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私が取り組んでみた中検3級の勉強法

先日、中国語検定試験について書いたけれど、今日は私なりの勉強法を備忘録代わりに書いてみたい。


1.使用テキスト

私が、メインで使ったのはこの2冊。

『中検3級 ファイナルチェック』は偶然、書店で見つけた。
「ドリルー検定形式問題ーリスニング」のような構成で、1日15分ほどの学びで、30日間で完成できるようになっている。
私は中国語文法の基礎は一応あるとは思うけれど、不完全な所も多かった。それがこの本をやることにより、理解があやふやな部分が見つけられた上に、足りなかった知識も補えて土台がしっかりした感じがする。おまけに初めて知ったことも多く、一石二鳥!
リスニング対策用のCDもついているので、耳を慣らすのにも良い。

『中検3級 試験問題』
これは中検の公式問題集で、実際の問題が2回分収められている。試験の傾向を知るには、うってつけ。聴解試験は音声をダウンロードして聞けるから便利。時間を計って本番の試験のようにやってみると、時間感覚がつかめて有益だった。

私はこの2冊をそれぞれ最初から最後まで3周やった。
1回目にミスした問題に×をつけておき、2回は、×の問題だけやる。3回目はしぶとく×がついているのを、徹底的にやる。不思議にこの頃になると、答えが頭の中に浮かぶようになり、短時間で解けるようになった。

2.過去問題をやる

中検のホームページには、過去の試験問題が解答と共にアップされている。
私はこれを両面印刷し、10年分の試験問題を解いてみた。制限時間は本番より10分ほど短くして取り組むと、ちょっと緊張感も出て飽きない。

3.オリジナル単語帳と歩む

なかなか覚えられない単語などは、100円ショップで売っているA6サイズのメモ帳を活用。

よく間違える四声には、赤丸でマーク!


ページに縦線を引いて3つに分け、そこに中国語の単語、ピンイン、意味を記入。他にも問題をやっていて、なかなかマルにならないものや、気を付けるポイントなども記入。
これをどこにでも持参し、暇があれば開いて確認。日本語を見て、中国語の単語とピンインがきちんと書けるまで、繰り返し練習。
ノートが小さくて携帯に便利なので、フィットネスクラブで自転車こぎをしながら暗記チェックをしたけど、なかなか面白い体験だった。

4.まとめ

最後に、語学は「とにかく繰り返すこと」が大事ではないかと思う。「忘れたら、また覚えたらいいやん!」の気持ちで、楽しんでやるということ。
初めは面倒だな~なんて思っていたけれど、繰り返して取り組んでいくうちに、なんか習慣みたいになってきたし、中国語の未知なる一面に触れられて世界も広がり、純粋に楽しかった。

あくまで自分が好きなように考えて行った勉強法だけれど、中国語を学ぶ皆様のお役に立てれば、とても嬉しいなあ・・・と思う。










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