的に勘違いしていた」 ことを強く自覚したので

孤独の天才:プロフェッショナル流儀「青山剛昌」を見た。

どうも!名探偵コナンの作者:青山剛昌さんの密着ドキュメンタリーをみました。いやー原作を端から端まで読んでいる身としては「見ない」選択肢はない!! このドキュメンタリーは、結論から言うと「孤独」だった。 「ONE PIECE」と並ぶ長編漫画で、映画の興行収入100億を突破していて、国民的漫画作品「名探偵コナン」 大ヒットしてお金持ちに見えない生活だ。ワンピースの作者と真逆に感じた。ワンピースの作者(尾田栄一郎先生)は、以前からメディアに仕事部屋や家を紹介しているが、下の動

青山剛昌先生のプロフェッショナルをみて

青山剛昌先生のプロフェッショナルをみた。 物心が付くか付かないかくらいからのコナンファンとしては、 楽しく見させていただきました。 青山先生がコナンを描き始めたのが30歳くらいの時で、 それから30年の時を経て、俺も30代。 何かと重なる部分があって感慨深い。 今は全盛期の頃の半分くらいまで 仕事の量をセーブしているみたい。 連載も休みやすみだけど、 続けてくれていること兎に角有難い。 毎年欠かさず公開されている映画もそう。 映画の良し悪しはあまり気にしていない。 「今

世界的メガヒットミステリー漫画の製作の裏側とは【2024.4.28 プロフェッショナルの流儀】

私がアニメを見始めた時は8歳。 小学1年生のコナン君と あまり年が変わりませんでした。 しかし時は流れ、コナンくんどころか 蘭や新一よりも年をとってました。 それもそのはず。 今年で、漫画連載を始めてから 30周年を迎えたからです。 私も年を取るはずです。 それと同時に「よくもそんなに長く連載を続けているなぁ」と感心しました。 今回その裏側が明かされました。 ・トリックのアイデアを出すYouTube の動画で トリックのアイデアを探していました。 トリックをもとに話

テレビアニメ版や過去の劇場版の予習量によって怪盗キッドと服部平次のインパクトがだいぶ変わると思った『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』

【個人的な満足度】2024年日本公開映画で面白かった順位:9/52   ストーリー:★★★★★  キャラクター:★★★★★★★★★★      映像:★★★★★      音楽:★★★★★ 映画館で観たい:★★★★★ 【作品情報】   原題:-   製作年:2024年   製作国:日本    配給:東宝  上映時間:111分  ジャンル:アニメ、ミステリー、アクション 元ネタなど:漫画『名探偵コナン』(1994-)       テレビアニメ『名探偵コナン』(1996-)

「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」が面白かったんだけど・・・という話

 本日5月4日は「名探偵コナン」の工藤新一/江戸川コナンの誕生日です。おめでとうございます。  昨日は、「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」を観てきました。  昨日は祝日。自分が観た郡山テアトルは、毎週金曜日にレディースディというのをやっているので、特に女性の観客が多かったです。  郡山テアトルでは、大きなスクリーン2つを使って上映していたんですよね。それでもけっこう列ができていました。皆さん「名探偵コナン」が好きですね。  劇場版の名探偵コナンを劇場で観るのは、はじめ

1億と100億突破記念~4年前に鳥取県北栄町に訪れた話~

 どーも!旅ギナーのT.M.Yです!  まずはこちらのX投稿から! 劇場版名探偵コナンで ①累計観客動員数が1億人突破! ②2年連続興行収入100億突破!! が達成されました!  ①の方は、これまで「ドラえもん」「ゴジラ」しか達成していない記録で、27作目の達成は最速だとか…!  ②は、"2年連続で"達成は史上初とのこと…!  どちらも素晴らしい記録!で、なんなら②の発表が、コナンの誕生日という…! まぁそんな記録ずくめのコナンですが、コナンの生みの親、青山剛昌氏の生

