不安は抱えて良いんだよ。会社を辞めて独立してから【不安】はあるけど【不満】が減っているはなし。
こんにちは、けーじろです。
最近、よくこのことを考えるようになっています。
【不安】と【不満】
似ているようだけど、似ているのは漢字と音くらい。
多分、無意識で同じように使っていた事もあると思うな。
でもね、最近では【不安】との向き合い方や捉え方を変えたおかげで、ネガティブな存在ではなくなっているんです。
今日はそんな僕の体験を交えて、【不安】と【不満】について書いていきます。そして、読んでくれているあなたが、不安と一緒に進んでいけますように。
不安と不満を一括りにしないで
まずさ、この「不」ってのがあまりいい印象与えないよね？
否定とか打消しの語ですよね。
「不正」「不当」「不利」……などなど。
あ、他にどんな言葉があるか考えた人は、こっちに戻ってきてね。
勉強チックになるとフェードアウトしません笑？(はい、僕はそうです)
もの凄くひろーい視点で見た時に、不安と不満の、心の矛先はどこに向いているんだろうってことが言いたくて。
僕はこう捉えています。
不安➔自分に向けた感情
不満➔他者や環境に向けた感情
この感情の向け先がどちらかによって、対処法や核になるポイントも変わってくるんです。もしそれらを同じ色でまとめて解決しようとすれば・・・、まさにネガティブの沼にハマっていた過去の僕が出来上がるわけです。
これね。
会社員時代に僕が抱えていた「悩み」はどっちなのか、さっぱり分からずに過ごしていたんです。
一括りに「悩み」と言っても、様々な種類があって程度や感じ方も違うし、僕の悩みが他人にとってはたいしたことないことかもしれません。
ですが、他人の「たいしたこと」は僕にとって「たいしたことじゃない」わけです。不安や不満も同じように自分から生まれた感情ですが、その向け先が自分なのか・他人なのかで大きく違います。
コントロール出来る方のはどちらの感情か
タイトルにも書きましたが、不安は抱えても良いと思っています。
要は不安を抱えていても、どのようにコンロトールしていくのかが大事なんです。
「不安感が大きすぎて、身動きが取れない…」
「自分がどうしたらしいか分からない…」
これらの状態では、向かうべき方向も見えないかもしれません。
また、過去の失敗や今までの後悔にばかり目を向けていても、その先の「変わる」には繋がりにくいです。
じゃあここでその不安を持ったまま、これでいいのかな？って思いながらも動いてみるとします。上手くいかないこともあるでしょう。でも、状況は変わっていけるし、動いたからこそ変わっているんです。不安は、チャレンジするための礎になるんです。
「他人は変えられないけど、変われるのは自分だ」って言葉ありますが、不安との向き合い方やその感情に寄り添ってみると、今ある不安は自分でコントロールできる感情だと気づくことができます。不安は、自分自身の努力に通じるし、逆に全く不安がなければ淡々とした日々を過ごすことになりかねません。
一方で不満はどうでしょうか。
僕の例が分かりやすいと思うので、いくつか挙げてみます。
(どれも会社員時代に抱えていたものです)
① 人間関係
② 仕事内容
③ 将来への疑問視
順番は特に関係ありませんが、この３つを抱えながら働いていました。
①人間関係は、避けては通ることができません。
良好な関係を築きたくても、相手ありきの話になりますから必ずしも上手くいくとは限りませんし、ふとしたきっかけで途端に崩れやすく繊細なものでもあります。「誰々が悪い」「非常識な人だ」こんな思いを長い事抱えていました。
②希望の部署に入ったとしても、聞いていた業務内容や想像とのギャップを感じたりしてします。「仕事が合わないから」という理由ですぐに業務を変更するのは難しかったり、時には会社都合の異動や転勤などに「振り回された」と感じることも。
③今の業務内容や将来を考えた時に、「今の仕事は何に繋がるのか」「いつまでこの仕事をやるんだ」と会社のせいにしていたりしたこともありました。こんな状態では、目の前の仕事に集中することより「早く今日が終わらないかなぁ」ということばかり考えていたこともあります。苦痛に感じていました。
