バーチャルオフィスGatherをコードキャンプではどんな風に楽しんでいるかのお話
コードキャンプで組織開発プロジェクトに携わっているコーポレートチームの小泉です。
リーダーの栗山が記事にしている通り、コードキャンプでは2022年1月からバーチャルオフィスGatherを導入しています。
ちなみに2022年5月時点も「Gather」「Gather town」って検索してもあんまり記事ヒットしないんですよね。もっと人気になってもいいのに…。
今回の記事では導入して4ヶ月、コードキャンプではこんな運用・ルール作りをしてるよ!と、その結果こんな風に楽しんでもらえてるよ!を記載しています。
バーチャルオフィス導入してみたいという方の一例として参考になれば幸いです。
※この記事は2022年5月時点の情報です!
運用方針に関して
コードキャンプでのGather運用はとにかくシンプルで自由を意識しています。
というのも、バーチャルオフィスに限らず、コミュニケーションツール導入後のあるあるの、「利用メンバーが徐々に減ってツールが形骸化する」
ことをいかに防いでいくかというのがポイントになってくるかと思います。
形骸化を防ぐ運用としては、ルールを強めに設定して強制力を働かせる選択肢もあるのですが、
どちらかというと
「何故ログインできないのか(しないのか)」
「どうやったらログインしてくれるのか」
メンバーの心理的な動きにフォーカスするのが組織開発としてベターだとコードキャンプでは考えています。
理想は何かしらの動機で全員のメンバーが自然にログインしようと思ってもらえる状態を維持すること。
そのために、
・ルールはメンバーが自然に覚えられる程度に最小限
・メンバーが楽しめる余白を作っておくこと
・定期的にアンケートを行い、アンケート内容を元にしたコードキャンプメンバーにとってなるべく納得度の高い空間作りを常に意識
を目指しています。
ルールに関して
コードキャンプで設定しているのは3つのルールです。
1.原則出勤時間はGatherにログイン
初手で強制力つよいルールじゃない?!心理的な動き云々どこいった? とツッコミがきそうですね。
慌てないでください。
原則としていますが、ログインしていないから何か罰則があるとかそういうことはありません。
ただ、Gather(バーチャルオフィス)の良さである
「ちょっと質問する」や「雑談」を活用してもらうには、ログイン人数をある程度担保する必要があるので導入初期である現在はこのルールを設定しています。
2.社内MTGは基本的にGatherで実施
MTGに参加していないメンバーは、他メンバーがMTGしているのが視覚情報として入ってきます。
リモートワークでたびたび上がる「他チームメンバーが何をしているかわからない」という課題感に対して効果があるかなと考えています。
MTGに参加するメンバーはzoomやmeetのようにURLを発行する手間がないのでよりシームレスにMTGが実施できます。
※ただしGatherには録画機能がない、背景エフェクトが設定できない等のmeetやzoomに機能面で劣る点があるので、用途に応じてmeetやzoomでのMTGはOKとしておく必要があると思います。
3.名前表記はひらがな
これは表記方法についてアンケートをとらせてもらい、メンバーの要望をそのまま反映しています。
その他、アンケートを元に施策を実施した際は付随したルール遵守を一時的にお願いすることがありますが、できるだけシンプルを基本としています。
メンバーが楽しめる余白をつくろう
コミュニケーションツールを入れた時に導入を推進したプロジェクトメンバーで何とか盛り上げようとする事が多いと思うのですが、本当におすすめしません。
30-40名程度会社のメンバーがいれば、いえ、多分10名もいれば、部署問わず様々なメンバーがGather導入のプロジェクトメンバーの想像を超えたクリエイティビティを発揮してくれます。
そのために、メンバーのみなさんのクリエイティビティをなるべく阻害しない事やクリエイティビティを発揮できるスペースを作ることはとても大事です。
以下はコードキャンプのスペースや仕組みについてについてご紹介です。
コードキャンプの基本スペース配置はこちら
1.プロデューススペース
2ヶ月に1回程度のペースで1-2名のメンバーに交代でプロデューサーとなっていただいて、スペースを自由に装飾してもらっています。
プロデューサーになったメンバーは、趣味やセンス、「好き」をスペースで解き放ってくれています。
プロデューサーのセンスを滝のように浴びることでリフレッシュできるため(諸説あり)、コードキャンプGatherでは人が集まりやすいスペースNo.1です。
ちなみにこのスペース自体のアイデア発案は法人営業部署のメンバーです。大変ありがたいですね。
2.シャッフルランチスペース
Gatherでシャッフルランチ!という装飾スベースも作ってます!
