風戸蒼狐

千葉県の御宿町で暮らしています。 御宿の海と里山もさることながら、気取らず、気張らず自…

風戸蒼狐

千葉県の御宿町で暮らしています。 御宿の海と里山もさることながら、気取らず、気張らず自分らしく暮らせる雰囲気が好き。 住民らしく日常的な目線とで御宿を楽しんでいます。「趣味は御宿」 コーヒーと猫と写真と美味いものが好き。

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  • 三日月型のイニシャル

    CoffeeとCafeとChibaのこと

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    自分の心が軽くするためのひとりごと 同じ思いなら、こころがかるくなるかもしれないひとりごと

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    外房「御宿町」のなにげない日常

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コーヒーに透ける想い

 海の近く。駅に繋がる線路が見えるカフェ。窓側のカウンターの入り口側の端から風に揺れる笹の葉を眺めながらコーヒーを飲むのが休日の日課となった。  店主は、大会の優勝経験もある女性バリスタで、私のコーヒーの師匠でもある。  今日はランチ前の時間帯なので客はわたしだけで、私の過ごし方をよく知る店主もゆったりと過ごす時間に配慮してくれている。  窓から外を眺めている私にとってはこの店へ向かう客の姿がよく見える。  その女性は、駅に続く路地から徒歩でこちらに向かってくる。車社会の田

    • 少し古くたって

      コーヒーの味について。コーヒーセミナーで 今は、農園単位で味が違うから、国や地域でひとくくりすることは少し古い。 そんな風に言われた。 頭では理解してるし、実際に美味しい豆は農園も気にする。 でも、私が豆を語るときは 【ケニアが好き】とか【アジア系の豆は苦手】などと国や地域でひとくくりにする。 それを少し古い。と言われたことはショックだった 私はコーヒーの世界に足を踏み入れたばかりの素人。 自宅でも美味しく淹れられるように日々飲み比べしてる。 最近になって生産国ごとの味の

      • COLD BREW

        コールドブリューコーヒーは、COLD BREW=低温抽出という意味です。 普通のアイスコーヒーが、お湯で淹れたコーヒーを急冷する方式に比べ、低温でじっくり淹れるので、お湯で出にくい風味も出てくるのでいつものアイスコーヒーとはひと味違います。 ぽたぽたと水をゆっくり垂らして時間をかけて淹れる透過法もありますが、お手軽なのは挽いた豆を長時間水につける浸漬式です。 ponocafeさんのコールドブリューもこの方式。カモガワ珈琲さんなどで水出し用のパックも販売されていますのでこれ

        • Coffee Cupping

          おうちコーヒー。わが家のカッピングはこんな感じ。 私はまだ、豆の個性を覚える段階なので、比較用に2つ。 ベースの豆に比べてこんな感じと覚えるために購入。お遊びレベルです。 プロはその豆の特性を把握して、そこからどの特性を伸ばすか判断しそれにあった淹れ方をとなるのですが、私にはまだまだ。いつか、豆の味をしっかり把握できるようになりたいとは思いますが。。。 お店のブレンドを決めるときにも使うそうです。 店のブレンドは、みんなが飲みやすいながらも、そのお店が目指コーヒーを表現し

        コーヒーに透ける想い

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          captivated by cafe

          高家神社で七夕飾りを見たせいだろうか。。。 どうかあの短冊に書かれた願い事が叶いますように。。。 私の願い事のひとつは近々かなう気がする。 今朝のドミニカも美味しかったし、職場のニカラグアも良い感じで酸味が出せた。 普通に飲めば満足できる味ではあるけど、さらに上の美味しさを知っているので少し切ない。 私の「美味しい」は私の好みでしかないけど、その好みにピッタリはまるお店に通えるのは幸せ。 同じコーヒーでも、大多喜の抱さんの味に憧れる人、勝浦のスパイスコーヒーを愛し通う人

          captivated by cafe

          千倉PonoCafe ニカラグア

          今日のponocafeさんのニカラグアの味わいを思い返す。 今まで味わった中で一番幸せを感じた。 前のドミニカほどの豊かさはないのですが。。。 私の好きな酸味みが上手く表現されていた。 ponocafeさんのニカラグアは エキスプレス農園のカツアイ・イエローカツアイ・カツーラ ウォッシュドの中煎り 自分で淹れるときは全体の味わいの中でピンとたつ酸味が好きで、お気に入り。 でも、プロが淹れると 熱い時は酸味が軽めですっきり抜けた感じで 少し温度が下がり、舌の上でゆっくり