全てを同時期に抱えていたわけではありませんが、だいたい同じような不満を持った状態で仕事をしていました。
特に僕は、あんまり自分の不満を言う方ではなく、抱えて苦しんでしまうタイプでした。
月～金で働き、週末は休み。
一見規則正しい生活のようでも、日曜の午後あたりから身体は仕事モードに切り替わっていたし「月曜日なんて来ないでくれ」って思っていました。
じゃあ不満を持つなよってことではありません。その不満を溜め込んでいても解消はされないので、その感情は吐き出してください。
でも、その不満は自分でコントロールできるものか？もし出来ないとしたら、その不満で悩むのは止めにしたいです。
今抱えている悩みは、不安なのか不満なのか？
自分でコントロールできる感情か？
自分でコントロールできない感情か？
同じ時間を過ごす為に、不安を実りある努力に変えていきたいじゃないですか。
案外、自分が一番自分を知らない。
不安と不満、感情のコントロールについて書いてきましたが、これって響く人にしか刺さらないんですよね。
えぇ？って思われるかもしれませんが、自分の感情をコントロールするってことは、自分を知ろうとするからこそ辿り着くんです。
もしかすると、同じことを上司や社長さんに伝えても響かないかもしれません。
決して否定するわけじゃありませんし、そうじゃない方もいますよ！
でも、責任が重くのしかかったり「自分の働きで何とか変えてやろう」って方は、不安なのか・不満なのかの違いを見分けることが出来なかったり、何より自分の感情を置き去りにしてしまいがちだと思っています。
「忙しい」「時間がない」という魔法の言葉を使って、自分の感情を封じ込めたりすると、自分と向き合うことは難しくなります。
それと、これは僕が独立して経営者さんと関わる機会が増えていく中で気づきがあったんですが。
「経営者さんって、孤独だなぁ」ってこと。
部下や家族にすら言えない悩みを抱えながら、トップとしての責任が「やらないと」って奮い立たせる働かせるんだと思うんです。でも、その悩みを共有することが難しいんですよね。
このことに気づいてから、ムカついた前職のあの人・この人もきっと孤独だったんだなぁと勝手に捉えられるようになりました♪
僕のもとへ相談しに来てくれる方でも、色も形も分からない悩みを持たれてくる方がいらっしゃいます。
色んな状況や環境がごちゃ混ぜになって、今の立ち位置を見失ってしまう方もいます。
そんな方は、悲観的な言葉を使うことがあります。
「何で私だけ…」
「私は何も出来ない…」
「何もやってこなかった…」
きっと辛い想いをしてきたと思われます。
「自分は弱いから…」
そう仰る方もいます。
でも、僕はそんな方に出会えた事が心から嬉しく思います。
弱くなんてありません。
自分と向き合う勇気を持つことは、誰にでも出来ることではないんです。
孤独の中、自分と向き合う覚悟を持っている人が、弱いわけないんです。
僕自身、自分との向き合いは続きますし、もっと自分を知っていきたいと思っています。不安は消えないけど、前に進むために感情と向き合っています。
もうどうしようもない不満を抱えるのには、「さようなら」しました。
もし読んでくれているあなたが、見えない葛藤と戦っているとしたら。
その不安を勇気に変えて進んでいってほしいんです。
自分に寄り添って考えるのって勇気がいることですよね。
でも、僕は痛い経験も新しい挑戦もし続けていて、葛藤は今でも続いています。それでも今言えるのは、「僕は幸せだ」ってこと。
その勇気ある一歩を、僕におすそ分けして進んでいってくれたら嬉しく思います。待ってますね。
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【ライフコーチけーじろについて】
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中身をちょこっとお話すると、
➀幸せになる為には、まずは自分を知ることだよね。
②それって自分らしく生きること。
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