テーマに沿ってGatherのスペースを装飾し、思い出を残したい…そう記録って大事ですよねーー…ということで、スクリーンショットを撮影してslackに投稿してもらうというイベント目的で空間を作成したのですが、気づいたらオシャレなBarなどが爆誕していました。
クオリティが高く、小ネタ要素も満載なためslackで盛り上がります。
メンバーみんな天才なんじゃないかな。
執務室スペースだとどうしても話がしにくい、遠慮してしまうという声がある場合、雑談空間を執務スペースと別で用意するのもおすすめです。
3.オブジェクト✖️コミュニケーションツール=∞
いきなり曲のタイトルみたいになってしまいました。気持ちがあふれて…
Gatherで面白い事、そしてメンバーのクリエイティビティを発揮してもらえる事といえば多彩な「オブジェクト」をおけるというのが大きいと思います。
オブジェクトを置くというのは「Gatherで会話する」よりコミュニケーションハードルが低く、slackなどのコミュニケーションツールと掛け合わせると、Gatherにログインできていないメンバーにも話題を提供できるなどメリットが大きいです。
また、コミュニケーションツールを利用する際はGatherでの出来事を投稿する専用のチャンネルをつくると、ここで∞になります。
すこし想像してみていただきたいのですが、会社の雑談チャンネルなどの他のコミュニケーション情報(オフラインでの交流、ニュース系)が投稿されているチャンネルへ「おもろいキャプチャ」を連続投稿するのはちょっとハードルが高いですよね。
※経験則、Gatherチャンネルへの投稿の9割はキャプチャです。視覚的なおもしろさが優れているので。
専用チャンネルでみなさんにGatherを遊び尽くしてもらいましょう!
ちなみにオブジェクトが多すぎるとGatherが重くなるのでは?という説をコードキャンプで検証したところ「ほぼ相関性はなし」でした。
アンケートで納得感のある空間作りへ
定期的にアンケートをとって、メンバーの声をGatherに反映させる事でメンバーの納得感のあるバーチャルオフィスが徐々に出来上がってきています!
メンバーの皆さんの負担にならない程度にアンケートをとることはお勧めです。
おまけ
・Gatherに問い合わせしよう!
コードキャンプではわからないことはGatherにどんどん問い合わせをしています。
「オブジェクトどれくらい置くと重くなるの?」
「MTGしてると落ちるんだけど何故?」などなど…
色々質問してたら情報交換MTGに呼ばれました!
まとめ
「バーチャルオフィスって何のために導入するんだっけ」を考えた時にメンバーの皆さんがリモートでもコミュニケーションを取れやすくするためという要素が大きいと思います。
「バーチャルオフィス」という施策自体が新しいものなので試行錯誤が続きますが、メンバーのみなさんが少しでもよりコードキャンプ働きやすいな〜!働くの楽しいな〜!と思えるポイントになれば嬉しいです。
次回は「バーチャルオフィスの特性と価値」について書いてみようかと思います。タイトルが真面目ですね。
新しいメンバー募集中です!
最後に採用についてお知らせさせてください。
コードキャンプでは日々新しいメンバーを募集中です!
詳細はこちらのWantedlyをご確認ください。
バーチャルオフィスGatherの導入など、新しいことを楽しんでいるメンバーが多くいます!
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