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ゴールド、米ドルの明暗


●米株式市場
S&P500種株価指数続伸。
FOMCは前会合に続き主要政策金利を22年ぶり高水準で据え置き。
パウエル議長の発言を受け、市場では事前に考えられたようなタカ派的見送りではない。

・FOMC声明文
・パウエル議長の会見
最近の国債利回りの上昇や、それが今後の金融政策にどんな影響を懸念視。
長期金利が大幅に上昇したことで、米金融当局が達成しようとしてきた目標が一部達成された。

●利上げが見送られた主な理由
債券利回りの上昇。
投資家にとって安心材料。
金融環境が大幅に引き締まった。
この中で利上げを行えば、経済が崖っぷちに立たされる恐れがある。
米金融当局が12月に利上げを行う可能性は低い。
しかし、インフレを抑制し続けるため、その後で利上げを行う可能性もある。

●国債
米国債相場は大幅に上昇(利回り低下)。
米財務省の四半期入札発表を受け上昇。
FOMC政策発表とパウエルFRB議長会見を受け一段高。
増額ペースは大半の主要ディーラーの予想より緩やか。

●為替
ドル円150円台後半に反発。
神田真人財務官の円安けん制発言を受けて介入警戒感も強まった。
→2023/9/27以降のチャートで、今回強烈な陽線(包キャンドル)が発生し、金融緩和の影響で続伸する可能性が高い。

●原油
原油先物相場は続落。
イスラエルがパレスチナ自治区ガザに地上侵攻を開始して以来初めて、外国人の現地脱出が始まり、今回の戦争に伴うリスクプレミアムの低減。

・米国の原油在庫
オクラホマ州クッシングの両方で増加。
需給面でも原油相場には逆風。
目先の供給に対する懸念が和らいでいる。
→WTIは7月以来初めて100日移動平均線を割り込み、ブレイクダウンパターン。
2022/8/25付近の78.60まで続落する想定があるため、短期的に俯瞰か。
テクニカル分析で、さらなる売りを誘発する弱気なサイン。

●金相場
下落し、パウエル議長がFOMC後の会見で次回会合については決定していないと述べ、年内の追加利上げがあり得るとの示唆が重し。
→2022/5/5付近の2025.0まで続伸するかと考えたが、ブレイクアウトの可能性は短期的に難しいと判断。
揺り戻す形で1950.0まで続落、その後レンジ相場との認識か。

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