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日々のつれづれ

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日々の書きだめ場。
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2020年5月の記事一覧

オンライン授業のお手伝い

今週は非常勤講師の先生方を中心に結構対応していました。 まずはGoogleのアカウントを作るところから(笑) をして、ひとしきり登録作業と使用方法を教えて実際にやってみて。 それぞれの対応は正規教員が非常勤講師に学年とか教科で伝えてという指示が出ているので対応しました。 実技系の科目なんかは、やっぱり教科の特徴もあるので教科の先生同士で議論をしたり試行錯誤をしたりしているようです。 私は、学年の担当をしてくれることになった新しい講師の先生と、ICTが苦手な超ベテラン

高校3年生の授業をていねいに・2(ハード面)

昨日の続きになります。 高校3年生で進路も絡んでくる生徒たち(もちろん他の学年の生徒も大切)について、どのようにケアをしていくかという話です。 昨日は私の人柄とか接し方とか最初の対面、関係性の作り方という話を主体にしていました。 今日は実務面の話をしていきたいと思います。 高校3年生ですから、授業もやっていくのですが、もちろん演習もたくさんやるわけです。 そして、高校3年生の演習問題は、大学入試問題の過去問も取り扱う機会も多いです。 当然、問題文も長いし、問いの数

高校3年生の授業をていねいに・1(ソフト面)

久しぶりに、生徒のことを題材にする記事になります。 ここのところ、数年間連続して高校3年生の授業担当者になっています。 生徒たちは日本の最高学府である旧帝大とか、それ以外の旧帝大とか、国立大学の医学部にも進学をしていきます。 もちろん、それ以外の進路を目指す子たちもいますが、大学はやりたいものをやりにいくところなので、別に偏差値だけが全てではありません。 どんな進路選択をしていても、やはり生徒が受かると本当にホッとするのですが、今年の授業構築はまた違う角度からのアプロ

昔の知人から連絡があるありがたさ

皆様お疲れさまです。 教育について書いたり、教員採用試験について書いたり、同僚について書いたり、子どもたちのネタについて書いたりしていますが、今日はその根底にある「自分らしさ」に関係する記事になるのかな、と思っています。 そろそろ休校期間も終わろうとしています(第2波が来るのではないかとドキドキしていますが)。 そんな折、ここ数日でたくさんの旧友や悪友、中には戦友とも呼べる知人たちから連絡が来たのです。 それも、突然、何の前触れもなく。 タイミングを図ったかのように

中堅教員になったのかな、とふと感じたこと。

お疲れさまです。 ちょっと今日は思うところがあってこんなタイトルでnote記事を書いてみたいと思います。 何というのでしょうか、若手をフォローするようになって、周りの教員どうしがお互いに変な先入観を持ち合わないように調整したり気を遣うような動きをして、各方面に角が立たないようにさり気なく後始末をするようになると中堅教員なのかなぁ~、みたいなそんなお話です。 さて、事の発端は今日のお話。 登場人物は、今年から本校に来た新しい講師の先生と、講師2年と正規採用2年で仕事も覚

リモートワークだって忙しい

学校が再開されるに向けて、少し気になるツイートもみかけたので、少し自分の実態を書いておこうかな、と思います。 基本的には、授業動画をコツコツと作っていました。 しかし、もちろん自分の仕事だけではなく、学年の仕事もやらなければいけないわけです。 定期的に、Zoomなどのオンライン会議システムを使って学年会が行われていました。 また、教科の方では、このZoomの会議システムだけでなく、ビジネス用のチャットアプリであるSlackも併用していました。 メールでは受信チェック

方針を明確にする

単純なことだけど、これは本当に大切。 そして、単純なことだからこそ難しい。 さきほどのツイートに関連したお話。 基本的に、やることは同じ。 基礎基本、そしてつけなければいけない根本的な知識に大きな変化はない。 だけど、今年はコロナ対応で、やり方を工夫しなければいけない。 そして、選択授業だからこそ、ちょっと大変。 でも、一番大変な思いをしているのは、当該の受験生をもっている担任の先生方であり、その学年団。 希望もききながら、やり方を考える。 絶対に外せないこ

