見出し画像

なぜ複数のメンターがいるとよいのか

 いつも読んでいただきありがとうございます!今日はメンターがいるよさについて具体をもとにお話します。

〇メンターって?

 メンター(Mentor)は、日本語で「指導者、助言者」と訳されます。
ビジネスにおけるメンターは、自身が仕事やキャリアの手本となって、新入社員や若手社員に助言・指導をし、個人の成長や精神的なサポートする人を指します。

メンターとは?役割と期待される効果、実施するうえでのポイント|グロービスキャリアノート (globis.ac.jp)

〇数人のメンターと特徴


 メンターは1人ではなく、複数いるとよいです。ざっくりと分けると仕事とプライベートになります。

①仕事のメンター
 一緒に仕事をさせていただいてる校長先生です。私は教頭ですので、「情報共有しやすい・キャリアが近い・自分の仕事ぶりを間近に見ている」のが校長先生です。

 次に同期の教頭先生です。「相談しやすい・似ている仕事を行っている・悩みが似ている」などの特徴があります。

 
最後は、以前に長期間一緒に仕事をした人です。「相談しやすい・過去の自分を知っている・それぞれの職場での仕事を通して知識がアップデートされている」などの特徴があります。

②プライベートのメンター
 自分の家族です。「相談しやすい・自分をよく知っている(過去から現在まで)・将来を一緒に考える」などの特徴があります。

 次に友達です。「相談しやすい・自分をよく知っている(過去から現在まで)・現在は違う環境で活躍しているので自分とは異なる知識がアップデートされている」などの特徴があります。

③メンターになる人の特徴
 ・相談しやすい
 ・自分をよく知っている(過去や現在)
 ・同じ内容の仕事やキャリアや境遇などを経験している、または経験する予定がある
 ・違う環境で自分自身をアップデートしている
などがあります。

 この特徴に当てはまる人にメンターになってもらうとよいです。

〇win-winの関係


 メンターになる人とは、win-winの関係になっている必要があります。メンターにとっても自分にとってもプラスになる関係ということです。
 昨年このwin-winの話をした男性大学生の方から相談を受けました。「相手からは色々教えてもらえてよいのですが、僕には何もありません。」
 この方は本当に素敵だと思います。自分も何かできることをしたいと考えています。その方に、「お礼を伝えることや自分の成長を伝えることがよいのでは」とお伝えしました。
 メンターになる人は同じ見返りを求めていることは少ないです。それよりも、自分の役に立てたことを実感すればきっと喜びを感じてくれるはずです。
 それがwin-winの関係です。

〇最後に


 突然なのですが、人は現在の居心地のよい環境からちょっと緊張する環境にいくことが大切です。メンターだと、「この人に相談してみたいけどしてもよいのかな(緊張する)」と思うことがあります。
 このときに、ちょっとだけ殻を破って聞いてほしいです。反応がいまいちならそこまで、話を聞いてもらいアドバイスをもらえたら素晴らしい学びになります。
 私の知り合いの先生に、全国で有名で素晴らしい授業をしている先生に電話で質問している方がいました。その方は数年それを続けていき、現在はご自身が素晴らしい授業をする方になっています。

 ちょっとだけ殻を破った方なのです。もちろん授業をしたあとはお礼と自分の授業の報告をしていました。

 人生は有限です。悩んだらちょっとだけ殻を破ってたくさんのメンターにアプローチをしてみてください。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?