家族と仕事の両立に苦しむ人へ。自分の気持ち、置き去りにしていない?
こんにちは、けーじろです。
個人向けのライフコーチをしています。
家族と過ごすのが好きだけど、何だか居心地悪いな。
と感じることはありませんか。
せっかくの家族時間が、こんなモヤモヤした気持ちになってしまうのは何故か。
僕のGWを振り返って書いていきます。
1.家族時間が居心地悪い
GW期間中はPCに触れることもなく、ほぼ毎日外に出てワイワイ過ごし、キャンプをしたり、弟夫婦の家に遊びに行ったり、仕事から完全に離れた環境でファミリータイムを満喫してました。
日本海沿いにある、新潟のキャンプ場に行ったんですが、海鮮を食べたり思いっきりかけっこしたり、開放的な時間でした。子供たちもこんがり日焼けして、キャッキャして遊んで楽しそう。
弟たちとは、焼肉したり陶芸市に行ったり、久々に姪っ子にも会えてホッコリでした。
楽しかったのに。休みを家族水入らずで満喫していたはずなのに。
毎日モヤっとした気持ちがあった僕。
なぜか。
2.インプットとアウトプット
家族との時間は充実していたし、好きなキャンプが出来た。
お気に入りの陶器の見つけて、これで優雅に朝を迎えるんだーって思っていたのに。
振り返ってみると、家族時間の中でも、僕の頭はお仕事モードに切り替わろうとしてて。全力で子供たちと遊んでいなかったような気がするんです。
仕事って言葉使ったけど、もうちょっとストレートに言うと。
僕は発信活動がしたくてウズウズしてたんです。
今はnoteの発信がメインで活動していますが、日々の気づきを言語化して発信することで、自分を振り返ることが出来ていて。発信活動が僕の日常に溶け込んでいて、気づき=インプットでおなか一杯なほど情報量が多いのに、発信=アウトプットが出来ずに、居心地の悪さを感じていたんだな。
今振り返るとそう思う。
このモヤモヤは、独身の時子供が生まれていなかった時には感じていなかった。
当時は残業もたくさんして、がむしゃらに働くことで、会社や社会に貢献しているんだって思い込んでいた。
休日になって、あの時あーだった、もっとこうしておけば良かったという振り返りなんて、ほぼしていなかったし、ホントに仕事中心の生活だった。
ちょっとくらい体調悪くても、せかせかと働くぜって意気込んでて。
結果、身体壊して休職になった。
今、同じ働き方は出来ない。というか絶対に望まない。
結婚して2人の可愛い子供たちがいて、僕の生活は、自分中心で回るものじゃなく、僕の身体もまた家族とともに生きている。
いつまでも、独身の時のような働きや生活を続けることは出来ないし、無理した反動は絶対返ってくる。
当時は、がむしゃら仕事マンで無理してたけど、今回はプライベート時間でインプットとアウトのバランスが悪くなり、ちょっとした違和感を感じることが出来た。
3.生活の変化にギャップを感じたら
そうは言っても、自分の好きなことばっかりやっていられない。
朝ごはん用意したと思ったら、もうお昼で気づいたら夜になってお風呂入れて。
生活の中心がまぁ子供子供。
最近の息子は、やんちゃすぎる。
買い物に行くとすぐにどっかにいなくなって。
人見知りも全くしないもんだから、こないだなんて知らないおじさんにだっこ求めてた。流石におじさんも苦笑いしてた。
こんな風に、自分の想像をはるかに越えて、生活は日々変わっていきます。
分かっちゃいるけど、家事・育児で時間は過ぎていきます。
いやいや、そうは言っても、自分の時間も欲しい。と思いますよね?
