5項 気持ちを急かさず生きる''成功のカギ''

こんにちは！皆さんは日々ストレスを感じて過ごすことが多くありませんか？

今回はそれによるイライラ、不安感、落ち着きのなさを改善し理性的な判断や行動ができる記事を綴ります。

イライラする時ほど焦らずゆっくりと行動しよう

人はストレスで落ち着かなくなると歩くのが早くなったり、早口になったり、早食いになったりします。動作が慌ただしくなるのです。

周りの人たちにも同じように急かせかした態度を取ってしまいがちです。

これは心の中の焦り・不安・心配・恐怖が身体に表出しています。

自分では気付いていないだけで実は心情は行動に出てしまうものなのです。

イライラしたり、不安感があるなど落ち着かない時はかえって意識的にゆっくり動作をすることを心がけましょう。

例えば緊張するときに行う深呼吸では、ゆっくりと息をたっぷりと吸い、ゆっくりと吐く。こうすることで自然と落ち着きが生まれてくるものです。

落ち着かない時はそのようにしてあえてゆっくりと動作をしてみてください。

スピードは出しすぎず緩めすぎず

リスクと結果はトレードオフの関係ですので、リスクをとればとるほど大きなリターンが返ってきます、反対に失敗した時に被る損失は計り知れません。

車に例えてみると、猛スピードで走ることによって事故に遭うリスクが高まります。仮にそれで大事な用事に間に合ったとしてもスピードを出しすぎたことによって事故で死亡するリスクもぐんと高まります。しかし逆にとてもノロノロと走っていると後ろから追突されてしまいます。

人生に置き換えても同じことが言えると思います。

『起業したい』『成功したい』との思いから無知のままいきなりアクセルを踏み込むことで失敗のリスクは90%以上まで高まります。

『早くしなきゃ』『時間がない』気の焦りからイライラし、感情的になりやすくなったりトラブルを起こしやすくなってしまいます。

逆に緩めすぎるのも良くありません。
ゆったりしすぎると意欲を失い努力することをやめてしまいます。

前項では''落ち着かない時はゆっくり''と説明した通り、バランスよく加速と減速を繰り返して生きていくことが大切です。いきなり始動からいきなりアクセルを踏み込んだり、急ブレーキをかけることはやめましょう。

ちょうど良いスピード感が、継続力を養います。

強いプライドが成功を阻む

ある程度のプライドを持つことは挑戦する上で大切なことです。苦難や非難を受けたとしても大きく崩れることはないからです。

しかしプライドを高く持ちすぎるとかえって心が落ち着かなくなります。

常に結果を求めるようになってしまい、それが手に入らなかったら激しく動揺してしまいます。過去の失敗を何度も気にかけるようになって途中で投げ出してしまうことがあります。

プライドが高い人は基本的に完璧主義ですから、質の高い結果を出すことができます。周りの信頼も得ることができますし、細かいところにまで目が行き届きます。

しかしそのプライドの高さから自分以外の他人にも完璧を求めてしまい人間関係のトラブルを引き起こすことがあります。

細かいところを気にするあまり、全ての進行が遅くなってしまい成功するまでに時間がかかります。

もし周りに嫉妬心を抱くようになると、プライドが強くなりすぎている表れですのでもう一度自分を見つめ直し、ブレない軸を再確認し、目的を明確にしてみましょう。

求める結果はその場を離れた後に来る

人間は欲が深いことから『欲しいもの』『期待しているもの』を早く手に入れようとします。

ですが早く、早くと気持ちが焦るほど自分の望むものは手に入りません。

これは投資において顕著に現れます。株式や外国為替取引を例に出してみると、ここで下がると思ったから売りを入れたのに上がる一方で大きな損失を抱え切られた後に一気に下がり始める。投資家の間ではよくあることです。

値動きは全ての投資家の心理を表したものであり、自分の選択が常に正しいとは限りません。

また、会社の給料が低いからと言ってやめた後に業績が上がり伸びていく会社は少なくありません。

『もう少し居て、働いとけばよかった』などと後悔しても遅いのです。

このように気持ちを急かして行動を続けることによってチャンスと向き合える機会を失ってしまうことがあります。

時には急ぐことも大事なことですが、じっくりと変化に対しての事前準備をして待ち構えることは人生で起こる大概のことに共通して通用するスキルであると思っています。