愛宕山(あたごやま)
愛宕山は、南面の急な傾斜と山頂のコブが特徴的な山です。背後に亀岡市があり、山裾には桂川が流れます。愛宕山から雲が湧き都の天候が急変する事象や、都と外との境界にあることなどから、様々な史実と結びつけられてきました。
930年の清涼殿落雷事件での雷雲の発生や、1156年の保元の乱で讃岐国に配流となった第75代崇徳天皇が亡くなった後の舞台とされたり、法然と親鸞が1207年の承元の法難で配流される前に九条兼実と会ったという言い伝え、1582年の本能寺の変では亀山城を出陣した明智光秀