仕事だけしていれば、ご飯が食べられて、家事はお任せー。
なんて時代は既に終わっています。
やらなきゃいけない仕事や家事、育児もある上に、SNSやYouTubeなど楽しくて止まらないものもたくさん。
時間は今も昔も平等なのに、今ってやることがあまりにも多すぎなんですよね。
僕の場合、発信活動できなかったことが居心地の悪かったですが、
いったん何を大切に生きているか、基準を明確にしていくと、
今の生活に余裕が生まれるんじゃないかと考えています。
「いや、お前家族にイラついてたじゃん」って言われそう。
確かにイラついていました。でも改めて大事なことに気づいたんです。
「何を大切に生きているか」は、自分ひとりの幸せではなく。
家族と自分が幸せであること。
4.違和感は何かが変わる信号
仕事:家族時間が0:10のバランスじゃだめ。
これじゃバランス悪くて傾いちゃう。
家族時間を思いっきり満喫しようとして、あえて仕事から遠ざけていましたが、結果一人で勝手にイライラしていました。
本末転倒です。
僕にとって仕事と家族の2軸がとっても重要で。
どっちを取ることも出来ません。
2軸が調和された状態が居心地良いんです。
今回効果的だったことを書きますが、
僕は発信活動(アウトプット)が出来ないイライラの根っこに、書きたい事を、心が新鮮なその瞬間にアウトプットできない。
それが原因でした。
じゃあイラついている気持ちを、殴り書きするようにそのまま残してしまえ。ええい。
するとストレス発散されたのか、少しづつ気持ちが落ち着いて、家族イエーイになってきました。
それに課題だった心ホットな発信も、イライラした状態を記録しておくことで、かなり新鮮に振り返りが出来るんです。
イラつきの感情は、誰かに当たらず自分で吸収してしまえば、こんなに力になるんだな。と実感しました。
まさか、GW中の醜いイライラから、この発信が出来るとは思っていませんでしたが。
改めて家族の大切さ。自分の核を知れたのが、僕のプライスレスな長期連休でした。
読んでくれてありがとう。
5.【あとがき】
もうちょっとだけ家族と僕の大切なものについて。
僕が国家資格キャリアコンサルタントを取得しようと思った経緯に触れて書きます。
キャリコンを取ろうと思ったのは、ちょうど休職中のとき。
休職して冷静に考える時間をもらえたことで、家事や家の事を全部やって、通院しながらほぼ1か月本を読みまくって過ごしていた。
あんなに読書したのは、僕の中でベスト記録だし、これからも更新出来ないんじゃないかってくらい、とにかく本を読んだ。
それともともと家事は好きな方だったけど、あの時は「今日は何食べたい?」「お弁当持ってく?」とか、家族時間が楽しかった。
読書は、「自分って何なんだろうか」という振り返りの手段だった。
家事は、「自分の存在価値を示す」という手段だった。
全く計算していたわけじゃないけど、
読書=インプット、家事=アウトプットの構図が出来上がっていた。
この貴重すぎる1か月を経験したことで、僕にとって家族はかけがえのない存在で、家族と共に生きるんだ、家族が大好きだ。
そんな風に気づくことが出来た。
もういっこ。キャリコンに興味をもったのは、もっと単純で。
ただ自分の事を知りたかったから。最初はそんなもん。
なんだお前そんなきっかけかよ、って思われるかもしれないけど、これがホントのところ。
決して世の中のキャリコン界隈にケンカを売るつもりはないけど、自分の事知らないキャリコンは多くいると思う。(僕の経験上の話ね)
むしろ、「あなたとは何者ですか?」って聞かれて即答できる人を、僕は深堀たくなるし、そんな簡単に自分を知れないと思ってる。
もっと自分を知りたいと思うから、常に自分へのアンテナを強くもてる。
自分に興味津々になれるからこそ、他人に目を向ける視野が生まれてくる。
僕にとってキャリコンの取っ掛かりを説明するのはマジで単純。
でも、家族の大切さに気付けて、休職の経験はホントに辛かったけど、自分に興味をもって、対人にも興味を持って共感できるようになったのは、僕にとってかけがえのない財産。
もういっかい、読んでくれてありがとう。
じゃあまたね。
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【けーじろの活動】
栃木県発、ライフコーチ
環境に依存しない「自分らしい生き方」を目指しています。
精神疾患を経験するも、復職してやっていける自信をつけて、
クライアントさんと、お話して心潤す個人のコーチです。
仕事・育児・介護の経験より、多様な生き方を実現する、
国家資格キャリアコンサルタント取得者です。
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