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【キルギス最終日】国境の町・オシュ そしてありがとうキルギス(旅19日目)

こんばんは!

気づけば16日間も滞在したキルギスも今日が最終日です!

正直後ろ髪を引かれまくってますが、そろそろ中央アジアにも厳しい冬がやってくるので、その前にウズベキスタンを訪れるべく苦渋の決断でこの国境の町・オシュにやってきました

いつかまた来たいなーキルギス



オシュ散歩

2022年10月29日 キルギス・オシュ

昨日は長時間移動なおかつ深夜到着だったのでぐっすり昼前まで休みました
驚異の10時間睡眠です。笑

最終日なのでいつもの通り、のんびり街歩き

オシュはビシュケクよりも5度ぐらい気温が高く
ビシュケクだと終わり頃だった秋もオシュだと真っ只中
Tシャツにジャケット一枚で快適に過ごせるのがちょうど良い

街を歩いていて気づいたのはオシュはビシュケクよりも、顔の濃いウズベク系やタジク系っぽい人が多いです。
あと女性のヒジャブの着用率も増え、国境の町って感じがします

変わりにアルマトゥイやビシュケクに比べて随分とロシア人が減った気がします。
というか宿以外でほとんど見かけなかったです。
旅初日のアルマトゥイで宿難民になったのが懐かしく思えてきます

スレイマン・トーへ

まずはオシュ1番の見所スレイマン・トー

真ん中の山がスレイマン・トー

街のどこからでも見えることができる山スレイマン・トー

この山はイスラーム化される前からこの地域の信仰の対象だったとされ、イスラームが信仰されるようになってからも信仰され、預言者のスレイマン(ソロモン)が逗留したとされる伝説からこの名前がつきました

登り口はここらへん

スレイマン山の一番東側

入り口にて入山料を払います!外国人20ソム(36円)

高尾山より傾斜がきついです

ちょっと侮ってました。

20分ぐらいして頂上付近まで登り終えると街を綺麗に見渡せます

キルギス第二の都市なだけあってオシュは意外と大きな街みたい
ウズベキスタンもすぐ近くに見えます

画像下には天然の”岩の滑り台”があります

頂上付近にあるこのモスク
よくこんな所に建てたな〜

山頂モスク

見るからにソ連チックな外観の博物館もあり
行ってみたかったのですが、キルギスソムが残りわずかでカード支払いもできなかったので断念。(たしか150ソムでした)

とにかく広い本物のオシュバザール

山をくだり次は”中央アジア最大のバザール”と呼ばれるオシュバザール

ビシュケクにもオシュバザールという市場があるのですが、ここはオシュにあるホンモノのオシュバザール笑

とにかく広くて、そしてビシュケクのよりもボロくてなんか雰囲気がすごく良いです。
なんだかミャンマーに似ている気がする

トタン屋根のこの感じとか◎ すごく好き

例の如く、パンや果物、おもちゃや電子機器、文房具なんでも売ってます

中央アジアのバザールは日本人が想像する市場よりも、もはや百貨店です。三越やマルイです。(言いすぎ)

美味すぎたラグマン

夕方になりお腹が空いたのでおそらく最後になるキルギス飯!
バザールの端にあった小さな食堂へ

頼んだのはやはりラグマン!
ラスト・ラグマン!!

200ソム(約360円)

そしてここのラグマンがとにっっっかく美味かった!!
今まで食べたどのラグマンよりもコシがあって具材とうまくマッチしてる

オシュはいろんな文化が交わる場所にあり、ウイグル自治区方面とも近いのもあってよりグルメレベルが高いんだとか(私調べ)

昨日お世話になったラムシャベックさんも
「オシュが一番飯が美味い!そして安い」と豪語してましたが確かに分かるかも!

店のおばあちゃんも親切で、学校帰りのお孫さんが遊びに来てたりで
最後までキルギスのこの素朴さにほっこりします

店名はわかりませんがおすすめです!
地図貼っておきます!

オシュバザールの南端
この赤い看板の店です
(読み方は多分アズィヤ?)

その後は川の対岸にあるもう一つのバザールへ
初めてキルギスに来てお土産屋さんを見ました。笑

ビシュケクでうっちゃんと「なんかキルギスっぽいものを最後に買いたいよね」って探したのですがお土産屋自体が全然見つからず、
地下街の文房具屋でたまたま売っていたそれっぽいキーホルダーを見つけて喜んで買ったのですが

こんなところにあったとは。。笑

なお荷物に余裕がないので次回買うことにします
長期バックパック旅の宿命です

そんなこんなで最後までのんびり街をぷらぷらと周り
穏やかなキルギス最終日でした

キルギスを訪れて感じたこと

さて今日で16日間のキルギス滞在も終わり!!
最初は1週間ぐらいの予定でしたが伸びに伸びてしまいました。

見所は決して多くないのでトルコやタイみたいに万人におすすめできるわけではありませんが、私は好きな国ランキングで一位かも

ホスピタリティ溢れる人々

家族を大切にする人々

お互いを助け合う心の余裕がどこか必ずあり

だからこそ困った時にもなんとかなる。

誰か困っていることがあったら自分も助けよう。そう自然と考えられる。
そんな国のように感じました。

”発展途上”というあまりにも一方的な言い方をすごく考えさせられる国で

私たち日本人がいつの間にか忘れてしまったのかもしれない、大切ななにかをこの国の人たちは持っているような気もしました。

この国にいたときに感じたあの「安心感」のようななにか

家に招いてくれたメネトケチュ村の青年

トン村で真っ暗な中、宿探しを手伝ってくれたおじちゃん

次来た時はキルギスのもっと素晴らしいところを案内してあげると言ってくれたラムシャベックさん

彼らとの思い出はきっと忘れることがないと思います。

なんがか旅が終わるみたいな文章になってしましましたが、旅はまだまだ続きます!笑

明日からはウズベキスタンです!
見所が多く、世界一周の時から憧れ続けていたあのサマルカンドがあるので楽しみです

ではでは〜!



《情報コーナー》

①スレイマン・トー入場ゲート
入場料外国人20ソム(約36円)

②スレイマン・トー博物館
入場料150ソム?カード支払い不可

③スレイマン・トー山頂
景観◎ モスク&滑り台あり

④オシュバザール
中央アジア最大のバザール

⑤激ウマラグメンのお店(アズィヤ)
ラグメン&パン 200ソム(約360円)

看板が目印

⑥Sunny GuestHouse(泊まった宿)
ドミトリー1泊 500ソム(約900円)
アクセス○ Wi-Fi△ シャワー◯


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