0が10個・・・~劇場版名探偵コナン興行収入100億突破記念~

 こんにちは!旅ギナーのT.M.Yです!  先に申し上げます!今日は旅の話ではありません!「劇場版・名探偵コナン」のお話です!!  いや~凄すぎる!!  自分が幼少期から見てきて、大人になった今でも好きな作品が、こんな大記録を達成するとは、思って…いました!!(笑)  だって今年の映画本当に素晴らしい作品やねんもん~!!  そんなわけで、今日は「劇場版・名探偵コナン~黒鉄の魚影(サブマリン)~興行収入100億円突破」"に乗っかって"、名探偵コナンについて私の視点でお話できれ

小匙の書室150 100万ドルの五稜星を観る前に

 普段から私の読書時間は主に小説を読むことにあてられているのですが、時には漫画を手に取ることもあります。  それは例えば小説のコミカライズだったり、好きな作家さんが原作の物語だったり、単純に絵柄が好みで読んだり……。  そんな中でも、私が一番読んでいるのは『名探偵コナン』(青山剛昌 著)なのです。(その次に『金田一少年の事件簿』かな……?)  漫画は最新刊まで揃え、時には特装版も購入し、いやしかし考察はさほどせずに単純にコナンたちの活躍を楽しみ、映画も毎年観に行き……とい

劇場版名探偵コナン「100万ドルの五稜星」ネタバレ感想

おはようございます。今日も良い一日を。 アニゾーンのコナンポッドキャストとても良かった! 毎回、何度も聴いています。 そして、そろそろ映画の感想を書いていきたいです! 映画を観てきたよネタバレなし感想はこちら。 ⚠️映画の深刻なネタバレをしているので、 まだ観ていない方はご注意ください。⚠️ えー、それではさて、 noteは文字の色を変えたりできないんでしょうか。 ネタバレ感想文を有料記事にするのもアレかなという気がしています。 とりあえず改行をしておきます。 ・

コナンオタク社員が好きな事件、キャラ、映画を語ってみた【後編】

今回は前回に引き続き、「名探偵コナンオタク社員・後編」をお届け。 ▼前編はこちら! 前編では好きな映画タイトルやエピソードについて語ってもらいましたが、後編ではコナン好きエピソードやヤバすぎる映画の設定について語ってもらいました。 ぜひ、お楽しみください! ―皆さんのコナン好きエピソードは何かありますか? マルサラ:ウォッカは結婚式でもコナン好きが垣間見えたとボス(※本部長)から伺ったんですけど。 ウォッカ:結婚式で食事中や歓談中にバックミュージックが流れるじゃないです

コナンオタク社員が好きな事件、キャラ、映画を語ってみた【前編】

好きなコンテンツについて、語らずにはいられない!というスカパー!社員たちを集めて自由に語り合ってもらうこの座談会企画。 今回取り上げるのは、現在公開中の映画『黒鉄の魚影(サブマリン)』でも話題の『名探偵コナン』! 集まった「コナン好き社員」メンバーはこちら! 黒の組織に倣い、コードネームでご紹介します。 ▼コードネーム:ジントニック 小説の『シャーロックホームズ』が好きであったことや、幼い頃の怪我をきっかけに通っていた病院に漫画『名探偵コナン』の1巻~18巻が置いてあり、

もはや探偵じゃねえ!ミッションがインポッシブルすぎて、日本のイーサン・ハントはコナンだと思った『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』

【個人的な満足度】2023年日本公開映画で面白かった順位:2/58   ストーリー:★★★★★★★★★★  キャラクター:★★★★★★★★★★      映像:★★★★★      音楽:★★★★★ 映画館で観たい:★★★★★★★★★★ 【作品情報】   原題:-   製作年:2023年   製作国:日本    配給:東宝  上映時間:109分  ジャンル:アニメ、アクション、サスペンス 元ネタなど:漫画『名探偵コナン』(1994-)       テレビアニメ『名探偵コナン