教員採用試験の小論文添削のお話

といっても、サムネイル画像にあるようなガッチガチの研究論文ではなくて、教員採用試験対策の小論文のお話です(もちろん)。 実は、昨日も元教え子の小論文を添削していました。 2人同時に見ているのですが、なかなか厳しいですね。 小論文はそのまま面接対策につながる(紙にアウトプットするのか口頭でアウトプットするのかの違い)と思っているので、丁寧に見たいと思っています。 どちらも教職に対しては熱い思いを持っていますからね。 さて、今週の添削、どちらの教え子もかなり苦労していま

再度オンライン授業の需要の高まりが

起こっている。 ブログでは別観点から記事を書いています。 「結局、オンライン授業なんです。」 https://kyouin-tenshoku.com/2020/05/23/01-21/ 登校再開しても、結局は分散登校などで様子見を強いられている学校の方が大半だと思っています。 そうすると結局、登校するチームと、自宅学習を続けるチームとに分けなければいけなくて、やはりオンライン授業の需要はまだまだあるという印象です。 今日、気になったのは、今から慌ててオンライン授業を導

訴訟保険について

先日から、ちらほらこの話題をみかけています。 特に、今年はこのコロナ問題の影響もあり、なかなか血気盛んな形に発展しかねないのかな、と懸念されていました。 訴訟保険、入っていますか? 自分は、入っておりません。 どこかのタイミングで入らないとなぁ、と思っていたのですが、全然調べることもせず、ずるずると教員生活を10年近く過ごしてきてしまいました。 逆に、入っている方がいれば、いい商品を教えていただきたいくらいです。 少し調べたこともあるのですが、なかなかこれでいいの

妖精さんと妖怪さんのお話

あなたの職場にもいますか? 妖精さんと妖怪さん。 これらは俗称であり、いわゆる「働かないおじさん」のお話です。 妖精さんというネーミングはいつからあるのかは定かではありませんが。 かつてはバリバリと仕事をこなしていたのかもしれないけれども、定年退職も見えてきて、最後まで走りきれば安泰、のようにモチベーションを失った中高年のことを揶揄してつけられたネーミングです。 ひょっとしたら、自分の職場にもいるのでは。 ちなみに、私が勤務してきた学校では、ちょこちょこいましたね

校内人事のお話

校内人事、難しいですよね。 少なくとも自分は難しいと思っています。 ベテランの先生でも、分掌の相性が悪いと、かなり苦労されているようにも思います。 相当なベテランの先生でも、仕事に追われてしまって病休に追い込まれてしまう‥そんな事例も目の当たりにしてきました。 特に、公立では教務、生徒指導、進路指導とありますが、その下にもいろいろと細かく分掌がありますよね。 大きく困るのは、誰をこの分掌のトップに据えるのか。 特に教務主任は事務処理モノも多く、書類作成や作業効率の

詰め込み教育は絶対に悪なのか

最近、ツイートでいくつか気になるものをみかけたので紹介したいと思います。 1.詰め込み教育そのもののお話詰め込み教育、と言葉だけ聞くと拒否反応を示す人が多いと思います。 もちろん、自分も単純な詰め込み教育は、受け手側の能力次第では反対です。 その知識を使うだけの下地や技能が備わっているのであれば、どんどん知識は詰め込んだらいいと思っています。 要するに、その詰め込んだ知識を、いつかのタイミングで活用することができる可能性がある子。 そういう思考回路が幼少期から訓練さ

分散登校とオンライン授業

この2つの話題が今日の私のツイッターのタイムラインでは多い方だったかな。 実際に学校が再開(もっとも、何をもって再開なのかと言われると言葉にこまるけれども)した先生方も多かったみたいで。 子どもに会えてよかったとか、やっぱり久しぶりに1日働くとすごく疲れたとか、いろんな感想がありました。 ちなみに、消毒作業なんかは、教員がやっている学校もあるのでしょうか。 想像するだけで、未知の仕事が増えているな、と感じます。 あとは気になったツイートでは「休み時間ごとに手洗いさせ