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『自分の中に毒を持て』パッションで人生は変えられる。

“常識人間”を捨てられるか。

これが自分らしく、楽しく、熱い人生を送るための鍵だと思う。


そして
最大の敵は自分自身ということだ。

この本を改めて読み直して、

燃え上がるような気持ちが生まれて、

自分はダメダメだ。
変わっていきたい!!!

そう思うようになれた。



この本の著者である、岡本太郎氏は禅僧の講演をしたことがあるらしい。

そこで臨済禅師の言葉

『道で仏に逢えば、仏を殺せ』

という一節に疑問を感じてこう仰った。

『出逢うのは己自身なのです。自分自身に対面する。そうしたら、己を殺せ。
己を殺す決意と情熱を持って危険に対面し、生き抜かなければならない』

この気持ちを持つことは強い。
つまり、常に自分と向き合い、変化し続け、
安定に生きていないのだ。

人は普通に生きていたら、今までの自分がしてきた行動をとっていく。

これは生物ではホメオスタシス(恒常性)といって、
外の環境が変化していっても
自分は一定のバランスを保っていく
働きにも現れている。

これは生存には役立つ面はある。
なぜなら、毎回違うことをしていたり、
環境に合わせて流されていると
死ぬ危険があるかもしれないからだ。


しかし、本当にそれだけで生きていけるだろうか?

行動しないことにもデメリットがあるのではないか?

ちょっといつもと違うことをした人が
人類を発展させてきたのではないだろうか?

ちょっと違う行動をするのは少々危険なことかもしれない。


今までの自分なら

・やらなさそうなこと
・見たことないこと
・知らないこと

これをするのは、正直怖い。

だって、どうなるか分からないから。

しかし、
「だから」いいんだ。


安定しない。それでいい。

僕は以前引っ越しのバイトをしていた。

車での移動中、

毎日聞くのは「お金」「安定」。

指導の言葉は乱暴で、自己肯定感は下がる。

正直そんな大人を魅力的だと思わなかった。



時給は良かったし、
長時間働けば1日で2万円近く入ってくることもあった。
たしかに安定はする。


しかし自分にとって大切なもの、
気持ちを捨てている気がした。


すぐに辞めようかと思ったが、
自分との闘いだと思い、しばらく頑張ってやっていた。
きつかったけど自分の中で人生の在り方も学べたから良かったと思う。


お金は大切だ。
しかしもっと大切なものはあると思う。

それはパッションだ。


情熱は、何物にも変え難い。

これは「無形」のものだ。

お金、地位、物のような「有形」のものは安定して、
大切なものに見えるかもしれない。
しかしそれを追い求めすぎて
逆に何も得られない人は数知れない。


以前、お金は「稼ぎ方」よりも「使い方」が大事なんだと先生に教わったことがある。


これには衝撃を受けた。
今までそんなことを考えたことがなかった。


使い方次第で人を幸せにできるし、
不幸にもできるんだ。

「買う」ことはその人、店を応援することだ。

例えば地元の人の野菜を買えばその人の応援にもなる。また寄付をすれば人を幸せにできる。

逆に悪い人の商品を買えば、その人の活動応援にもなってしまう。詐欺に金を払うことも実はこのことがいえる。その金が詐欺活動を続ける資金になり得るからだ。

だから、

「買う」行為で、自分が世界に影響を与えているのだと意識することが大切だ。

僕は、いいお金の使い方ができる人が素晴らしいと思うし、成功してほしいなと思う。


今の自分には、
応援したい本物の
いい会社も、
いい場所も
いいものも、
いい人も知っているけれど、
正直、そういったところ全てに使えるお金は
ない。

それはハッキリ言って悔しい。

そんな中でも
最近僕にとっては勇気を出した金額(55万)を払って、とあるすごいコミュニティに参加して、学ぶことにした。

これは貧乏学生の僕の貯金からは全ては払えなかったが、
自分の想いを伝えて応援してくれた人に
借りることができて、参加できている。
感謝しているし、もちろん返す。

なぜそこに参加する金額を出そうと思えたかというと、
本当にそこの会社に本物の価値があると思ったし、
ここで払ったお金が世の中に貢献するために使ってくれるのを証明してくれていて、

自分にとっても人生が変わるという確信と、
そこへのパッションがあったからだ。

だから、僕はいいお金の使い方をしたと思っている。

そして、学んだのは

お金を得るためには、
それに伴った「器」が必要なんだと感じた。


もし自分の器が小さいまま、巨額の富を手にすると、受け止めきれないだろう。


宝くじで3億円当てた人であまり上手くいっている人がいないのはこのことで説明できる。
3億円を手にしてもよい器でないのに
手にするといけないということだ。


もし3億円を手に入れても、
それを人のために使うとか、
人に何かを提供する場をつくるとか
価値ある人に使うとか
そんな使い方ができる器があったらいいのだと思う。

だから、年収一億円収入が欲しいと思う人は、
一億円の器が必要なのだ。


今の僕にはそのような器がないかもしれないが、
僕は、自分の可能性に一億円以上賭けられる。

余裕で一億円くらい入れてもいいという器にはなる。

それだけの情熱を持って生きる。

この世の常識、構造を壊す勢いでいく。

今より苦しい状況になることもあるだろうし、

他の人からしたら間違ってるんじゃないか

って思われる道になるかもしれない。

挫けそうになる時はあるかもしれない。

でも、そんな時は

『駄目になる方、マイナスの方の道を選ぼう、
と決意してみるといい。
そうすれば、必ず自分自身がワァーッともり上がってくるにちがいない。
それが生きるパッションなんだ。』

本書のこの言葉を胸に、
自分自身を壊し続けて、変化し続けて、
挑戦することを恐れないでいきたい。

マイナスになる方というのは、
普通なら取らないような道ともいえる。

そこを敢えて取れるようになりたい。

そして、

あなたも挑戦することを恐れないで欲しい。

今やっていることにパッションを持てていない
人もいるかもしれない。

でも、挑戦するものは究極何でもいい。

今やっていることから受け取るものを増やしていくことも大事だ。それも挑戦だ。

「どうあるか」の方が大切。

昨日の自分を壊して、「今」を大切に、

パッションで人生を変えていこう。


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