見出し画像

中堅教員になったのかな、とふと感じたこと。

お疲れさまです。

ちょっと今日は思うところがあってこんなタイトルでnote記事を書いてみたいと思います。

何というのでしょうか、若手をフォローするようになって、周りの教員どうしがお互いに変な先入観を持ち合わないように調整したり気を遣うような動きをして、各方面に角が立たないようにさり気なく後始末をするようになると中堅教員なのかなぁ~、みたいなそんなお話です。

さて、事の発端は今日のお話。

登場人物は、今年から本校に来た新しい講師の先生と、講師2年と正規採用2年で仕事も覚えてきた同僚の後輩のお話。

同僚の後輩については、いろんなことが板についてきて、仕事も出来るようになってきています。

最近は、教材発注も慣れてきて、自分の指導と合わせてベストなタイミングで購入したり、後期の予納金を待ってから購入するなど(些細とはいえ大切である)いろんなテクニックも覚えてきました。

起案書を書いたりというのも慣れてきたが故の悲劇だったのかもしれません。

この2人、同じ英語科の先生なのですが、CDデッキが足りなくなりそう、ということで話をしていたのは通りすがりに聴いていました。

で、しばらく放置していたのですが、なんと同僚の後輩くん、新しい講師の先生に起案書を書いてもらおうとしておりました。

いやまぁ、手順としては正しいんでしょうけれども、ちょっと待て待て。

いきなり新しく来た講師の先生に書いてもらうということがどういうことなのかということを考えていただきたい。

自分のかつての勤務校であれば、「2ヶ月で起案書を書いて出そうとした新人」ということで、しばらくからかわれるネタになってしまいそうです。

あるいは変な先入観ももたれてしまって、新しい方が居心地悪くなってしまうようなことがあっても嫌だなぁ、と。

正しいんですけれども、ちょっと気を遣って「英語主任と相談して書いておきます」とかして欲しかったなぁ、とちょっと思ってしまいました。

新人の講師の先生もちょっと恐縮してしまっている感じ。

さり気なく、本当にさり気なく、英語の主任の先生に事の顛末を耳打ちしてしまいました。

さり気なく、角が立たないように(よかれと思ってやってくれている同僚の後輩の顔も潰さないように)、そして新しい講師の先生が授業しやすいように、ちょっとコミュニケーションをとってもらうようにお願いしました。

結果として、英語主任の先生も帰り際に「助かったよ!ありがとう!」と一言声をかけて下さいました。

もちろん、こういうことを出来るようになるように日頃から心地よいコミュニケーションを心がけていた賜物でもあるのかな、と思いました。

みんなが働きやすい職場を作っていく、些細なことかもしれませんが大切なのかな、とちょっと感じた一日でした。

そして、そんな動きをしてしまうあたり、調整役としての中堅っぽくなってきたのかな、とも感じました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?