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田舎暮らしの仕事創り5.高齢者が求める知識を若者がサポートする事例

私は田舎移住して何度か県内を引っ越し
家無しの時期もある仕事ばかりの日々から
移住6年目で郡部に引っ越しをし、
8年目で独立したキッカケで見つけた
賃貸古民家の集落に入ってから

これが田舎暮らしか…という体験を重ねた。
その一つに前回書いた話がある↓

その他、ホームページ制作指導で相手都合で
報酬が支払われ無かったり、無償搾取など
書ききれてないこともあるけど…まぁね。

これとはうってかわり、かなり良好な関係で
この活動に出会ったからこそさらに
田舎暮らしで仕事創りや生活が楽しくなった。

それは地域のボランティアガイド。
観光だけでなく、地域の歴史や地質や鳥や花、
自然保護活動に清掃活動と様々な活動がある。

年齢層は60歳オーバーの方がメインで
地元の小中高校の課外授業などの講師や
大学の研究の実地検分の立ち合いや
登山やトレイルウォークイベントガイドなど、
本当に多岐に渡り学ぶことがある。

私はそのメンバーに入るつもりはなかったけど
インターネットができる人がいないから
手伝って欲しいと説得され、
今まで農家さんに怒られたり、無償搾取や
報酬未払いなど、散々嫌な思いをしたし、

ネットスキルを軽んじる仕打ちを受けたから
今回もまたそんな感じで利用されたら嫌だし
人間関係が苦手だから断った。

それでも説得され、私の悪い癖で流されて
メンバーに加入した。
するとみんなに心底喜ばれ、頭を下げられ、
『ぼくらはネットのことは何もわからないから
口出ししないしとりあえず自由にして下さい
まずいところがあると指示します。』

と信頼の元任せてくれて、否定もしないし
活動も楽しく面白いし嫌な人もいないし
みんながみんな良い人で差別もない。
お互いに強みや得意分野を出し惜しみせずに
シェアして皆で高め合っている。

徐々に田舎の人間関係で荒んだ私の心が解れ、
自分の元々悪い気質も改善されてきた。
ガイド講習を重ねるうちに活力が沸き、
地域貢献、地域創生、歴史や環境保護活動を
自発的に行うようになった。

私の田舎暮らしの悦びでもあるし
先生になりたかった夢も少し叶ったし
人脈も増え、良い人ばかりと付き合えた。

教えてもらうことも沢山あるし、
こんな私でも必要としてくれるし、
年齢関係なく皆が尊重し合っているので
私が返せるネットスキルのサポートは
できる限り行い知名度をあげる貢献ができた。
活動記録も配信し、環境省から表彰もされ、
皆さんの努力が認められて嬉しかった。

これからも裏方で皆の活動を遺し、
町の歴史学習や環境調査に役立つ資料にして
次の世代にわかりやすく伝わればと思う。

田舎暮らしの仕事創りはアイデアと行動で
たくさん生み出せる。
ただ、成功して長続きするかは別問題。
人との関わりも大事で、
良い活動には良い(価値観が合う)人が集まる

私は本当に周りに助けられて改心している。
自然環境も遺産で、産業を生み出してくれる。
私は感謝の気持ちを行動で還していく。

田舎暮らしの仕事創りは
・無いものを創る
・困り事をサポートする
・得意を活かす
・経験を応用する
・スキルを教える
など業種にこだわらず、
必要なことを様々なシーンで活かせるけど、

田舎では協力・共生・無料奉仕思考が多く
地元の人対象として大金を稼ぐのは
かなり貴重なスキルや、ほど良い人間関係が
必要で、かつ慎重にならならないと難しい。
(助け合い精神の善し悪し)

観光や全国の人を対象にする仕事をするか
その仕事をしている人の手伝いをすることは
重宝され、特に高齢経営者のサポートにもなり
役所関係の仕事も見つけることができる。
ただやみくもにすると失敗するので要注意。
また田舎移住で仕事創り・人間関係について
必要が有れば体験談含めて記載していく。

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