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おおざっぱなコラム 日本人のための大人の義務教育

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義務教育を終えても、「これくらい常識的に知ってないとだめじゃん?」という内容をできるだけ集めたいと思います。
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#発達障害

発達障害の遺伝について調べた

0歳時時点で、発達障害の兆候が出ていることがわかったので、もうほぼ遺伝のようです。あとは、妊娠中の母親の生活問題です。お酒、薬物、ストレスなどです。あとは男女とも、高齢出産ですと発達障害率が上がります。 論文発表とかあるので、紹介していきます。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsbpjjpp/21/2/21_69/_pdf https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/to

HSP 繊細さんはビジネスの的にされているだけだった!

前からちょっと変だなと思っていたのですが、いつもの益田先生の解説でとっても腹落ちしました!! そうそう、これこれ。 HSPは精神医療用語ではない。 HSPは、カウンセラーや本などのビジネスに利用されている。 HSPは、ある意味、甘えで、「私って繊細だから」というとまともな人から、笑われる。「繊細」といえば、社会が許されると思っているのがおかしい。 HSPは、ちゃんとした精神病でいうと、いくつかの病気の、ざっくりしたまとめ特徴でしかない。本来の病気は、発達障害、うつ病、回避性

益田先生のカサンドラ症候群の解説です。

この先生は説明がわかりやすいし、治療の説明などもしてくれます。 カサンドラ症候群は、一番多いケースが、夫が発達障害(特にアスペルガー)で、奥さんがうつ病や適応障害になってしまうパターンです。 夫は、外面ではまじめな人で、第三者には発達障害かどうかなんてわからず、「あの家のご主人は、まじめでいいよね」といわれますが、奥さんのほうは、とんちんかんな夫の対応や、空気読めない、気配りしてくれない夫にうんざりしてしまいます。 夫婦以外には、会社の同僚や上司・部下のケースや、兄弟の

小学生で給食を残す子が増えている。

ADHD、発達障害が増えたからじゃないの? だいたい、ADHDは集中力がなく、あちこちふらふら多動ですもん。関連度が高いです。 たぶん、これだと思うなあ。 だって、給食でお肉でホルモンはまずでてこないから、肉が口に刺さるなんてことはないし、もそもそすることもない。 でも、野菜は微妙に特有のにおいもあるし、切り方によってはもそもそしたり、ここで紹介したように三角に切ったら、舌にあたっていやだっていう発達障害の子供はいるのだ。 たぶん、大人になって我慢できるようになるまで、治

通信講座の案内があったのでご紹介。「子ども発達障害支援アドバイザー」資格取得講座

正直本音をいうと、あー、またどっかの団体が天下り先とか、資格ビジネスで金稼ぐんだろうなあ・・・って思ったのですが、逆に、もし普通の保育士さんや、発達障害の子供を持つ親は、一度講座を勉強したほうが全体的なことがわかっていいかなと思ったので紹介します。 ちなみに試験の開催元はこういうところです。 自分の子供が、仮に発達障害だとして、障害支援センターの付属の医師とか、相談員の人から聞いているだけだと、自分の子供の今の分しかわからないですよね? でも、こういう講座があって、「全

発達障害や知的障害がある子供さんがいるときに、配偶者が「支援学級」を理解してくれないときに読むとよい話をご紹介。

たぶん、発達障害などでお子さんの学習遅れなどがある場合、お母さんのほうが早く気が付くし、多くは病院につれていったり、支援センターにいくのはお母さんが多いと思います。だから、先に気づいているお母さんは、細かいところに気が付かない夫に、うまく説明できなくていらいらしたり、「普通学級でいいやん。何が問題あるねん」などといわれると冷たく感じると思います。 たぶん、これはきっと障害のあるお子さんがいる家庭では、必ず訪れる1つのハードルかもしれません。 「ムーちゃん」の漫画でも、お父さ

発達障害グレーの人の仕事の悩みは、これを見るとよい!

