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パウエル議長の高金利維持の姿勢の背景


⚫︎9日に行った講演
・さらなる金融引き締めが適切であればためらわない。
・市場で広がっているFRBの利上げは終結したのでないかという観測をけん制。
・9インフレの鈍化を歓迎しているがまだ2%の物価目標には長い道のりがある。

・市場
インフレの要因となってきた労働市場のひっ迫が緩む傾向が続いている。
FRBの利上げは終結したのではないかという観測が広がっている。

⚫︎2023年の総集となる動き
・米新規失業保険申請件数
0.3万件減少し、21.7万件。
失業保険申請の4週移動平均は21.2万件に増加。
季節調整前ベースでは21.3万件。
前週は19.9万件。

・失業保険の継続受給者数
10月28日終了週に2.2万人増の183.4万人。

⚫︎イングランド銀行
インフレ抑制のため金利をこれ以上引き上げる必要がない。
政策は既に十分に景気抑制的。
金融政策は景気抑制的な領域に設定。
→インフレを抑えるため利上げが必要だという状況ではない。
現在の水準で金利を据え置けば、インフレを押し下げ続ける。
インフレ目標達成に向けて重要なのは、景気抑制的な姿勢を維持すること。

・2会合連続で政策金利を5.25%
経済成長予測を引き下げたため、市場は追加利上げの可能性をまだ織り込んでいない。
次の動きは利下げだとみており、2024ねん8月から合計0.75ポイントの利下げがあると織り込んでいる。
→ベイリー総裁は市場の利下げ観測に反論し、その検討は全く時期尚早との主張。

⚫︎大規模緩和脱却は慎重
大規模な金融緩和策からの脱却を慎重に進め、債券市場に大きな変動を引き起こさないようにする狙い。
2%の物価目標を持続的に達成するためには賃金の伸びが「2%をやや上回る」必要がある。
→マイナス金利を含めイールドカーブ・コントロールを継続する意向。

⚫︎ラッセル2000
現在1687.2付近を停滞し、2022年、2023年の底値を再び付ける段階まで続落している。
雇用などが依然として強い状況にあるが、ラッセル2000は弱い状態である。
米金利が高金利維持であるとの見方で、資金繰りが思うように行かない企業への懸念が渦巻いているかと心理的に考える。
当然、企業の決算やテクニカル要因としては挙げられるが、現段階からのロングエントリーとしては時期尚早と判断し、一旦の反発からの揺り戻しを見てから窺いを立てたい。

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