見出し画像

やっぱり世界地理が好き!

私は、地理が好きだ。特に世界地理には、ロマンすら感じる。

地理好きなことを友達に話すと、たいてい驚かれた。「なんであんな覚えることばっかりの、おもしろくない科目が好きなの?退屈なだけ!」との言葉と共に。

でも好きなのだ。興味、関心が山のようにわいてくる。私の世界地理好きは、小学生になったばかりのころから。このことは以前、こちらの文章にも書いている。

今の職業につながるきっかけは、文句なしに世界地理から始まった。

本格的に学び始めたのは中学生になってから。世界地理の授業がある日は、必ず色鉛筆持参だった。これは白地図に、書き込むときになくてはならないアイテムだ。

例えば、「世界の自然と地形」とかだったら、山脈や川、湖、砂漠などを白地図に色分けして塗り、名称を書き込む。他にも「農業・工業・人口・気候」などのトピックに従って、それぞれに合う場所を記入。この作業が、とても楽しかった。もともと細かいことや、塗り絵なんかが好きだったからかもしれない。色鉛筆で塗りながら、ここでは、綿花が作られているのか・・・。ここは、鉄鋼業がさかんな地域なんだな。広い砂漠!どんな生物がいるんだろう・・・などなど、疑問と興味がないまぜになった、なんとも幸せな時間だった。

完成した白地図を見るのも、楽しみだった。カラフルになった白地図。自分の手で書いたから頑張った感があるし、楽しかったから、書いたことがすぐ頭に入ってきた。何時間かけても理解すらできなかった数学と比べ、なんてありがたい世界地理なんだろう!やっぱり、興味あること、好きなことは身につくのも早いというのを強く実感。

また、仕事でもメリットあり。今まで出会った多くの留学生たちとの会話でも、出身国について知っていることを少し話すと、彼らは喜んでくれ、会話が弾みに弾んだことも何度かある。やはり、世界地理のパワーは半端ない!

画像1

この文章を書いている今でも、私は地図帳を手元に置いてペラペラめくっている。ネットでも、もちろん瞬時に情報が得られるけど、「地図帳をペラペラ」がゆったりしていて、なんとも心地よい。ここはどんな場所で、どんな人がどんな生活をしているのか。縦横無尽に想像するだけで、ワクワクする。

ゲームや携帯がないと生きていけない・・・という人が多い中で、私は地図帳がないと、一種の寂しさを感じてしまう。

やっぱり、私は世界地理が好きだ!









#教育 #世界地理 #地理がすき #日本語教師 #留学生 #白地図 #色鉛筆 #世界地図 #自然 #塗り絵 #綿花 #鉄鋼業 #地図帳



この記事が参加している募集

地理がすき

もしサポートいただけたら、とてもありがたいです。自分をより向上させるための書籍購入や研究会、勉強会の参加費用にします。また、日本在住で中国語圏生徒達の日本語学習のフォローにあてたいです。