益田先生は、わかりやすいし、前向きの話で、親切なので、聞くといいと思います。 マルチタスクの仕事は、まじに発達障害の人には難しいです。 はっきりいって、発達障害の人は (A) 一流企業で出世する といった競争の厳しい仕事はえらぶべきでない。もっと健常で有能な人がたくさんいるから、ハンディがある人は厳しく、入社しても、すぐうつ病になってしまう。 (B) 度合いや得意不得意で、業種や職種を選ぶこと。 たとえば、アスペルガーの人は、司法書士、博物館員など、こつこつやれる仕事を

発達障害の人の、夜尿症、おむつ取れ遅れなどについて

私は、AIと脳科学を研究しています。 その中で、「こういったことができない」というのは、多くの場合、脳のどこかの不全になるケースが多いです。 発達障害の人の、「あれが困っている」というのは、たいがいが脳のどこかに原因があることが多いです。 (残念ながら、環境以前に、遺伝です。両親、祖父母の誰かが発達障害が発現するような遺伝子を持っていたことが多いです。あとは、何か金属や化合物を胎児、幼児期に多くとってしまって脳損傷があるなどでしょう。要は、出方がひどいか軽度で当人も気づかなか

DCD 協調運動障害について

発達障害の児童、場合によっては大人になっても、体の動きが不器用とか、手足がばらばらに動くなどは、この障害のようです。 ADHDの人を見ていると、歩くときも大人になってもわりとふらふらしていたり、急な体勢を整えるときに手足がばたばたしていて、よくものを落とします。 (よくADHDの人は、鍵、財布、身分証明書カードなど、よく紛失するのは、おそらくこの運動障害のせいかなと思います。) 大人でそれなので、子供は特にそうだと思います。 少し前にこういう記事を書きました。 htt

発達障害の子供の走り方の改善

これは、子供さんが発達障害で、やたらと走るのが遅い、足全体がバランスよく成長してない、体幹がしっかりしてない、転びやすい・・・といった改善ができますので、この漫画をご覧になるとよいと思います。 保育士や発達障害専門医などと相談されて、似たようなことになっていないかを見るとよいと思います。 小さいうちに治しておけば、大人になってから、さっそうと歩いて自信が持てるようになるでしょう。 あまりにも、なんでもかんでも作業や移動が遅いと、社会での活動に支障をきたしたり、職場の同僚

発達障害の人から学ぶ ~ビジュアルスノウ現象~

うーん、若いうちから、老眼でもないのに、こういうTVの砂嵐みたいなのが、よく見えていると、本当につらいですよね。 自分でオフとかできないし、気分や当日の調子で、こんなんになるんですよね。 確率的に多いだけで、発達障害の人、全員に出る症状というわけでもないようです。 生まれてからずっとこれってことは、他の普通のひとが、目を閉じたら真っ暗っていう感覚がわからないですよね。 そういえば、発達障害って治らないのに、「障碍者手帳」が2年更新ってなんか変ですよね。せいぜいが、5年

発達障害の子供の偏食は、感覚過敏・感覚異常のせい。

以前に、脳に障害があると感覚の異常さがあるとか、過敏すぎるといった話を書きました。そのうちの1つに、発達障害がありえます。 前回は、「うるさい音が苦手」でしたが、音だけではなくて、肌の感覚(ちくちくする、寒暖差など)、みえるものの精度や光がまぶしすぎると感じやすいなどもありますし、特に今回やばいのは、味覚と口の中の感覚です。 特に3-7歳で好き嫌いが激しいと食べられるものが限られてしまうし、旅行などにもなかなかいけません。 このことは、あまり知られていないかもしれないので

発達障害に関する、新しい学び

この先生の説明が丁寧で、よく整理していて、さらに今までも知らなかったことがあって、素晴らしい。 これは、脳科学とメンタルヘルスを研究している、私の学びをまとめたものです。 家族が発達障害だとか、部下に発達障害がいる・・・という方は、勉強になるかもしれません。 当人は、辛いと思うので、私のほうからコメントするのは、差し控えたいと思いますので、嫌なら読まなくていいです。ただ、リンク先には素晴らしいアドバイスが書かれているので、それはお役に立つと思います。 性別での比率としては、