          千倉PonoCafe ニカラグア

          casually

          変なプライドもなく 背伸びをせず 飾らず 偽らず 見せないところは少しはあるが いつも素の自分 過去の経験 感じたこと 考えたこと 関わってくれた人たち その結果が今の自分 何気なく出る言動が 今の自分 そのままで 必要とされれば懸命に 不用ならば消えてゆく ただそれだけ どうせひとりなんだから 楽に生きたいし

          coronaでもがいたこと

          コロナ禍、住んでいる街には感染者がなく、収入が減ることも無く、自分自身に起きた変化は仕事内容の変化のみ。 被害としては皆無に等しい。 そんな中、日頃親しくしていただいていた、飲食店の皆さんが受ける被害は大きくて、心配で、いても立ってもいられず、多少迷惑となったとしても。。。と思いながら、SNSでの応援、テイクアウトでの応援でもがいてきた。 感謝の言葉もいただくが、そうでないところも多いだろう。 お店のスタイルや、店主の方針などを無視しているので、快く思わなかった方もいるか

          coronaでもがいたこと

          Clean な エコ

          コロナ禍、お店の人たちとの会話を楽しみに通っていた飲食店が軒並みテイクアウト専門に変わった。 生き残りのための一時的なことだとは理解している。 だからこそ、テイクアウトでいつもより利用し応援をしている。 しかし、ひとつ引っかかることが、容器の問題。 こう見えて、海洋プラスチックの問題などには心を痛めているし、自然豊かな地元で育ったおかげで、少しでも長くこの環境が続くように願ってはいる。 マイ箸、マイストローは常に持ち歩いているし、マイボトル、エコバッグも使う。 でも、今は

          Clean な エコ

          魂が惹かれ合う

          出会ったばかりなのにどこか懐かしい いつも相手のことが頭から離れない 一緒にいるとリラックスして眠くなる 出会う前後で激しい倦怠感がある なんとなく考えていることがわかる 名前が似ている スピリチュアルな人から前世からの縁だと そんな人の出会い あるもんだ ただ惹かれ合っているのか 一方的な思い込みかはわからないけど

          魂が惹かれ合う

          クロネコ 苦情受け付けません

          クロネコ 苦情受け付けません

          cafe と chiiki

          少し前に、地元の活性化について考えたことがある。 コロナ禍、人の流れも変わって改めて思うことがある。 地域と言っても、そこにとどまっている人は様々。 在住在勤、別荘生活、旅行者。 旅行者といっても、通りすがり、観光、リピーター、愛好者、マニア。。。 無関心から住民以上の関心を持つ方まで様々。 様々な人たちが交差する場所のひとつがcafe。 ある人が「価値観の交差点にしたい」と言っていた場所もcafe。 そんな交差点で行き交う人を情報を繋げることができる人が cafeで働く

          cafe と chiiki

          手が届くcoffee

          先日、カモガワ珈琲さんで焙煎している待ち時間に聞いた話。 長く珈琲を続けるために、無理をしない日常でできる最善を探すと言うこと。 たとえば、豆の保存場所とか、そろえる機材、使う水。 突き詰めればいくらでも改善できるけど、自分が楽しむ珈琲にとってどれだけ影響するか。 幸か不幸か、私はコーヒーを飲んで「柑橘系の酸味」だとか「べーリー系の味わい」とか言い当てることはできない。 ただ、今日は「柑橘系の酸味」と記されてるコーヒーが美味いと感じたり、おおざっぱな感じ方はできるので、今日

          手が届くcoffee

          coffeeを休んだ日

          好きな人がいる ひとりで切り盛りしている小さな店の店主 彼女の淹れるコーヒーに惹かれ 彼女のつく料理は体になじんだ 年の差もあり、接点も少ない。 いわば片思い 出会ったときはあまり感情は動かなかったが 店で合ったときのど無邪気な笑顔が好きになった 客には平等の笑顔のはずだけどど 昔から知っているようなどこか懐かしい笑顔 今までにない感情だった 好き に含まれるであろう感情 今までつきあってきた女性には感じなかった不思議な 好き はじめの頃に見た彼女と今の彼女は少し違う

          coffeeを休んだ日

          cameraとcafe

          流行の病気の影響で、いつものcafeの一杯はいつもより少しだけ違うアングルになった。 この景色が好きで、カウンターから時間を忘れて眺めていた。 今は初夏の風に吹かれテラスでコーヒーを待ちながら眺めている。 テラスに出たおかげで、季節の風を感じる 気づかなかった景色にも出会える。悪いことばかりではない。 毎週のように、なんなら日に2回も通っていたcafe 今は思うように通えない。逢いに行くことができない。 目で見ることも肌で感じることもできない SNSで目にした情報から想像

          contrariness の confession

          大丈夫じゃないときに「大丈夫」 どっちでもよくないときに「どっちでもいい」 話したくてたまらないときに黙り込み 逢えたら嬉しいのに難しい顔 だから言っておくよ 「心配なんかしてないからね」 「助けてあげるんじゃない」 ・・・・君が笑ってないと僕が笑えないからさ・・・

          contrariness の confession