【ひがし北海道】 1泊2日旅のすすめ
羽田空港からは横浜までのバスが出ていて、毎回車内で1人反省会とこれからなすべきことのイメージを膨らませながら、都会のビル群と、夕焼けや東京湾の自然の雄大さのコントラストを愉しむ。
畏怖の念すら感じる道東の大自然は、自分の深い領域までコネクトする圧倒的なパワーを持っている。
私はこの凪のような静けさを持ちつつ、太陽のような力強さを持つこの道東の大自然に惹かれている。
が、しかし。
道東から羽田空港に戻ってきた時の感動はエネルギーの質の違いはあるにしろ、その大自然がもつそれに匹敵する。
東京や横浜の都市という形態をもった場所に対して、普段は感動はおろか、切なさややるせなさを感じる。
しかし、人為的なものがほぼない、何にもない場所から都会に帰ってくると、その大都会になんとも言えぬ感動を覚える。
宇宙には秩序というものがある。例えば、水金地火木土天海の太陽系の惑星達は見事な楕円形を描いて衝突を起こさずに廻り続けている。
この秩序というものは、永久不変なもの。
一方、一刻も止まることなく、無常に進んでいくライフサイクルというものがある。
この二つをまとめると、「不易・易」
これらを合わせて、「不易流行」という。
変化のしない本質的なものと新しく変化していくものの調和を計れるものこそ、本物の賢者である。
人の可能性は無限大。ということは、変化がある。
だから、おもしろい。
しかし、本質は戻るところはいつも同じ場所。
絶対的な安心感、安堵感。
ずっと山にいても成長がないし、里に降りていても山の存在を知らなければ本当の自分では生きられない。
やはり調和のとれたバランスが大切。
縄文時代から地球にある物質は変わらないのに、時代とともに変遷を遂げる街並み。
人類はその時代に沿った学びを得るために最適なカタチの生活形態をとる。
何万年というスパンで考えた時には、今は大きな過渡期にあたる。
所有を前提とした資本主義を手放し、分離から統合、共同体意識へ。
外にも内にも寛容になって、この世界をもっと面白く。
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