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柔媚的少女

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少女たちのつぶやき
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(未完成)詩とイラストつくってみた

(未完成)詩とイラストつくってみた

11月1日。
そう、明日は11月1日なのです。
信じられない。オーマイガー。
私がクリエイターマガジンへの参加が決まってから早くも一ヶ月が経とうとしていました。

辺りを見渡せば、いつのまにか山頂は白んで麓の街路樹は紅葉が盛りを迎えていました。
いつからか季節の変化に気も留めなくなりました。
夏休みも文化祭も期末テストも、どれもが今の私には遠い存在になったからだと思います。

少女が大人になる瞬間

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頭をスッキリさせる薬

頭をスッキリさせる薬

 頭の中のごちゃごちゃした雑念をすっきりさせるための薬を飲み始めた。 
 そのおかげで頭の中がとても静かになった。ただ困ったことがあって、それは薬を飲み始めてから文章が書けなくなってしまった、ということ。文章を書いているときに頭に思い浮かんだ言葉たちが、くっついたり離れたりしながらばらばらに空中分解していくような感覚になる。それらを必死に繋ぎ止めようとするのだが、糸がたわんでビーズの穴になかなか入

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夜泳ぐ

夜泳ぐ

夜空を覆う雨の幕なら指を傘に引き留めたのに

1日遅れた「しばらく待って」が宙を泳いで消えていく

もう会えない人のハンガーにさみしさをかけてから眠る

月の素肌に触れたいてのひらは母星を抱いたまま凍る

青いカーテンが燃えるまでこの水溜まりに沈めてくれませんか

少女

少女

朝、あたしの気分はよく分からない。

おろしたての真っ白なシャツの匂いを、一気に吸い込むような感じ。

それから、じんわりと悲しい鉛色がシャツを汚していくような、あの感じ。

気持ちのいい爽やかな朝、そんなものは幻だ。

不思議な癖で、昼間カーテンを閉める。

せっかく差してきた陽を遮ってしまうのもったいない気がするけれど、逆かもしれない。

オレンジ色のライトを点けて、好きな彼の絵をみてみる。

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